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マクロン仏大統領、コロナ陽性
【12月17日 AFP】(更新、写真追加)フランス大統領府は17日、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が新型コロナウイルス検査で陽性と診断されたと発表した。今後1週間自主隔離を行うという。
大統領府は、マクロン氏が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の「初期症状を示した」ため検査を受けたところ、陽性が確認されたと発表。国の規則に従って「今後1週間自主隔離を行い、遠隔で公務を続ける」と説明した。(c)AFP
中国が仕掛けるワクチン外交 「健康のシルクロード」建設着々
【12月17日 AFP】世界の富裕国が供給量に限りのある大手製薬会社の新型コロナウイルスワクチン確保に奔走する中で、中国は積極的に、資金力の弱い国々に中国製ワクチンの提供を申し出ている。だが、その気前の良さは100%利他的なものとはいえない。中国政府が求めているのは外交上の長期的な見返りだ。
この戦略には、新型コロナ流行初期の中国政府の対応への怒りや批判をかわし、中国のバイオテクノロジー企業の知名度を上げ、アジア内外での中国の影響力を強化・拡大するなど、複数のメリットがある。
早期厳格ロックダウンのNZ、コロナ不況から脱出 7~9月GDP14%増
【12月17日 AFP】ニュージーランド統計局が17日発表した7~9月期の国内総生産(GDP)成長率は、前期比14%増と過去最高の伸び率となり、新型コロナウイルス流行に起因する景気後退から一転、記録的な回復を遂げた。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のロックダウン(都市封鎖)措置が導入された4~6月期のGDP成長率は、前期比11.0%減だった。
グラント・ロバートソン(Grant Robertson)財務相は、新型ウイルスの封じ込めに成功したニュージーランドの努力が報われたとの見解を表明。「景気回復は、われわれがパンデミック(世界的な大流行)早期に厳格な対応を取ると決断した結果だ」と述べ、「給与補助金制度で労働者180万人を支援し、インフラ整備や職業訓練、雇用創出にも数十億ドルを投じた」と続けた。
ロックダウンで強制的に動きが止まっていた個人消費や建設業が、その後の成長をけん引した。市民生活がほぼコロナ以前の日常に戻る中、小売業、宿泊業、飲食業はそれぞれ42.8%増と急回復。建設業は52.4%の伸びを見せた。
厳格なロックダウンで市中感染を防ぎ、徹底した検査の実施と接触者追跡によって二次感染に対応したニュージーランドの新型コロナ対策は、広く称賛されている。
人口約500万人のニュージーランドの累計感染者数は1744人で、死者数は25人のみ。現在の感染者数43人は全員、入国の際に感染が確認された事例だ。現在も入国は厳しく制限されており、国際便の到着客全員に2週間の隔離が義務付けられている。(c)AFP
アラブの春から10年 中東の人々が語る破れた夢
【12月17日 AFP】「革命は、どんなことも可能だと私に教えてくれた」──チュニジアの反政府デモに参加した目まぐるしい日々を回想しながら、アメニ・ギマジ(Ameni Ghimaji)さんは言った。10年前、「アラブの春(Arab Spring)」の口火を切ったのが、チュニジアのデモだった。
チュニジアのジン・アビディン・ベンアリ(Zine El Abidine Ben Ali)元大統領は、波のように広がった反政府デモで失脚した最初の国家首脳だった。アラブの春によって、中東・北アフリカ地域を強権支配していた指導者のうち、ある者は政権を追われ、ある者は無残に権力にしがみつき、各国は数年に及ぶ動乱や衝突、内戦に揺れた。(後略)
全豪OPは2月8日開幕、当初予定から3週間遅れ ATP発表
【12月17日 AFP】男子プロテニス協会(ATP)は17日、来季初めの日程を発表し、四大大会(グランドスラム)初戦の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)は2月8日に開幕すると明かした。同大会は当初1月18日に開幕が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で遅れる形となった。
選手たちは1月15日からオーストラリアに到着し、その後2週間の隔離期間に入る。選手たちは指定されたホテルにとどまらねばならないと報じられていたが、1日5時間まで練習や運動が許可されることになった。
SPUTNIK