やっとこの本を読了した。
春日武彦的感受性が、おもいきり全面にだされている。
上から無難に講釈するのではなく、当たっていようが、外れていようが、リアルタイムに生き考えている自分というものをさらけだしている。そう、それしかリアルタイムに”現代”を語る手立てはないのかもしれない。
わたしたちは、どこか、ささくれ、荒れている。
表面的な癒し系の商品や商売が並んでいるが、どれも付け焼刃的でぴらぴらで . . . 本文を読む
人生上の自分の仕事は、まだ沢山残っているけれど、
いや、これから、人生いよいよ修羅場に入ってゆくのだろうけれど、
わたしは生活を粘り強くつづけていくだろうけれど、
心のなかの 亡霊のような過去の自分を切り捨てたい。
わたしは、まるで潮風にふかれながらのように
微笑みながら、いとしい過去にさよならを告げている。
悲しみでもない。喜びでもない。
なんと表現したらいいものか分からないけれど、
いとし . . . 本文を読む
このところ、信頼度が薄れてきた朝日新聞社だが、週間朝日を読んでみた。
感心したのは、二つの記事でした。
★皇室取材20年の岩井克己(朝日新聞編集委員)が語る「秋篠宮ご夫婦の「思い定めたご出産」
「秋篠宮家の自然流」・「天皇家」の流儀など、やわらかい品のいい記事が好感度でした。ゆったりとしたユーモア感覚のある天皇ご一家のほのぼのとした自然流のお姿が描かれており、心がなごみました。
美智子さ . . . 本文を読む
昨日は、蒸し暑い日だと思ってぐったりしていましたが、今朝は雨ですね。
今年は花の切りもどしに挑戦していますが、1Fのペチュニアは7月末に切りもどし、どうやら成功したらしく今でも花がたわわ。2Fのビオラはタイミングが遅すぎて失敗。みんな枯れてしまった。だが、昨年植えていたインパチェンスの種がもぐっていたらしく、ビオラのあとに白いインパチェンスがふさふさと咲いている。
う・つ・く・し・い! 励まされ . . . 本文を読む
もう 一つ昔の前の話になりますね。地下鉄サリン事件。
古い話といえば、古いですが、特殊な事件だと言えばそれで片づきますが、暗い話だからよそうと言えば、その通りなのですが、忘れられない要素を含んだ事件なので、今日は、あえて語らせていただきたい。
わたしは、あの日、ちょうど事件発生30分後に地下鉄に乗っていました。
いつものラッシュのあわただしい時間帯。
約束があるので、とにかく目的地へと急いでいま . . . 本文を読む
今日は、蒸し暑く、ぐったりしています。内田樹さんのブログのなかで興味深い発言をとっておいたので、それで、ちょっと「下手な考え、休むに似たり」をします。
(何年だったかな?)
11月17日
『AERA』の取材で、I川記者が来る。
彼は前に村上春樹『アフターダーク』の特集のときにも、インタビューに来てく
れた、たいへん「聞き上手」なジャーナリストである。
今回の特集は「ディセンシー」。
「礼儀正し . . . 本文を読む
鈴木康博の「ダレか胃薬クレ」を買いました。昨日聴きました。
かなりのイメージチェンジだ。
2年以上かけてすべて書き下ろしたという詩は、搾り出したような現代社会に対するメーセージだった。11曲すべてのメーセージを、深くうけとめたい。
「ユメ返せアイ返せ」
(要約)
週刊誌やテレビやらで
噴出した疑惑 ウワサしたりして
ハンパなドラマ見るよりも 役者はそろい
ホントの涙ウソ涙 舞台は早変わり
更 . . . 本文を読む
昨日は、所用で でかける。
地下鉄にのる。
と、車内でアナウンス。
「ただいま、東京メトロではテロに対する厳戒体制をしいております。お近くに、不審物を発見したら、ただちに乗務員あるいは警察官にお知らせください」
やけに、何回もアナウンスが流れる。
思わず聞いてしまった隣の人に。
「なにか、特別なことがあったのですか?」
「いえ、ないと思います。最近はいつもこうですよ」
ふ~~。
. . . 本文を読む
昨日は、何回も書き直してもすっきりせず。
もう少し、整理したくて再挑戦。
わたしは、テレビは見ていないので、テレビ報道のことは語れません。
しかし、PCのニュース記事を見るかぎり、約40年ぶりに皇室に男児が誕生したことで、これで皇位継承の問題が当面片付いたと強調されているのが、安直すぎて疑問です。
ただ男児が生まれれば皇位継承者問題が解決したとするのは、天皇は誰が継ぐべきであるのかが、明快にな . . . 本文を読む
今朝は、いくらか楽ですね。昨日は、蒸し暑かったですが。
紀子さまが、(予想通りというか)男児をご出産あそばされた。
心から、お祝いもうしあげます。
が、わたしは、思う。
男児出産は関係ない。皇室は、女性天皇の道を開くべきであると。
ここまで検討がささやかれ始めているのを先送りしても、問題解決にはならないと思うんです。今後、天皇家の女性が男児出産に苦しめられるのは同じです。
この意見は、人 . . . 本文を読む
2001年『すばる』5月号の「ミラン・クンデラの実在の無感覚」から、
「非共産化されたボヘミヤで過ごした最初の滞在のあいだ、向こうで
ずっと生活をしていたある友人が私に言った。我々に必要なのはバルザ
ックのような小説家かもしれないよ。だって、きみがここで見ているの
は資本主義社会の創設であり、それには当然、資本主義社会に見られる
俗悪で、残酷で、愚劣なものがすべてが、成り上がり者たち、詐欺師た
. . . 本文を読む
K.ODAが届いて、まあ、聴きましたけれどね、アマゾンのオフコースのカスタマレビューを読んだら、あまりの熱狂ぶりに、ちょっとね、もうオフコースのことを書くのは嫌になりました。
一人で黙って、聴きたい時に聴くことにしました。
あっ、「K.ODA」と「AFTER]は重ねて置いておきました。
「K.ODA」があんまり暗すぎるから。
ヤスさんの最新アルバム(?)「ダレか胃薬クレ」で、また抑制の利 . . . 本文を読む
オフ・コースが1970年にレコード・デビューしてから35周年ということで、今までのアルバムが復刻版の紙ジャケットで売りにだされている。
ピンポイント襲撃で、青春版からスタートして、とりあえず4枚のアルバムを聴きおわりました。
ふむ、やっぱり北山修のソロアルバムのほうがいいなあ、と思いつつ聴いていたのですが、最後の5枚目に鈴木康博のソロベストアルバム「AFTER」を聴いたら、ころっと参った。
す . . . 本文を読む
今朝のベランダの緑もきれいです。ハーブもやわらかさを周りの花にふりまいています。
一輪挿しにはグリーンのスプレィギク。
え~、おそまきながら、すでに解散してしまった「オフ・コース」の主要アルバムを発注しました。
そして浜田省吾のアルバムも2枚購入。商業主義の谷間から流れてくる心のうた。
これでやっと、聞き落としものの、1970年代~80年代へと一歩前進なるか。
アメリカ発のロックの歴史を . . . 本文を読む
世の中 さまざまな人がいる
だから 同じ行為も さまざまに受け取られる
悲しいい時は 本物のお札が偽札にしかならない時
これは 完全に主観の世界だから 客観的には
どっちが 本物のお札か 知らないけれど
けれど 主観的には 偽札にしかならない相手とは
クールに さよなら するだけだ
そう思ってから さよならが 悲しくなくなった
. . . 本文を読む