とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

光る海

2006年11月26日 04時46分31秒 | 創作詩
 わたしは思い出の海へ行った。
 わたしは、一人で浜辺を歩く
 わたしは、一人でこの海へ来たかった
 それは、ずべてから離れ、すべてを思い出したかったからだ
 
 いろんなことがあった。

 私は、すべてを思い出したかった。

 子供を生んだ時の喜び

 小さかった子供達との幸せな日々

 一度しかない人生の貴重な時間の全てを

 過去は美しいものだ、というのは本当だ。
 ふりかえると、美しいことしか思い出さない。

 海が光る
 美しい過去が光る
 私の過去の若さが光る

子供は成長すると、家をでてゆく
 母親から離れてゆく それでいいのだ

が、人生をふりかえるに 女は男によってよりも
 母親になることによって より深く女になるような気がする

そして、次に男という異性の存在の貴重さに深く気づくような気がする
 それは女になったからだ  

 女にしかできないこと 男にしかできないこと
 それに気づく事によって 初めて 男と女は対等になるような気がする 
 
息子たちよ good-by

私は、これからは天にのぼって空気の精になります。
 あれっ!どうして最後が「人魚姫」になったんだろうか?

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 訂正 ソクラテス | トップ | なぜ私はカバのために書くのか? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

創作詩」カテゴリの最新記事