コロナの勢いが止まらない。政府も小池知事も爆発感染の瀬戸際だ、瀬戸際だと言うばかりで、対策は乏しい。自粛要請ばかりで外国のような徹底的な対策はしない。ごまかしがきかなくなる。日本もアメリカやイタリヤ、スペインみたいになるのはほとんど確実だ。日本の検査数の少なさにも関わらず、感染者は増え続けてる。オーバーシュートは確実に始まる。国民の不安は高まるばかりだ。このところ有名人に感染が出始めた事で、国民の間にも警戒感が出てきてる。いい事だ。コロナは甘くない。ノー天気な国民も本気モードになってきている。コロナの感染状況、感染地図を見ると、人間の欲望が感染を広げてるのがわかる。遊びたい、食べたい、着たい、飲みたい、芸能楽しみたい、観光したい、セックスしたい、人間の無限の欲望が感染を広げてる。ライブハウスでの感染、歓楽街での感染など典型的な感染例だ。欲望が資本主義のエネルギー源だ。その欲望と供にコロナの感染が広がってゆく。自粛とは人間の欲望にブレーキをかける事だ。今の資本主義は、過剰に人間の欲望を刺激する事で成り立ってる。自粛は、パンパンにふくれた風船から空気が抜けてゆくようなものだ。欲望を過度に制限するなら、欲望と供に成立してきた業界がしぼんでゆくのは当然の理だ。今、多くの業界が客不足、需要不足で倒産危機だ。感染防止には、人間の欲望制限、移動制限が効果的だ。コロナウィルスをばらまくのは人間だからだ。ウィルスに足や羽があるわけではない。今、人間に求められてる行動指針とは、欲望をおさえる事だ。あなたや、あなたの大切な家族、友人をコロナから守りたいなら、わきあがる欲望をおさえる事だ。欲望をコントロールできない人間にとって、自由とは毒、青酸カリだ。キリストのような人間には誰もなれない、しかし、少し我慢しなければならない。生涯、修行僧みたいな生活をしなくてもいい。1年位我慢すれば、コロナも収束する。しかしながら、人間は欲望の塊みたいな生物だ。人間から欲望を取り除く事は、ほとんど不可能だ。コロナウィルスは人間の欲望に宿る。コロナとの闘いは長期になるだろう。人間やってるのがつらい。人間やめたくても、やめられない。まだ生きたいよ。