新天皇最側近に小田野氏が就任へ 現東宮大夫、円滑始動を狙い
天皇代替わり後に、新天皇を支える側近トップの侍従長に、現在も皇太子さまの側近部局の長を務める小田野展丈東宮大夫が就任することが8日、政府関係者への取材で分かった。侍従長は過去2代、外務省事務次官経験者が就いていた。小田野氏は外務省出身ではあるものの該当しないが、約200年ぶりの天皇退位に伴う代替わりを円滑に進める狙いがあるという。
岩手県出身。1970年に外務省入りし、駐ミャンマー大使や欧州連合(EU)日本政府代表部大使などを歴任。2012年9月から2年間、宮内庁で皇室の儀式や外国との交際を担当する部署の式部官長を務め、16年5月から現職。
皇嗣職大夫に加地隆治宮務主管
時事通信 3/8(金) 11:37配信
新天皇即位で、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の「皇嗣」になることに伴い新設される皇嗣職大夫に、宮家のお世話をする責任者である加地隆治・宮務主管(写真)が就任する予定=宮内庁提供
時事通信社