昨日の夜は、米澤穂信の『インシテミル』を読んでいました。
ミステリーです。
ミステリーなのですが、こ、この小説はミステリーマニアをからかっているお話??
ラストで謎解きがあるので、マニアにきちんと落し前はつけているけど……。
ミステリーマニアが大喜びしそうなガジェットが沢山出てくるけど……。
でも、マニアであるのはいいけど外の世界の感覚も必要だよ、ってお話??
私、途中まで謎を真面目に考えていましたが、正解を出すだけでは駄目、とは……。
う~む。
ま、確かに現実は正解とか正論とかを出しても、うまくいくとは限らないしなぁ……。
う~む。と考え込んでしまいました。
濃いミステリーでありました。
ミステリーファンであればあるほど楽しめる作品、なのかもしんない。