とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

政治に関するtwitter(2024/8/17) (2)

2024年08月17日 18時17分49秒 | 政治に関するtwitter
物価高、低賃金に国民は苦しみ、6人に1人の子どもが貧困で食事も満足に取れない。次々に襲ってくる天災には知らん顔して、現実に79年間無かった戦争には強い関心を示し我々の血税をぶち込んでいく自民党政府がそんなに好きですか?
速報: BRICSは10月のBRICS+サミットにパレスチナを招待する。
 
おととい放送されたNHK「新・ドキュメント太平洋戦争 1944」。同年夏、日本が植民地としていたサイパンに米軍が上陸し日本軍が敗北した時、陸軍省軍務局長の佐藤賢了は何と言ったか。「女子どもは玉砕してもらいたい」。大和民族の気魂を世界と歴史に示すため「生き延びずにみんな死ね」と放言した。
 
(続き)サイパン島で市民の「玉砕」が起きたあと、日本では知識人や学者までもがこれを美化礼賛し、異様な情緒的文言で讃えた事実は、昨年上梓した『この国の同調圧力』でも紹介した。大日本帝国の政府と軍は人の命を粗末にし、当時の「インフルエンサー」も「愛国の高揚感」に酔ってそれに追従した。
 
(続き)NHK「新・ドキュメント太平洋戦争 1944」。特攻についても、新聞やラジオは「純真で誠実な若者の悲壮な自己犠牲」を美化礼賛し、市民はそれに煽られて「愛国の高揚感」に酔った。作家たちも、大げさな修辞で「事実上強制された体当たり自殺攻撃」を「美しい戦いぶり」と物語化して称揚した。
 
(続き)NHK「新・ドキュメント太平洋戦争 1944」。サイパンで両親を失い米軍に保護された少女。戦後、家族に恵まれて幸せに暮らした。彼女が死んでいたらこの写真はない。こんな風に戦後の人生を築けた人が、本当はもっと多かったはず。多く命を断ち切ったのは、当時の日本政府と社会風潮だった。
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(続き)NHK「新・ドキュメント太平洋戦争 1944」。この番組を観て改めて憤りを強く感じたのは、当時の日本政府と日本社会における人の命の軽さ。情緒的な「愛国の高揚感」に酔い、人の命をとことん軽んじ失わせた。今また当時と同じ「愛国の高揚感」に酔う日本人が増えている。政治の中枢も含めて。
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