狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

笑えばいいと思うよ。

2012年01月23日 18時28分02秒 | その他の日記






 本日の倉敷美観地区周辺は晴れていましたよ! 
 最高気温は八度。最低気温は五度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。




 先日、とあるスーパーにてお買い物をしていた時の事でございます。

 スーパーの中ではお子様達が嬌声を上げながら走り回っていました。
 私は、お子様達は元気いっぱいですなぁ、と思いながらお買い物をしていたのです。
 で、迂闊にも商品を眺めながら陳列棚の角を曲がったら、お子様の一人とぶつかってしまいました。
 慌てて「大丈夫?」とぶつかったお子様の顔を覗き込んだら、お子様は頭を手で押さえたまま私の顔を怯えた顔でぢっと見詰めている……。

 私は意識して表情を作らないと能面みたいな無表情になってしまうそうです。
 それ故、友人や知人に『鉄仮面』と呼ばれたりします。

 笑顔を作って「大丈夫?」と再びぶつかったお子様に訊くと、お子様はこくこくと頷いて走り去っていきました。
 怯えさせたのかもしんない……。

 日頃から意識して笑顔の仮面を顔に張り付かせておかないと駄目であるな、と思った次第にございます。

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『葉桜の季節に君を想うということ』/歌野晶午

2012年01月23日 18時04分58秒 | 小説・本に関する日記






 昨日の夜は、歌野晶午のミステリ小説『葉桜の季節に君を想うということ』を読んでいました。

 最初は物凄く読み辛かったです。

 何故ならば主人公の人物像がいまひとつはっきりしない。
 一人称で物語が進むのだけれども、主人公の年齢に関する説明がない。
 でもって軽くて安い語りの地の文……。
 無頼な人が主人公なのは別に構わないけど、無頼な人を気取った安い人なのかそれとも作者が無頼な人を描こうとして失敗しているのか判断に迷う。
 が、作者を信用して無頼な人を気取った人であろうと判断して読み進めました。
 でないと明らかにおかしな書き方をしてるもん。でもそれでも変。
 主人公の年齢を明示しないなんて。一応、想像できる記述はあるけど信用できるのか? 人物像も変だし。こんな書き方をするのなら叙述トリックでひっくり返すくらいの事をしないと「時間の無駄だったぞぉ~」と叫んじゃうぞ。と思いながら読んでいました。

 え~っと。
 歌野晶午様。すみません。時間の無駄どころか存分に楽しめました。
 最初のほうで能力を疑って申し訳ありません。


 ただ、この仕掛けは効果的だったのですかね? 
 この仕掛けの為に冒頭部は魅力を損ねているようになっているような気もします。
 話をややこしくしただけのような……。
 このお話は仕掛け無しでも成立するような気がするのですが。
 そのほうがストレートに読む側に響くような気がするのですが。
 それにこの仕掛けはありふれているといえばありふれていますからね。


 面白いですよ。
 最初のほうで何かに引っかかってしまっても我慢して読み続けてみて下さい。
 きっと楽しめます。
コメント (2)
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