今、エジプトのシャルムシェイクでCOP27が行われてる。そこで日本が3回連続で不名誉な化石賞を受賞した。日本は二酸化炭素の削減に消極的と思われてる。過去3年間で石油、石炭、天然ガスの設備投資に1兆5000億円もの投資を行ってる。世界最大の投資国なのだ。今回の会議にも岸田総理は出席してない。その事も化石賞を受けた原因になってる。英仏首相、大統領は出席している。日本は、口では環境保護、二酸化炭素の削減とか言ってるが、他の先進国からすると、何もしてないと思われてるようだ。政府だけでなく、一般国民も環境保護や二酸化炭素削減には関心が低い。スーパーの袋を有料化したり、プラスチックごみのリサイクルを推進したりするぐらいでは、二酸化炭素排出の削減は効果的でない。省エネの意識は高いが、世界の取り組み方に比べると、まだまだその意識は低い。2100年頃に地球の平均気温が1.5度上がると予想されてる。たかが1.5度、されど1.5度なのだ。1度位たいした事ないと思われるが、100年位で1度も上がるのは、異常なのだ。100万年で1度ならありうる事だ。人間が産業革命以後、たくさんの化石燃料を使用したから気温があがったのだ。人間が過剰な豊かさを求めた結果、気温の上昇をもたらしたのだ。化石賞を3回連続でいただく日本は、多いに反省しなければいけない。この問題は、日本国民のひとりひとりに問われる。過剰な豊かさを求めてるのではないか。あなたの食べた肉は、環境を破壊されて生産されてるのではないか。考えた事あるか。牛は、げっぷで大量のメタン、二酸化炭素を出す。ふんの処理にも環境破壊の問題に直面している。うまい、うまいと食べているが、その陰で食肉生産では、環境を著しく傷つけてる。豊さや利便性は、諸刃の刃だ。人間は、パンドラの箱を開けてしまった。人間が誕生したアフリカでの類人猿には戻れない。生産、イコールお金なのだ。あくなき人間のお金に対しての欲望は、環境どころか人間自身も滅ぼす可能性がある。人間の欲望は、増々肥大化し、地球生態を壊してゆく。人間も生態の一部なのだ。人間は神ではない。生態を壊せば人間も生きてゆけなくなる。その道理を理解しなければいけない。日本の生ぬるい環境保護政策は、世界からは理解されない。考え直さなければいけない。地球は人間の虐待に泣いている。耐え続けた地球が反撃を始めてる。今、気候変動のせいで大洪水や乾燥化が起きている。農作物が取れなければ、人間は生きてゆけない。地球にとって人間は、悪性ウィルス、ガンだ。地球は、今まで寛容に人間のふるまいを黙認していたが、人間を絶滅させる気だ。100年後には人間は絶滅しているかもしれない。