nemo 折々の自然

折に触れて観察した自然などの記録

庭の花々

2013-04-29 00:00:00 | 日記・エッセイ・コラム
 ゴールデンウィークは我が家で過しています。
 この時期に庭に咲く花々を採り上げてみました。
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Img_3404アジュガ
 学 名:Ajuga reptans
 別 名:セイヨウキランソウ(西洋綺欄草)
 科属名:シソ科アジュガ属(キランソウ属、ジュウニヒトエ属)
 原産地:ヨーロッパ 、草 丈:10 ~ 30cm
 花 色:青紫・赤紫白、花 径:1 ~ 2cm 
 開花期:4~5月
 アジュガ(Ajuga)は、春先に青紫色の穂状花を咲かせる 這性耐寒性常緑多年草です。
  根生葉(根に近い部分の葉)はロゼット状をしています。 葉は緑色や赤紫色、斑入の品種がありま
 す。匍匐する枝は長く伸びて増殖します。              [植物図鑑より]
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Img_3411フクロナデシコ
 学 名 : Silene pendula L.
 別 名 : サクラマンテマ
 科属名 : ナデシコ科 マンテマ属
 フクロナデシコは地中海沿岸地方原産の一年草。明治中期に渡来。
 種名の pendula は下垂するという意味で、開花後萼が袋状に大きく膨れ下垂する所から、和名フク
 ロナデシコと付けられたそうだ。
 高さは20 ~ 30cm、地際からよく分枝し叢生する。全株に白い毛があり、葉は卵状披針形か長楕
 円形で先端は鋭頭。花は頂生し、1 ~ 1.5cmの大きさの花を集散花序につける。
 開花黄は5~6月。花の色や形が桜に似ている事でサクラマンテマとも言う。
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Img_3405Img_3406_2ヒメウツギ
 学 名 : Deutzia Gracilis、別 名 : ウノハナ、
     科属名 : ユキノシタ科 ウツギ属     
 ヒメウツギは、耐寒性落葉低木です。4~6月ころ
 に花の見ごろを迎える。
 主な自生地は、日本列島の岩場や川岸などの、日当
 たりのよいところで見られる。
 新梢の頂部に円錐花序をつけ、よく分枝する。樹高
 はおよそ150�と小柄。
 花色は白、ピンクなどがある。
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Img_3407Img_3408カンパニュラ
 学 名:Campanula
     科属名 : キキョウ科ホタルブクロ属
 多くは多年草であるが一、二年草もある。北半球の
 温帯に300種分布し、日本にはイワギキョウ、チシ
 マギキョウ、ホタルブクロ、ヤツシロソウなどが自
 生する。
 花は漏斗状鐘形または筒形で5裂し、頂生または腋
 生する。花色は白、青紫などで濃淡の変化がある。
 冷涼で乾燥した気候でよく育つ。
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オダマキ】、【コバノタツナミソウ】。
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贈られた花

2013-04-16 18:16:56 | 日記・エッセイ・コラム
 先日、妻が友人から贈られた鉢植えの花が咲き出した。
 花は小さいが良い香りがする。ランの一種であることは分かったが、その名前が皆目見当がつかず、ネットで調べた結果『デンドロビューム キ
 ンギアナム アルバ』と分かりました。
 【正式な属名】 Dendrobium 【正式品種名】 Den.kingianum var. alba
 デンドロビューム属は蘭科の中でも種類が大変多い属で、世界に1000種以上あるとのこと。
 世界でのデンドロビュームの分布は日本のセッコクが北限で、東南アジアを中心に、ニュージーランド、ポリネシア、インドまで分布していると
 いう。        
 キンギアナムはオーストラリア原産の小型のデンドロビュームで耐寒性もあり、普通種の花はピンク色で、白花のものはアルバ、白花で唇弁が紫
 色のものをシルコッキーと言うとのこと。
 しばらくは良い花の香りに包まれて過すことになりそうだ。
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夕焼け

