④実効再生産数が1を割っていれば良い事ではなく実効再生産数の基礎関数は、一週間変化率であって、これが増加に転じた時に危険信号と考えねばならない。放置すればすぐに一週間・二週間変化率が連れ立って正の値になる。それがSurgeの始まりだが、実際には反転増加の時点で対策を取らないと間に合わない
⑥今見えている現象は、遅行関数であることを考えないと対応は完全に手遅れになる。 日毎新規感染者数は14日の遅行指数。 反転過程において実効再生産数は7日近い遅行関数。 最悪、気がついたときには20日近い手遅れとなる。
⑦一週間くらい前から下げ止まりが明確だったのよね。指数関数で考えても明らかに減衰と増加の二つの波の合成波であることは見えてきていた。 エピデミックが終息せずに下げ止まるというのは、次の波が来ていて合成波が±0になるという事。 直ちに対策しないとすぐに次の指数関数的増加が始まる。
⑧しかも、実際にはそれが14日前に発生している。