外房線「大網駅」。
今回は、茂原駅まで歩くことに。
川沿いの前回歩いた道(「房総東往還」)。
この道を歩くことに。
この付近の今昔。
(現在)外房線沿いに南下するのが「房総東往還」。
(1880年代)
太く記された道が「房総東往還」道。
この時期は、いったん「大網宿」に入り、東金~大網と続く道に合流し、南下していたようです。
短い距離ですが、右に旧道があります。
「病院」脇の道。
合流。
大網白里市のマンホール。
太平洋に面している大網白里市の名勝九十九里浜海岸に朝日が昇るデザイン。
左右に田園風景が広がります。
外房線が遠くに。
「がまの穂」が密生。
ガマとはガマ科ガマ属の植物で6月から8月にきりたんぽやソーセージ、フランクフルトに似た茶色の花を咲かせます。これをガマの穂と呼びます。
ガマの葉は最大で150cmから200cmにもなるほどの大きさで、川沿いや池の周りなどに自生します。
ガマの穂の茶褐色部分は雌花です。ガマの雌花は弾力があってふんわりと膨らんでいるのが特徴です。ガマの穂の上部には細長い棒があり、これがガマの雄花です。
ガマの穂は雄花も雌花も花弁がないのが特徴で、とても花のようには見えません。穂状なことからガマの穂と呼ばれています。
ガマの穂の大きさは10cmから20cmほどで、太さは2cmから3cmほどです。茎が細い分、太いガマの穂はよく目立ちます。群生しやすいのも特徴です。
膨らんだガマの穂を手でつぶすと勢いよく破れるため、爆発すると言われています。爆発したガマの穂からは白い綿毛が飛びだし、種を飛ばして繁殖します。ふわふわと舞う白い綿毛はとても美しくて見ものです
ガマの穂は食べることができます。地下茎は天ぷらにするとよいでしょう。海外では小麦粉にガマの穂の花粉を混ぜてパン、ビスケットにして食べることがあります。アボリジニが食用にしていたという記録もあるほどです。
ガマの新芽や若い穂はクセなく食べることができるでしょう。
ちなみに蒲鉾の名前の由来はガマ(蒲)の穂からです。見た目が蒲鉾に似ていたことからこのような名前になりました。
他にも花粉は蒲黄(ほおう)と呼ばれ生薬として利用することがあります。利尿作用があるとされ、さらに止血薬として使用されることがあります。
(この項、「Green Snap」HPより)
再び、右手に旧道があります。
「水準点」。
国土地理院が管理する水準点は、一等水準点、二等水準点などがあり、全国の主要国道等に沿って約2キロメートル毎に設置しており、各地点の高さを測るための基準として利用されています。
肥料問屋のようです。
小さな祠の脇にあった石塔。刻まれた内容は不明。
この付近の今昔。
(現在)「水準点」9.7と記されている。 (1880年代)旧道が残されている。