2012-09-19 00:00:00 | 日記・エッセイ・コラム
Img_3107 夕方6時少し前のこと、
 「虹が見えていますよ !」と近所の方の声に、2階のベランダへ出てみると、東の空に半分ほどの
 虹が見えている。
 急いでカメラを出して撮る頃には大分薄くなっていましたが、二重に見えていたので、撮ってみた
 のがこの画像です。
 また上空の雲が赤く染まっているので西の方を見ると、見事な夕焼けが広がっていましたので、何
 枚か撮ってみたのか次の画像です。
 雲の動きが速く、変化する夕景にしばし見とれていました。
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 昨夜から雷を伴った強い雨が断続的に降っていましたが、それも昼前には上がり時折晴れ間も出る
 ようになっていました。しかし相変わらず雲が多く、予報では雷を伴う強い雨に注意するようにとのことでした。
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Img_3110Img_3111Img_3114  午後になっても雲が多く何時降ってもおかしくな
 いような天候でしたが、それが夕方になってこの
 ような気象状態になったようです。
 それにしても今年の暑さは何時まで続くのでしょ
 うか ?

梅雨入り

2012-06-09 00:00:00 | 日記・エッセイ・コラム
 平年より1日遅く梅雨入りしました。
 この時期の我が家の庭で気が付いた花などをご覧ください。
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Img_0428Img_0433Img_0435  左はユリスイセン科の【アルストロメリア】で、
 花ことばは[幸福な日々]、真ん中は【ホオズ
 キ】、右はその実です。




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Img_0426Img_0420_2Img_0420  左はアカネ科の【コンロンカ】、一名【ハンカチ
 の花】の〈がく苞〉で、花は枝の先端の真ん中に小
 さな黄色で群がって咲きます。ということで花は
 これからです。
 真ん中は【アジサイ】、右はサボテンの花ですが
 これは日が当たらないと咲きませんので、1日前
 の画像です。





東京ゲートブリッジ

2012-05-20 00:00:00 | 日記・エッセイ・コラム
Img_0421 深川まで用事で出掛けたついでに,この2月に開通した『東京ゲートブリッジ』を見物がてら通行
 してみました。
 この道路は、千葉方面から京浜地区へ行く年々増加するコンテナ輸送の湾岸道路の混雑解消のため
 に建設された一般道路とのことです。
 全長は2,618m,海上部分が1,618mで、橋梁の高さ87.8m,航路の限界高54.6mで4車線、総事業費
 1,125億円とのことです。
 日曜日とあってトラック等が少なく,スムースに通過することができました。
 この橋は車輛ばかりでなく、歩行者用のいわゆる東京湾沿いの景観を眺めながらの通路もあり、こ
 ちらはそれなりの人出で賑わっていました。
 この歩道の通行時間は10時から17時ですが、7月1日から9月30日までの金・土曜日は10
 時から20時とのことです。また夜間はライトアップされるとのことで、それも是非見てみたいも
                      のです。
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Img_newImg_2942 そこで、新木場側の橋のたもとにある区立若洲公
 園
の駐車場に入り,少し歩いてみることにしまし
 た。
 駐車場から5分ほどにあるエレベーターを利用し
 て橋に上がり、しばし東京湾岸の景観を楽しみま
 した。






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Img_0425Img_0426  橋の右手には『東京スカイツリー』から『東京タ
 ワー』までが見渡せ、さぞかし夜景が見事であろ
 うと想像されました。
 反対側には『東京ディズニーランド』や『葛西臨
 海公園』などを望むことができます。
 公園内には『海釣り施設』や『キャンプ場』『サ
 イクル広場』『多目的広場』『サイクルロード』
 『遊歩道』などもあり、大勢の人たちが楽しんで
 いました。

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Img_0433Img_0432  その遊歩道を歩いて目に付いたのは、『モモイロ
 ヒルザキツキミソウ』が多く咲いていたことでし
 た。
 画像左は『ヒルザキツキミソウ』で、北米原産の
 アカバナ科の宿根草で、夕暮れから開花する他の
 ツキミソウの仲間と異なり昼咲きで,初夏に白い
 花が咲くとのこと。
 右がヒルザキツキミソウの桃色の品種で『モモイ
 ロヒルザキツキミソウ
』。こちらの方が一面に咲
 いていました。
 日本ではこちらの方がよく見られるとのことです。
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