おやじのつぶやき2

「おやじのつぶやき」続編。街道歩きや川歩き、散歩がてらの写真付きでお届けします。

JR外房線「大網」~「茂原」。その4。(「房総東往還」を歩く。第3日目。)

2023-11-18 13:54:58 | 房総東往還

農道の先には、外房線の踏切。

              

振り返る。単調な歩道歩き。

ほぼ直線。

 長生郡市広域市町村圏組合章。制水弁。 

国道の西側の低山の麓に民家が並び、東は広く開け、田園地帯が広がっています。沿道には、自動車販売などの大型店が連なっています。

前方に「腰当」交差点。  

※地名は「こし(抉じ)・あて(洪水)」で豪雨後に洪水の危険性のある川沿いの浸食地という意味。(「未知の駅艘ふさ」HPより)

ここを左折し、外房線をくぐります。 

来た道を振り返る。強い日差しのもと、けっこう疲れた!

        歩行者専用道。

              

右手に外房線の鉄橋。

          「阿久(あく)川」。 

下流方向。

この付近の今昔。

                             (現在)旧道は一部消滅し、橋を越えた後に復活。

                             (1880年代)「至本納駅道」とあるのが「房総東往還」。

 「大多喜天然ガス」マンホール。

                  大多喜ガス㈱の前身、「大多喜天然ガス」のマンホール蓋。

千葉県は国内で天然ガスが産出する数少ない地域です。

葉県の天然ガスを葉県で費(千産千消)しているため、輸送時のコストや二酸化炭素排出量を抑えることができるので、

安定した価格で、かつ環境にやさしく、みなさまのご家庭にガスをお届けすることができます。

※「千産千消天然ガス」は大多喜ガスの登録商標です。

(この項、「」HPより)

千葉県の天然ガスは、明治時代の中頃から利用されるほど歴史が古く、現在では純国産の天然ガスの中でも全国第2位の生産量を誇っています。

             

 千葉県の天然ガスは、比較的深度の浅い地下水に溶解していることから、水溶性天然ガスと呼ばれています。また、この地下水は塩分を含んだ太古の海水で「かん水」と呼ばれており、通常の海水の約2,000倍ものヨウ素が含まれています。

 地球上のヨウ素生産地は偏在しており、日本はチリに次ぐ世界第2位の主要産出国であり、国内においては千葉県で生産されるヨウ素が国内生産量の約80%を占めています。

 千葉県で産出される天然ガスとヨウ素は、貴重な国産天然資源として様々な分野で利用され、重要な役割を果たしています。

水溶性天然ガス

 千葉県の天然ガスは、かん水に溶解して地中に埋蔵されています。主成分は地中に埋もれた有機物が微生物によって分解されて生まれたメタンガスです。
 
 この有機物の起源は、地質学的には第四紀と呼ばれる時代(氷河期が始まり、人類が出現した頃)に砂や泥と一緒に海底に堆積した動植物と推定されています。この有機物が分解されて天然ガスとなり、長い年月をかけて地層中のかん水に溶けて溜まり、濃度を増していったものと考えられています。

 このようにして誕生した水溶性天然ガス田は、千葉県を中心とする南関東一帯に広がり、可採埋蔵量は国がまとめた資料によれば3,685 億㎥といわれています。

(この項、「」HPより)

※房総台地は地下水も豊富で、水と火にはこと欠かない土地なのかもしれません。

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