野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

秋の花咲く陣馬山

2011-10-15 | 探鳥

 

 

 晩秋の花を求めて陣馬山に登ってきた。登っといっても和田峠からだからゆっくり登っても30分ほど。早起きしなくても登れる手近な山が陣馬山のいいところ。その割には、結構山野草が豊富にあるので侮れない。

  着いたのは9時半ごろ、峠の駐車場は有料で600円、すでに3分の一ほどが埋まっている。茶店のわきの階段が陣馬山への登り口だ。

 

スギやヒノキの針葉樹林の切れ目に秋の花がちらほら咲いている。時節がらキク科の花が多い。左上からアキノキリンソウ、ヤクシソウ、左下はカントウヨメナだろうか、おしまいは色づき始めたノブドウの実

 

 

 左上はしそ科の花らしいが自信ない、次の二つはゲンノショウコ、右下はキバナアキギリ

 

 

 

 シモバシラとムコナともいわれるシラヤマギクのようだ 

 

ヤマゼリやツリフネソウも咲いていた。

 

 

 景信山との分岐のところに咲いていたトリカブトとサラシナショウマ

 

 

枯れかけのメタカラコウ

 

 

 頂上が近づいてきたら周囲が明るくなってきた。

 

 

 陣馬山のシンボル馬の像の周りは登山客でにぎわっている。

 

 

頂上の南西側には富士山が、さすがにくっきりとではないが見える。

 

 

 静かなところで昼を取る予定だったが、何分まだ11時と早いので茶店でコーヒーをいただいて小休止とすることにした。

そのあと荷物を置いて周りを野外観察。咲き始めたばかりのセンブリを発見。

 

 

夢中で花に近づいて撮っていたら、すぐ近くの草むらから野兎が飛び出していったのには驚いた。

 

 

 

 ナギナタコウジュも咲いている

 

 ハイカーが多く手近に上れるせいか市街地にみられる雑草の花も多く咲いている。

 

マツヨイグサやネジバナ。

 

 

 木の根元に町ではとっくにかれた彼岸花が咲き残っていた。

 

 山百合の実

 

 ヤマハッカ

 

 ヤマトウバナ

 

 センニンソウの

 

 キク科の花を中心としたお花畑には数少なくなった蜜源を求めて、蜂やチョウが飛び回っている。

 

ヒョウモンチョウ

 

 アカタテハ

 

 嬉しいことに渡りチョウアサギマダラもいる

 

 タムラソウの陰に隠れているので近づいたらさっと逃げられた。残念!

 

 

 

 おしまいにちょっとした草紅葉を。これはトウダイグサの仲間のよう

 

 エノコログサ

 

 タデの仲間

 

 帰りは藤野町側に降りて陣馬山自然公園センターでお昼にした。

この辺で。