新型コロナワクチン“職場接種”414件の申請【新型コロナ】
2021/06/08
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ワクチン接種 取り残されるお年寄り 「寝たきり」実態把握進まず
毎日新聞 2021/6/9 18:31(最終更新 6/9 18:31) 有料記事 1581文字
新型コロナウイルスワクチンで、政府が目指す「1日100万回」の接種に向けて作業を加速する中、寝たきりで生活する「在宅介護」などのお年寄りが取り残されている。自治体の接種事業は、診療所での個別接種や大規模会場での集団接種が中心で、自宅での訪問接種に取り組む自治体が少ないためだ。寝たきりで外出が難しいお年寄りに、どうワクチンを行き渡らせるかが問われている。
「市の広報誌をつぶさに見ても、外出困難な高齢者がどうしたら接種を受けられるか、どこにも書いていない」。脳幹出血で寝たきりとなった妻(82)の介護を23年間続けている夫(74)は、ため息をつく。
夫婦が暮らす東京都西部にある市では、一つの接種会場で集団接種を行っている。会場には、要介護5の妻をストレッチャーに乗せて、介護タクシーで行く必要があり、往復だと約3時間かかる。夫は「長時間の外出は妻の体力がもたない。集団接種会場に行くのはあきらめた」と話す。
市に自宅での接種は可能か問い合わせたが、「そういう方法はやっていない」と告げられた。その後、市は近くのクリニックで特例的に接種を受けられるか検討する方針に切り替えたが、寝たきりの高齢者が感染すれば重症化しやすく、夫婦は不安な日々を送る。
厚生労働省はウェブサイトで…(後略:有料)
警察庁によると、都道府県別では大阪が最多の24人、兵庫12人、北海道と東京が各10人、福岡6人、京都と沖縄が各5人、神奈川4人、千葉と愛知が各3人、栃木2人。岩手など13県が1人だった。
男性が61人、女性36人。年代別では20代1人、30代4人、40代6人、50代13人、60代18人、70代29人、80代22人、90代4人だった。
広島県大規模接種スタート 会場はガラガラ 福山市
配信
岐阜県羽島市は9日、市内の民間高齢者施設で、新型コロナワクチンの接種を2回終えた80歳代の女性に、医師が誤って3回目を接種するミスがあったと発表した。女性の健康状態に異常はないという。
同市によると、本来は同じ部屋に入所する別の女性に接種する予定だったが、看護師が対象者を間違えて準備を進め、医師も確認しないまま接種した。看護師は接種券を持参せず、本人確認の手続きをしていなかったという。