富良野の麓郷に泊まった翌日(6月22日)は朝早く起きて富良野岳をめざした。
登山口である十勝岳温泉は標高1270mにあるがまだ雪の世界だった。濃いガスの中東の空から陽が昇ってきた。
左の建物が十勝岳温泉凌雲閣
まさかここまで雪が残っているとは思わなかった。アイゼンも用意してないのでどうやら頂上までは行けそうもないが、気を取り直して行ける所まで行くことにした。
道の両側には大きな蕗の薹が花を咲かせている
三段山分岐周辺
谷のガスは濃くなったり、一瞬だが晴れ上がったりしている。
足元にキジムシロのような花が咲いている。葉の特徴からするとこれがメアカキンバイのようだ。
やはり雪が多いのでアイゼン無しでは登れそうにない。分岐から安政火口付近の斜面を探索することにした。
日当たりのよい斜面では、温められた岩に添うようにエゾノツガザクラが群生していた。
ゴゼンタチバナ
ウコンウツギ
イソツツジも咲き出していた
一時間余りの探索で登山口に戻った。その後は今夜泊まる予定の帯広へ向かうことにした。
途中立ち寄った然別湖
新緑を映した水面が美しかった。
通り過ぎた大平原の中の小さな牧場
狩勝峠で出会ったキタキツネの親子
この辺で