国 名: パキスタン・イスラム共和国
(Islamic Republic of Pakistan)
2006年9月現在
一般事情
1.面積 79.6万km2(日本の約2倍)
2.人口 1億5,540万人(2005年)(年人口増加率1.9%)
3.首都 イスラマバード
4.人種 パンジャブ人、シンド人、パターン人、バローチ人
5.言語 ウルドゥー語(国語)
6.識字率 53.0%(2005年)
7.宗教 イスラム教(国教)
8.略史 1947年 英領インドより独立
1948年 第1次印パ戦争
1952年 日パ国交樹立
1965年 第2次印パ戦争
1971年 第3次印パ戦争
1999年 無血クーデター(ムシャラフ陸軍参謀総長)
2002年10月 総選挙実施
2002年11月 ジャマリ内閣発足
2004年6月 フセイン内閣発足
2004年9月 アジーズ内閣発足
政治体制・内政
1.政体 連邦共和制
2.元首 パルヴェーズ・ムシャラフ大統領
3.議会 2院制
4.政府 (1)首相 ショーカット・アジーズ
(2)外相 ミアン・クルシード・カスーリ
5.内政 (1) 2002年10月、99年のクーデター以来初めて総選挙が実施され、議会が復活し、ジャマリ内閣が発足し、ムシャラフ大統領は行政権をジャマリ内閣に移譲。
(2)2004年6月、ジャマリ首相の辞任を受け、フセイン首相が就任し、次期首相にアジーズ蔵相を指名。
(3)2004年8月、アジーズ首相就任。9月2日、新内閣が発足。
(4)2007年、下院選挙、大統領選挙予定。
外交・国防
1.外交基本方針 (1)イスラム諸国との連帯を重視しつつ、インドへの対抗上、中国との緊密な関係を構築してきている。また、西欧諸国とも友好関係を構築してきている。
(2)2001年9月の米国同時多発テロ事件以降は、テロとの闘いにおいて、米国を始め国際社会と協力して取り組んでいる。
(3)2004年1月の印との首脳会談で対話プロセスの開始につき合意し、関係改善が図られている。
2.軍事力 (1)予算 2,502億ルピー(2005/06年度予算案、経常予算の19%)
(2)兵役 志願制
(3)兵力 陸軍55万人、海軍2.2万人、空軍4.5万人
パキスタンは、インドが98年5月中旬に2度にわたり地下核実験を実施したことへの対抗措置であるとして、同月下旬2度の地下核実験を行った。
経済(単位 米ドル)(パキスタン経済白書05/06年)
1.主要産業 農業、綿工業
2.GNP(実質) 1,125億ドル
3.一人当たりGNP 847ドル(05/06パ経済白書)
4.実質経済成長率(GNP) 6.6%
5.物価上昇率 8.0%
6.失業率 6.5%
7.外貨準備高 112.27億ドル
8.総貿易額(04/05) (1)輸出 144.0億(ドル)
(2)輸入 187.5億(ドル)
9.主要貿易品目(04/05) (1)輸出 綿花関連製品、皮革製品、合成繊維衣料品、米
(2)輸入 原油、石油製品、機械類、化学品、鉄鋼、食用油
10.主要貿易相手国(04/05) (1)輸出 米国、英、UAE、独、香港
(2)輸入 サウジ、クウェート、米、日本、独
11.通貨 パキスタン・ルピー
12.公定為替レート 1米ドル=59.81ルピー(05/06)
13.経済概況 (1)パキスタン政府による経済・財政改革及び国際社会による支援等が功を奏し、昨年度は経済成長率8.4%を達成するなど、パキスタン経済は大幅に改善している。
(2)一方、高いインフレ率や貧困率等が課題。
14.債務残高 対外累積債務残高340.37億ドル(04/05)
15.会計年度 7月1日~6月30日
経済協力(単位 億円)
1.我が国の援助実績累計(単位:億円) (1)有償資金協力(2005年度まで、ENベース) 8,569.00
(2)無償資金協力(2005年度まで、ENベース) 2,023.06
(3)技術協力実績(2005年度まで、JICAベース) 345.52
(億円) 有償 無償 技協 (ENベース)
2004 実績 275.82 100.13 21.40
2.主要援助国(2003年支出純額ベース) (1)日本 (2)英国 (3)米国
日パキスタン二国間関係
1.政治関係 経済協力関係を軸として伝統的友好関係を維持。
2.経済関係 (1) 対日貿易(我が国財務省貿易統計)(単位 億円) (イ) 貿易額 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年
輸出 270.6 268.3 189.7 155.9 184.3 157.0
輸入 652.3 608.6 896.0 1,043.9 1,340.0 1,668.8
(ロ) 主要品目(2005年:数値は上位20品目中の関連品目が対日貿易全体に占める割合) 対日輸出 綿糸他繊維製品(59%)、その他の原料品(8%)、革製品(8%)、魚介類(6%)
