梅雨に入り、ハナショウブがひときわ美しさを増す季節がやってきた。
雨が上がったばかりの北山公園。ハナショウブはまだ5分咲き程度。
群れて咲いている姿も良い
キショウブトの交雑種、愛知の輝き
これはチュウリップのような玉咲をするハナショウブ
花に囲まれた通路で、少女たちはどんな秘密を語り合っているのだろうか
ノハナショウブの改良から始まったハナショウブの栽培は、江戸系、伊勢系、肥後系の三つに分かれて、それぞれの特徴を持ちながら発展してきた。現代では日本だけでも200か所以上の花菖蒲園があり、梅雨の時期に人々の目を楽しませている。
ここの花菖蒲園の良いところは背景がすっきりするように株を離して植えてある所だ。まるで花瓶に生けたように花を撮ることが出来るのが嬉しい。
いくつかの品種を混生して植えていたら偶然に生まれたという、「北山スペシャル」、品種名は現在公募中とか
これもキショウブとのハイブリッド種 初穂
古来の屏風絵を見ているような趣を覚える
夏至の第二候(6月26日から7月1日)は菖蒲華(しょうぶはなさく)。ハナショウブは雨の多いこの時期にふさわしい。
本当に雨の似合う花だ。