一人静（ヒトリシズカ）その４。

　本日４月７日は、「ローマ法大全」の「旧勅法彙纂」が公布された日で、平忠盛が平氏の武士では初めて内昇殿を許された日で、足利義満が京都室町に造営した室町殿に幕府を移転した日で、フランスが長さの単位としてメートルを導入した日で、明治政府が五榜の掲示の高札を設置した日で、戦艦大和が沖縄への特攻作戦の途上で撃沈された日で、鈴木貫太郎内閣が発足した日で、ユーゴスラビアが国名を「ユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国」に改称してチトーが終身大統領に就任した日で、名古屋で開かれた世界卓球選手権に中華人民共和国チームが初参加してピンポン外交が始まった日で、セントラル・リーグ開幕戦当日に一旦阪神に入団した江川卓の巨人への移籍が発表された日で、イランアメリカ大使館人質事件によりアメリカがイランとの国交を断絶して経済制裁を発動した日で、イラクで日本人３人が身柄を拘束された日です。

　本日の倉敷は曇り空でありましたよ。
　最高気温は十二度。最低気温は十度でありました。
　明日は予報では倉敷は曇りのち晴れとなっております。


　上の写真に写っているお花は、「一人静（ヒトリシズカ）」です。
　一人静のお花に関しては、２０１４年４月１８日の記事や２０１２年４月１９日の記事や２０１１年４月８日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
　２０１４年と２０１２年と２０１１年の一人静のお花の記事です。

　一人静のお花の花言葉は、「隠された美」だそうです。

『人狼 JIN-ROH』

　昨日の夜は、アニメーション映画『人狼 JIN-ROH』のＤＶＤを観ておりました。



　第二次世界大戦がドイツ・イタリア枢軸国と日本・イギリス同盟の戦いで、戦敗国となった日本はドイツ軍に占領された架空の日本。
　戦勝国ドイツによる占領統治下の混迷を抜けて日本は国際社会への復帰をめざし高度経済成長政策を続けている。
　しかしその政策は失業者の増加と都市部への人口移動で凶悪犯罪が増えて社会問題化していた。
　さらに反政府武装過激派集団が勢力を拡大させて過激な武闘闘争を繰り返していて、自治体警察ではそれらの問題に対応出来なくなっていた。
　政府は、国家警察への昇格を目論む自治警のプランを拒否、自衛隊の治安出動も回避する方針を貫くため、新たに高い戦闘力を持つ警察機関「首都圏治安警察機構」を組織した。
　治安維持の為、強化服と重火器で完全武装する「首都圏治安警察機構」の精鋭ケルベロスはテロリスト集団を排除していく。
　しかし、セクトと呼ばれる反政府武装過激派集団とケルベロスは双方とも過激で攻撃的な姿勢から国民の支持を失いつつあった。

　首都圏治安警察機構警備部特殊機甲大隊第2中隊第3突入小隊の前衛隊員である伏一貴は、セクトの運び屋の少女の制圧に失敗。彼女の自爆を許してしまう。
　査問委員会で責を問われ、特機隊員養成学校で再訓練を命じられる。
　少女が眠る共同墓地を訪れた伏は、少女の姉を名乗る女性と知り合う。
　自爆した少女のことを調べていた伏は、その女性と親しくなる。のだけれども……。




　監督は、沖浦啓之。
　押井守原作で藤原カムイ作画による漫画『犬狼伝説』と『犬狼伝説 完結篇』が原作で、押井守の『ケルベロス・サーガ』のケルベロス映像作品三部作の1つだそうです。


　絵柄は萌えの要素がほぼ無いので面食らう人がいるかもしれません。
　かなり細かいところまで動くので私、吃驚してしまいました。
　殺し合いに身を置く男と女のお話で居場所についてのお話でもあります。
　激しい部分はあるものの全体的に静かに、でも高い緊迫感でお話は進んでいきます。
　面白かったですよ。
　楽しめました。