対日輸入 一般機械(31%)、自動車及び同部品(40%)、電気機械(11%)、化学品(5%)
(2) 我が国からの直接投資 (03/04経済白書)(単位 万ドル) 5,740(98年度)、1,770(99年度)、910(00年度)、650(01年度)、1,410(02年度)、1,510(03年度)、4,520(04年度)
(94年度から03年度(04年3月まで)の10年間の累積額:3億1,790万ドル)
3.文化関係 文化無償協力、モヘンジョダロ遺跡修復事業協力、南西アジア青年招聘、講演、展示等を実施。日本において1984年ガンダーラ美術展、86年インダス文明展、98年ブッダ展、2000年インダス文明展。
4.在留邦人数 850人(2005年10月現在)
5.在日当該国人数 8,610人(2005年在留外国人統計)
6.日系企業数 約30社
8.要人往来 (1)往(1990年以降)
90年 海部総理大臣
92年 秋篠宮同妃両殿下
95年 橋本通産相
97年 池田外相
00年 森総理大臣
01年 田中外相
02年 緒方総理特別代表
堀内総理特使
04年 川口外相
05年 中川経産大臣
町村外相
小泉総理大臣
06年 麻生外務大臣
(2)来(1990年以降)
90年 カーン大統領(即位の礼)
92年 シャリフ首相(公式実務訪問)
93年 バーバル・アリ蔵相
96年 ブットー首相(公賓)
97年 アビダ・フセイン人口福祉・科学技術相
ゴース・アリ・シャー教育相
98年 シェイク・ラシード・アフマド文化・労働(等)相
ゴーハル・アユーブ・カーン外相
サルタージ・アジズ外相
01年外賓 サッタール外相
ショーカット・アジズ蔵相(大統領特使)
02年 ショーカット・アジズ蔵相
ムシャラフ大統領
ハイダル内相
03年 カーン商務相
シェルパオ水利電力相
05年 カスーリ外相
アジーズ首相
9.両陛下・皇族の御訪問等 天皇皇后両陛下が皇太子同妃両殿下として御訪問(62年1月)
三笠宮殿下が御訪問(73年2月)
秋篠宮同妃両殿下が御訪問(92年11月)
10.二国間条約・取極 文化協定(58年)、租税条約(59年)、友好通商条約(61年)、航空協定(62年)、投資保護協定(2001年)
11.二国間政治宣言 日パキスタン共同宣言(2005年、小泉総理パキスタン訪問の際)
(Islamic Republic of Pakistan)
2006年9月現在
一般事情
1.面積 79.6万km2(日本の約2倍)
2.人口 1億5,540万人(2005年)(年人口増加率1.9%)
3.首都 イスラマバード
4.人種 パンジャブ人、シンド人、パターン人、バローチ人
5.言語 ウルドゥー語(国語)
6.識字率 53.0%(2005年)
7.宗教 イスラム教(国教)
8.略史 1947年 英領インドより独立
1948年 第1次印パ戦争
1952年 日パ国交樹立
1965年 第2次印パ戦争
1971年 第3次印パ戦争
1999年 無血クーデター(ムシャラフ陸軍参謀総長)
2002年10月 総選挙実施
2002年11月 ジャマリ内閣発足
2004年6月 フセイン内閣発足
2004年9月 アジーズ内閣発足
政治体制・内政
1.政体 連邦共和制
2.元首 パルヴェーズ・ムシャラフ大統領
3.議会 2院制
4.政府 (1)首相 ショーカット・アジーズ
(2)外相 ミアン・クルシード・カスーリ
5.内政 (1) 2002年10月、99年のクーデター以来初めて総選挙が実施され、議会が復活し、ジャマリ内閣が発足し、ムシャラフ大統領は行政権をジャマリ内閣に移譲。
(2)2004年6月、ジャマリ首相の辞任を受け、フセイン首相が就任し、次期首相にアジーズ蔵相を指名。
(3)2004年8月、アジーズ首相就任。9月2日、新内閣が発足。
(4)2007年、下院選挙、大統領選挙予定。
外交・国防
1.外交基本方針 (1)イスラム諸国との連帯を重視しつつ、インドへの対抗上、中国との緊密な関係を構築してきている。また、西欧諸国とも友好関係を構築してきている。
(2)2001年9月の米国同時多発テロ事件以降は、テロとの闘いにおいて、米国を始め国際社会と協力して取り組んでいる。
(3)2004年1月の印との首脳会談で対話プロセスの開始につき合意し、関係改善が図られている。
2.軍事力 (1)予算 2,502億ルピー(2005/06年度予算案、経常予算の19%)
(2)兵役 志願制
(3)兵力 陸軍55万人、海軍2.2万人、空軍4.5万人
パキスタンは、インドが98年5月中旬に2度にわたり地下核実験を実施したことへの対抗措置であるとして、同月下旬2度の地下核実験を行った。
経済(単位 米ドル)(パキスタン経済白書05/06年)
