とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

農業のさかんな地域、干拓地・開墾地・用水路と第六章「室町時代」

2013年06月16日 09時06分51秒 | 私のこと(日記)

梅雨らしい雨が降っているので、朝早く庭に出てアジサイをながめた。 

 

昨日「鎌倉時代」を読み終わった。やはり日本は仏教の影響が強いと思った。日本人の無常観はそこからきているのかな?

(ただし、神道と仏教との関係・ちがいは今だに正確には分からない。) 

 

  わたしは無宗教が好きだが、アジサイをながめていると知らず知らず虚しさがこみあげてくる。それは「無常観」なのだろうと思う。昨日の範囲、鎌倉文化を読み、最近やけに浮かんでくる虚しい気分の正体が分かったような気になった。たとえば、こんな随筆は心境にぴったしくる。

 

行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず よどみに浮(う)ぶうたかたは かつ消えかつ結びて久しくとどまりたるためなし 世の中にある人とすみかと またかくのごとし

            鴨長明作 『方丈記』

 

    (流れゆく川の流れは絶えることがない。そして水は次々に新しい水に入れ替わっている。水たまりに浮かんでいる泡も、消えたりまたできたりしてとどまることがない。この世の中にいる人もまた住まいも同じようなものだ)

 という無常観(仏教的な考え方、形ある物はいつかは壊れ、生きている者はいつかは死んでしまう、永遠に存在するものなどはこの世にないという考え)を表した冒頭で有名な鴨長明作の『方丈記』は傑作。(宝島社文庫『日本史』 後藤武士 P121)

   

   ちなみに私はおそらく『方丈記』は全部読んでいない。ただ学校の授業で一部に触れただけだ。若いときの怠慢は今頃マズイと後悔する。もしも読破していたならば、感慨はもっと深かっただろう。後悔先にたたずとはこのこと。もっとも後悔なんてしていたらとりとめがなくなるので、後悔はブレーキをかけて制御する。厳選して味わうのが「後悔」の醍醐味だ。

 

   さてと、ステックタイプのインスタントコーヒーを買ってきてあるのでいれてこよう。

   日曜日だけれど、範囲をこなさなければならない。コーヒーを飲んで一日の始まりに備えよう。

   今日は「室町時代」か・・・・・・・・先を急ぎますので今日はこれでサラバ

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