nemo 折々の自然

折に触れて観察した自然などの記録

庭の花 1

2021-06-01 18:40:54 | 日記・エッセイ・コラム

令和3年6月1日(火)晴

 現在、我が家の小さな庭に咲く花を、少しづつ紹介することにしました。最初は「ガクアジサイ」です。

 改築のため庭の右手にあったものを、左手の一番奥に移植して大分大きくなっています。

          

 アジサイ科に属する日本固有の落葉低木。太平洋沿いの限られた暖地(伊豆半島、三浦半島、房総半島、足摺岬、伊豆諸島、硫黄列島、和歌山県の神島)で稀に自生する。

 初夏に咲く清楚な花が美しく、観賞用の庭木としては全国に広く普及している。いわゆる普通のアジサイも本種を原種としており、かつては本種をアジサイと呼んでいた。

 花びらのように見える白いものは、萼(がく)という器官が花びら状に変化したもので、装飾花と呼ばれる。

 花はごく小さな花が密集してできており、装飾花を額縁に見立ててガクアジサイと呼ばれる。ちなみに普通のアジサイは、ほぼ全てが装飾花になっている。

 開花時期は5~7月。中心にある本当の花の色は、藍色が基本だが、ピンク、白、紫のバリエーションがあり、いずれも色の濃淡には個体差がある。

 花は両性花で10本の雄しべと3~4本の花柱があり、小さいながらも花弁の5片ある。花の期間はアジサイより長い。

 アジサイと同様に酸性土壌では花が青系に、アルカリ土壌では赤系になりやすいといわれる。 

 花の後には小さな果実がたくさんできて、秋になると褐色に熟す。ガクアジサイが庭に一株あれば、種子がこぼれて自然に繁殖するほど、その繁殖力は高い。

 葉は直径10~15センチの卵形で縁にギザギザがある。葉の表面は濃い緑色で光沢があり、両面とも毛は生じない。       【Wikipedia】より

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次は「ダンスパーティ」です。

 一昨年の「母の日」に、長女からのプレゼントに鉢植えの「ダンスパーティ」が送られてきました。

 この名前の花があるとは全く知りませんでしたが、調べてみると、日本に分布するガクアジサイとアメリカの園芸種を掛け合わせて作られた

 園芸品種と分かりました。ピンク色の星形の花が八重になって折り重なり、その華やかさから「ダンスパーティ」と名付けられたそうです。

 花期は6月から7月で、分岐した枝の先に10〜20cmの花序ができ、多数の花を咲かせますが、花のように見えるのはガクが発達した

 「装飾花」と呼ばれる部分で、雄蕊と雌蕊が退化しているそうです。花言葉は「強い愛情」とのことでした。

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 花が終わり、そのまま捨てるのも勿体ないと、妻が庭に挿木すると、幸いにも根付きして2年目になり、庭の一角に華やかに咲き誇り、

 我々の目を楽しませてくれています。

          

 


葛西用水桜通りの桜

2020-04-04 22:54:04 | 日記・エッセイ・コラム

令和2年4月4日(土)晴

 今年のお花見は何処へ行こうかと検討していましたが、『新型コロナウイルス』の感染が次第に広がって、不要不急の外出を控えるよ

 うにの行政からの要請もあり、我家の散歩コースにある『葛西用水桜通り』の桜見物で我慢することにしました。

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 東京の桜は、暖冬の傾向から開花日が3月14日と記録的な早さになったと報じられましたが、昨年の『葛西用水桜通り』の桜と、ほ

 同じ期の開花のようでした。

 都内の桜の満開が過ぎた27日に様子を見に出掛けましたが、全体的に五分から七分咲き程度で、樹によって咲き始め、満開、散り始め

   と何バラバラの状態でした。

    

      

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 ところが3月29日に思いもかけず雪が降り、一時は “ 桜隠し ” の状態になりましたが、その後の雨で間も無く雪は消えました。

      

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 翌日は曇で風が強く、明日は雨の予報でしたので、曇天でしたが桜通りの桜が気になって31日の午後から行ってみました。

 ところが蕾が残っていたり、川面には花弁が浮いていたりと、全体的に何か締まりのない咲き方になっていました。 

    

    

 我が家の庭では、今年も昨年と同じ時期に『キバナカタクリ』や『ヒトリシズカ』が顔を出しています。

    

    

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 ようやく穏やかな晴天となった4日に、満開を過ぎた桜を見に出掛けました。

 やはり『新型コロナウイルス』の関係で見物の人は少なく、また大半の方がマスクをしていました。

    

    

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 『新型コロナウイルス』が早く終息することを祈るばかりです。


夕陽に燃える雲と富士

2016-01-20 10:54:36 | 日記・エッセイ・コラム
平成28年1月19日(火)快晴
 そろそろ『ダイヤモンド富士』が見られるのでは、と期待して八潮市にある親戚のマンションを訪問しました。
 マンションのベランダからは視界良好『東京スカイツリー』から『東京タワー』をはじめ、遠く富士が眺められ絶好の場所にあります
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 昨日各地に大雪を降らせた後で快晴の好天気でしたが、残念ながら富士山の山頂付近には雲が纏わり付いており、折からの強風に煽られていました。
 やがて太陽は左肩付近に沈み始めましたが、山頂付近の雲に反射して思っていたような夕景にはなりませんでした。
 『ダイヤモンド富士』には、2、3日早かったようです。
 それでもしばしの間見ていますと、山頂付近の雲が富士の後に入った太陽からの光に反射して光り、空が赤く染まりはじめました。
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 山頂付近の雲が次第に少なくなると、山頂付近の雲が炎のように揺らいで見え、あたかも富士山が噴火しているような感じになりました。
 その雲も次第に消え去り、夜の帳の中に富士山が包まれていきました。
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 気が付くと『東京スカイツリー』 がライトアップされていました。
 それらの夜景を眺めながら、ビールグラスの底にある『富士山』も改めて見直していました。
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45年ぶりの大雪

2014-02-09 00:00:00 | 日記・エッセイ・コラム
 8日未明から振り出した雪は、終日降り続いていました。
 降る雪が気になり窓の外を見ると、隣の家の屋根にスズメが群がっているのを発見。
 こんな時にこんな所にいるとはと、カメラに収めてみました。餌を求めて相談しているのでしょうか ?
 しばしの後、風に煽られるように何処かへ飛び去りました。
 ことのついでに葛西用水付近の様子も見に行ってみましたが、人影もなく車も少ないようでした。
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 9日の朝、雨戸を開けると一面の銀世界。東京の都心では27cmの積雪で、45年ぶりの大雪とのこと。
 我が家の庭の灯籠には画像のように積っていましたが……。
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旅立ち・その2

2013-07-19 00:00:00 | 日記・エッセイ・コラム
 ルリタテハに続いて、ナミアゲハが羽化しました。
 今朝、庭掃除をしていて羽化したばかりのナミアゲハを見つけました。
 クーラーの屋外機の側にある囲いの上に止まっていました。その近くには蛹もありました。
 庭のキンカンやユズなどを餌にしていたものと思われます。
 これも1頭ではなく、多くの数がいたと思いますが、たまたま我々の見られる場所にいたので気が付いたものです。
 しばらく様子を見ていましたが、昼前には飛び立っていきました。
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