1.主要産業 農業、綿工業
2.GNP(実質) 1,125億ドル
3.一人当たりGNP 847ドル(05/06パ経済白書)
4.実質経済成長率(GNP) 6.6%
5.物価上昇率 8.0%
6.失業率 6.5%
7.外貨準備高 112.27億ドル
8.総貿易額(04/05) (1)輸出 144.0億(ドル)
(2)輸入 187.5億(ドル)
9.主要貿易品目(04/05) (1)輸出 綿花関連製品、皮革製品、合成繊維衣料品、米
(2)輸入 原油、石油製品、機械類、化学品、鉄鋼、食用油
10.主要貿易相手国(04/05) (1)輸出 米国、英、UAE、独、香港
(2)輸入 サウジ、クウェート、米、日本、独
11.通貨 パキスタン・ルピー
12.公定為替レート 1米ドル=59.81ルピー(05/06)
13.経済概況 (1)パキスタン政府による経済・財政改革及び国際社会による支援等が功を奏し、昨年度は経済成長率8.4%を達成するなど、パキスタン経済は大幅に改善している。
(2)一方、高いインフレ率や貧困率等が課題。
14.債務残高 対外累積債務残高340.37億ドル(04/05)
15.会計年度 7月1日~6月30日
経済協力(単位 億円)
1.我が国の援助実績累計(単位:億円) (1)有償資金協力(2005年度まで、ENベース) 8,569.00
(2)無償資金協力(2005年度まで、ENベース) 2,023.06
(3)技術協力実績(2005年度まで、JICAベース) 345.52
(億円) 有償 無償 技協 (ENベース)
2004 実績 275.82 100.13 21.40
2.主要援助国(2003年支出純額ベース) (1)日本 (2)英国 (3)米国
日パキスタン二国間関係
1.政治関係 経済協力関係を軸として伝統的友好関係を維持。
2.経済関係 (1) 対日貿易(我が国財務省貿易統計)(単位 億円) (イ) 貿易額 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年
輸出 270.6 268.3 189.7 155.9 184.3 157.0
輸入 652.3 608.6 896.0 1,043.9 1,340.0 1,668.8
(ロ) 主要品目(2005年:数値は上位20品目中の関連品目が対日貿易全体に占める割合) 対日輸出 綿糸他繊維製品(59%)、その他の原料品(8%)、革製品(8%)、魚介類(6%)
対日輸入 一般機械(31%)、自動車及び同部品(40%)、電気機械(11%)、化学品(5%)
(2) 我が国からの直接投資 (03/04経済白書)(単位 万ドル) 5,740(98年度)、1,770(99年度)、910(00年度)、650(01年度)、1,410(02年度)、1,510(03年度)、4,520(04年度)
(94年度から03年度(04年3月まで)の10年間の累積額:3億1,790万ドル)
3.文化関係 文化無償協力、モヘンジョダロ遺跡修復事業協力、南西アジア青年招聘、講演、展示等を実施。日本において1984年ガンダーラ美術展、86年インダス文明展、98年ブッダ展、2000年インダス文明展。
4.在留邦人数 850人(2005年10月現在)
5.在日当該国人数 8,610人(2005年在留外国人統計)
6.日系企業数 約30社
8.要人往来 (1)往(1990年以降)
90年 海部総理大臣
92年 秋篠宮同妃両殿下
95年 橋本通産相
97年 池田外相
00年 森総理大臣
01年 田中外相
02年 緒方総理特別代表
堀内総理特使
04年 川口外相
05年 中川経産大臣
町村外相
小泉総理大臣
06年 麻生外務大臣
(2)来(1990年以降)
90年 カーン大統領(即位の礼)
92年 シャリフ首相(公式実務訪問)
93年 バーバル・アリ蔵相
96年 ブットー首相(公賓)
97年 アビダ・フセイン人口福祉・科学技術相
ゴース・アリ・シャー教育相
98年 シェイク・ラシード・アフマド文化・労働(等)相
ゴーハル・アユーブ・カーン外相
サルタージ・アジズ外相
01年外賓 サッタール外相
ショーカット・アジズ蔵相(大統領特使)
02年 ショーカット・アジズ蔵相
ムシャラフ大統領
ハイダル内相
03年 カーン商務相
シェルパオ水利電力相
05年 カスーリ外相
アジーズ首相
9.両陛下・皇族の御訪問等 天皇皇后両陛下が皇太子同妃両殿下として御訪問(62年1月)
三笠宮殿下が御訪問(73年2月)
秋篠宮同妃両殿下が御訪問(92年11月)
10.二国間条約・取極 文化協定(58年)、租税条約(59年)、友好通商条約(61年)、航空協定(62年)、投資保護協定(2001年)
11.二国間政治宣言 日パキスタン共同宣言(2005年、小泉総理パキスタン訪問の際)