羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

べっぴんさん

2016-10-22 16:35:31 | 日記
 歩みの遅いすみれだが、すみれよりずっとハングリーな人々が一貫して背景に丁寧に描かれ、時々自分の悩みだけ見て歩いているすみれにぶつかったりする。ハングリーな人々は結構毒舌だったり、すみれ何てまるで構わなかったりするんだが「お腹空いた」と自分の空腹とすみれをあっさり切り離してよろよろと去って行ったりとしていて、その辺のドライさと、しかしその人はその人で歩いてゆくんだろうという視点はわりと好きだな。
 今回の話は子供時代の時点で一度割り切った風だったが、母の解雇と自分のことをあっさり忘れていたこと、そして何やら明美から見ると『甘っちょろい』悩み相談に頭にきてしまい、拒否していた。客観的に見てすみれは甘いにしても特に変なことは言ってきてないし、助けた方がいいだろうし、自分以外に助ける人もいなさそうで、最初に自分がハッキリ言ったこたが巡り巡って自分の所にすみれを招いたということもある。そこら辺、余計苛立つんだろうね。「お礼はします」とかも言ってくるし、すみれが現れたことで助けないと一方的に『不義理な人間』にされてしまう。だから断るでも、忙しいでも、わからないでもなく「嫌やっ!」と出てしまった。嫌なものは嫌。これで明美はすみれを拒否した苛立ちまで抱えることになった。明美は自分からストレス抱え込んでいくタイプだろなぁ。このタイプ、有能な人が多いと思う。何事も手を抜かないからね。
 月曜からようやく仲間達が揃うようだ。子役時代の時点で四人揃っての絡みが欲しかった気もするよね。もう過ぎちゃったけどさ。

砂の塔~知り過ぎた隣人

2016-10-22 16:35:25 | 日記

 ママ友地獄のボリュームが大きい。次回からようやく事件の方が動き出すようだ。犯人が単独犯でなく、共謀しているとなると監禁場所(殺害している場合は保管場所)を含めて大分的が拡がってしまうな。今、出てる情報だけだと誰でもいける。特に生かさず殺している場合は何でもありだ。弓子はただ監視とフォローするだけでなく『母として不適切』と判定される行動をしたものに必ずペナルティーを与える感じだが、子供を拐うまではしないから共謀している場合、一応『警告』してから犯行に及ぶタイプなのかね? 事件パートは警察の動きもそう早くない(プロファイリングは発表を含めてわりと早い)からまだホントわからん。
 夫の会社トラブルは一発詰み事案になってるが、2話でいきなり追い込んだな。マンション出たら話が続かないから誰か援助でも入るのかね? 会社パートはママ友地獄と違い上司一人に直球でイビられてただダメージを受け続けるだけだからあんまり見たくないかなぁ。あとは概ね一般家庭の年頃の息子にしてはちょっとジェントル過ぎた長男の裏の顔か。亜紀と血が繋がっていないと、ややこしいな。今回のイビりをその場では黙って見ていたり、腹が見えない。そうする理由らしい描写も特に無いし、あれは血が繋がっていてもいなくも男子的に妙な反応だったかな?