昨日の夜は、高田崇史の小説『毒草師 白蛇の洗礼』を読んでおりました。
QEDシリーズのスピンオフ・毒草師シリーズの第2弾です。
お茶の席で裏千家家元の次男が科警研でも特定できない毒で殺される。
雑誌記者の西田は事件の取材の為、事件関係者に接触するがその直後に第2の毒殺事件が起こる……。
毒は何時混入されたのか? そして使用した毒は何なのか?
犯人は消去法で当てることは出来るけれど、犯人が使った方法は吃驚でありました。
こんなことが本当にあるのでしょうか? あったのかもしれないし、あるのかもしんない。驚きです。
合わせて触れられている千利休についてのお話は、私は正直「う~ん?」って感想です。
千利休がそうであろうとそうでなかろうとどっちでもよいし、説得力も「?」レベルです。
語り部の西田君は今回もホームズ役の毒草師・御名形史紋に罵倒され続けて、そして女性に振られる役回り。
2回続けての女性に振られる役だったけど、これはこのシリーズが続く限り西田君は女性に振られる役回りってことなのでしょうか?
毒についてのお話は面白かったです。