べっぴんさん

　今日、イラスト無いッス。金メダル男も明日載せます。面目無い。
　経緯が拗れていたものの元々いい子の明美はすみれの母としての覚悟や、実際材料を調達した（すみれが直接手に入れたワケではない）事で手を貸してくれたが、一度気を許すと結構お人好しな対応になる明美でもあった。この辺りの件、わりとショートカット気味だったけど。そこからいよいよ三人でベビードレス作りへ。すみれが焼け残ったドレスを出したことで他の二人も商売というより仁義から、一肌脱ぐことにしていた。すみれは事が動き出すとジワーっと前のめりに前進する様子で人を選ぶが、選んだ相手には押しが結構強いな。文系リーダーだね。

プリンセスメゾン

　しっとりした話。BSらしいといえばらしい。幸役の方の可愛いけどモチャっとした手強さと危うさがハマッている。人が一人きりでいる気配が濃厚だけど、そんな人がどこに住みましょう、住ませましょうとある時ある所にひっそり集まって関わり合う図。２話の予告でもう周囲をあたふたさせている幸。人生がかかる程の大金をもって人より場所を求める姿は不合理で何か切実。実際、居てられる場所をキープするというのは夢や使命のようなモノより現実的。幸はそれ自体が夢で使命のようだが、場所への思いからトマト缶を開けて、普段しない美味しそうな料理を作ることができていた。代償行為をしないと上手く普通の場所に戻って来れない人もきっといる。それは滑稽ではなく、その場所がとても正しいと確認する資格を持った人だという気もするかなぁ。

逃げるは恥だが役に立つ

　引っ越し騒動が片付いたと思ったら『契約妻シェア』とは・・・原作が載る雑誌がアレだったら物凄いことになっちゃうよっ。何でバレる→「じゃあ、シェアしましょう」になるんだよ。『じゃあ』の意味がわからん。あの男、伯母と良い仲になるようだが、伯母役のクオリティが高いからもったいないぜ。引っ越し騒動の解決の切っ掛けになったみくりの『一番好き』も急にきた。雇用主を評価するワードとしては大変危険だっ！　会社の飲み会雑談で、課長に係長の仕切りの手際を何となく聞かれたメルティキッスのCMができるクラスの派遣社員の女の子が「係長が一番好き」と答えたらどうなります？　翌日、係長はシベリア支社に異動ですよ。自然の摂理として。恐ろしい、みくりの天然が恐ろしいっ。炊き込み御飯もダメだよね。攻撃力が高過ぎる。津崎は湯でふやかした『お麩』を丼に盛って食べさせられるくらいが適当ですよ。『お麩』、大事っ！！

カインとアベル

　大学らしい大物建築家の作品を出すんなら、建築家のデザインの作風をもうちょっとあの建物の作風に寄せてもよかった気はしたかな？　今のところ父も祖父も案外甘い感じだが、海外事業で失敗するにしてもこれで兄が屈折してゆくとなると、兄は逆ギレ気味になってゆくんじゃないかなぁ。