狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

オンシジウムその3。

2012年02月17日 18時15分29秒 | お花に関する日記





 本日の倉敷は晴れたり曇ったりしていましたよ。
 最高気温は六度。最低気温は零度でありました。
 明日は予報では倉敷は曇り空となっております。
 明日から倉敷美観地区一帯で夜の倉敷美観地区を明りで彩るイベント『倉敷春宵あかり』が始まりますよ。




 上の写真に写っているお花は、「オンシジウム」です。
 オンシジウムのお花に関しては、2010年7月18日の記事2008年9月30日の記事も宜しかったらご覧くださいませ。
 2010年と2008年のオンシジウムのお花の記事です。


 オンシジウムのお花の花言葉は、「神秘的な愛」だそうです。

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『死都日本』/石黒耀

2012年02月17日 18時03分18秒 | 小説・本に関する日記






 昨日の夜は、石黒耀の小説『死都日本』を読み返しておりました。
 九州の霧島火山の地下にある超巨大火山・加久藤火山が最大級の噴火=破局的噴火を起こしたならどうなるのか? というクライシスノベルです。
 また日本という国が超巨大災害によって滅びるかもしれないという時にどのようなことが起きるのか? をシミュレーションした小説とも言えます。

 これほどの大噴火が起こる可能性は短いスパンで考えるともちろん低いです。
 でも過去に同程度の噴火が何度もあったことは確認されているそうなので、長いスパンで考えるといつかはある事なのでしょう。
 しかし、これほどの超巨大災害となると防御は不可能っすね。避難することさえも難しい。逃げ場が無い……。
 でも為政者ならば責任者の地位にある者ならばたとえ数万年に一度の超巨大災害であっても速やかに対策を立てて実行しなければならない。
 でないと日本人の大半が死んでしまう。
 さらに滅亡の淵にある国を再生する為の術を示し、生き残った人達を奮い立たせる必要がある。でも、どのようにそれを行うのか? というお話です。

 もの凄くスケールの大きなお話。
 スケールが大きすぎて頭がクラクラします。
 傑作ですよ。







 以下は、この物語とは関係ないのですが述べさせていただきます。

 はっきり言って、責任者の地位にある者が「未曾有の……」とか「百年に一度の……」とか「千年に一度の……」とか「想定外の……」とか「円高だから……」とか「不況だから……」とか言うのは、「自分は無能です」と述べるのと同義なのでそんな事を言うのは止めていただきたいです。
 述べるのなら退場して下さい。
 コンマ数%の可能性であってもシミュレーションをしておくのが責任者のしなければならない仕事であると私は思うのです。
 出来ないなら責任者の地位に就かないで下さい。
 お願いします。

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