24日、エチオピア北部ティグレ州からスーダンに逃れた人たち（ゲッティ＝共同）© KYODONEWS 24日、エチオピア北部ティグレ州からスーダンに逃れた人たち（ゲッティ＝共同）

　【ナイロビ共同】エチオピア北部ティグレ州で9日に起きた虐殺について、エチオピア人権委員会は24日、市民少なくとも600人が死亡した可能性があると発表した。同州では連邦政府軍と、州政府を率いるティグレ人民解放戦線（TPLF）の紛争が続いている。

　人権委によると、虐殺を行ったのはティグレ人の若者ら。州治安組織も主要道路に展開し、逃げる市民を射殺するなど加担した。敵対するアムハラ人を身分証で特定し標的にした疑いがあり、人権委は「人道に対する罪と戦争犯罪に当たる恐れがある」と非難した。

　虐殺はティグレ州南西部の人口約4万人の町マイカドラで発生した

 

エチオピア人権委員会：ティグライ虐殺で少なくとも600人が死亡-BBCニュース

Ethiopia human rights Commission: At least 600 killed in Tigray massacre - BBC News

2020/11/25

Ethiopia's human rights Commission says at least 600 civilians were killed in a massacre in the northern Tigray state earlier this month. United Nations aid workers have warned that emergency relief supplies are running out in the Ethiopian region of Tigray after weeks of fighting there. A spokesman for the UN humanitarian affairs agency, Saviano Abreu, said it had been blocked from sending staff or supplies. The UN refugee agency says the number of people who've crossed into Sudan has climbed to 40,000. The UN Security Council is due to hold its first meeting later on Tuesday to discuss the fighting in Tigray. Please subscribe HERE http://bit.ly/1rbfUog

エチオピアの人権委員会は、今月初めにティグライ州北部での虐殺で少なくとも600人の民間人が殺害されたと述べています。国連の援助労働者は、エチオピアのティグライ地域で数週間の戦闘の後、緊急救援物資が不足していると警告しています。国連人道支援機関のスポークスマンであるSavianoAbreuは、スタッフや物資の送付が阻止されたと述べた。国連難民高等弁務官事務所によると、スーダンに渡った人の数は4万人に上ったという。国連安全保障理事会は火曜日遅くに最初の会議を開き、ティグライでの戦闘について話し合う予定です。