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天木直人ブログ:国民一揆がおきてもおかしくない一枚の写真  2017-08-27

2017年08月27日 12時19分33秒 | 時事問題(日本)

国民一揆がおきてもおかしくない一枚の写真

 
 
安倍首相が山梨で夏休みをとって小泉、森、麻生氏ら元総理と政局の話をしたらしい事は報道で知っていた。

 しかし、こんな国民感情を逆なでするような事をやっていたとは知らなかった。

 二日前に大手紙が一斉に流した、小泉、森、安倍、麻生氏が大笑いしているあの写真の事である。

 なぜ各紙が流したか。

 それは笹川陽平が三日前の自らのブログで公開したからだ。

 こんな写真を自慢気に公開した笹川陽平は軽率の極みだ。

 笹川陽平は山梨の鳴沢村にある自慢の別荘で彼ら4人を招いて会食させていたのだ。

 私が軽率だと書いたのは、こんな写真を公開した事によって国民の怒りに火をつけ、ただでさえ危ない安倍自民党政権が、今度こそ国民の手で倒されかねないと思うからだ。

 もっとも、国民の一揆が起きるためには、大手新聞が、ただ写真を掲載するだけではなく、この四人の首相がやったことと、その四人を食事に招いて自慢した笹川陽平について、わかりやすく解説する必要がある。

 そうでなければ国民は気づず、ただの首相たちの馬鹿笑いで終わってしまう。

 さすが首相たちは優雅な連中だ、羨ましい、で終わってしまう。

 小泉、安倍政権は対米従属に終始して日本を米国に売り渡し、ここまで日本を格差社会にした首相だ。

 その後見役の森喜朗は、2000年の小渕首相の急逝のドサクサに、クーデターまがいの不正な手続きで首相になり、この国の政治を清話会支配(旧福田派)にしてしまった男だ。

 麻生は吉田茂の孫であり、岸信介の孫の安倍が二度首相をやれるぐらいだから、安倍の後に俺がもう一度やる、と顔に書いているような男だ。

 笹川陽平は笹川良一の三男で、笹川良一という人物は、戦前、戦中を生き抜いた右翼のドンであり、岸信介らと並んでA級戦犯容疑者であり、あの児玉誉士夫を部下に持つほどの闇資金まみれの人物だ。

 その資産を受け継いでいるのが笹川陽平ら世襲息子たちだ。

 そんな連中が、いまでも日本を牛耳って大笑いしている。

 大手新聞は、写真を掲載するだけではなく、その事を書くべきだ。

 いやしくも大手新聞が民主主義を掲げるなら、いまこそ平成の国民一揆が起きるように、国民を覚醒させるべきである。

 日本に民主革命が起きるとしたら、今をおいてないのだから(了)


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