五稜郭の見学を終わり、バスは函館元町へ行き、異国情緒溢れる教会群や坂道風景を見学しました。
函館元町
函館山の麓に位置した坂の街・元町は、日本で最初に開港した都市としての面影を強く残すエリアです。
早くから外国人が居住していたことから西洋文化が根付き、“和”と“洋”が混じり合う独特の文化・景観を形成してきまし
た。
異なる宗派の教会や寺院が建ち並び、かって役所や外国の 領事館として使われていた建物は観光施設として再利用されて
います。 【北海道観光情報】
八幡坂
昔、この坂の途中に函館八幡宮があったことから「八幡の坂」と呼ばれていました。CMや映画などに多数使われてい
て、函館の坂のなかでもっとも人気のある坂。正面に函館港と、かつて運航していた青函連絡船記念館摩周丸が望めます
いわゆる「元町教会群」のひとつである、英国聖公会の教会。「日本の道百選」に選ばれた大三坂をさらに上がったチャ
チャ登りと教会が建ち並ぶ港ヶ丘通りの角にあります。白壁に刻まれた十字架と、四方に突き出した茶色の屋根が印象的
函館護国神社
明治2年に箱館戦争で殉難した政府軍兵士を祀る招魂社として創建され、昭和14年に函館護國神社と改称されました。
昭和17年に造営された社殿は、多くの他の護国神社と同じく、旧内務省制定の護国神社様式で、流れるようなカーブを描
いた屋根が特徴です。神社では珍しい朱色の大鳥居からは函館市街や津軽海峡を眺望することができ、現在縁結びの宮と
して親しまれています。
夕食はその護国神社の脇にある『沙羅の月』で頂きました。
函館といえばイカ、その活き造りや蝦夷アワビを中心にした海鮮御膳の数々を楽しみました。デザートの夕張メロンも美
味でした。
このレストランは函館山の山麓にあり、ここから名物の『函館の夜景』をバスを利用して見に行くことになりました。
函館山の緑の中を走り、視界が開ける場所からは展望台とは違う景色が望めます。行きは右側、帰りは左側の席がベター
駐車場で降りて階段を登り、ロープウエイの駅舎を通り越した場所が展望台になっています。
既に展望台は観客で満員の状態、写真を撮るのにもしばし待たなければなりませんでした。
どうにかやっとの事で、展望台の一番前にある鉄柵に着き、目の下に広がる夜景の美しさに、思わず歓声を上げるほどで
した。
取り敢えずその景色をカメラに収めることにしましたが、興奮のためかシャッターを押す手が震えてブレブレの画像しか
撮れず、何回か試してどうにか見られる画像を撮ることができました。
夜景の明かり一つ一つは、人工のサーチライトや派手なネオンサインではなく、函館の人が生活する場の照明や街路灯
で、その柔らかい光が、心癒す夜景を形作っているとのこと。
函 館
人口約 27万人の函館市は、年 500万人近くが訪れる観光都市。
1859年、箱館港が横浜、長崎とともに国内初の対外貿易港となり、異国情緒あふれたエキゾチックな街並みが形成された。
函館山(標高334m)の山頂から見る夜景は「日本でも屈指」と評判だ。
好漁場が近くにあり、「函館朝市」「大門横丁」などで四季折々の海の幸が楽しめる。特にイカとコンブが特産品。
観光資源としてはほかに、赤レンガの倉庫群、日本初の西洋式要塞である五稜郭、湯の川温泉などが知られている。
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帰りのロープウエイに並ぶ長い列の脇を通り、駐車場で待つバスに乗り、宿泊場所の『函館大沼プリンスホテル』へ向かいました。
1 時間ほどでホテルに到着。
函館大沼プリンスホテル
駒ケ岳を望む森と湖に囲まれたホテルで、西大沼温泉 森のゆの露天風呂からは池越しに素晴らしい景観が楽しめます。
西大沼温泉 森のゆ
単純泉の「森のゆ」は弱アルカリ性で、無色透明のお湯は柔らかく、この泉質は余分な油を落とし、古い角質をとる「乳化作用」が
あり、湯上りのお肌はつるつるすべすべ、保湿効果もあり美肌効果抜群とのことです。
源泉詳細 源泉名 : 函館大沼プリンスホテル4号温泉、泉質 : 単純温泉 (弱アルカリ性低張性高温泉)

ペルセウス座流星群 【東京天文台】
2018年のペルセウス座流星群は8月13日10時頃に極大を迎えると予想されています。
今年は8月11日が新月のため月明かりの影響はまったくなく、大変良い条件で流星を観察することができます。
多くの流星を見ることができるのは、12日の夜を中心にした3夜ほどでしょう。いずれの夜も、21時頃から流星が出現し始め、夜半
頃から流星が活発に出現するようになり、薄明に近づくにつれて流星の数が多くなっていくと考えられます。
最も多いときで、空の暗い場所では1時間に40個程度の流星を見ることができそうです。
流星はどちらの方角にも現れます。見る方角は気にせず、なるべく空の広い範囲を見渡すようにしましょう。
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レジャーシートに 仰向けに寝て上空を眺めると、目が慣れるにしたがって多くの星を見ることができました。
防蚊対策をしてきたのですか、それでもうるさく付きまとってくるのには参りました。
肝心の流星は時間が早いせいもあってか中々出てくれず、どうにか3回目にしたところで、薄雲が出てきて観察が困難になり、残念
ながら1時間ほどして解散することになりました。
この間ガイドがセットした望遠鏡で、木星の輪などを見たりして時間を過ごしました。
かくして、ツアー初日の長い1日が終わり、ベットに入ったのは12時を回っていました。
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10.26. 上野駅(はやぶさ15号)→ 14.37. 新函館北斗駅 15.00.(大沼交通バス)→ 15.30. 五稜郭公園 16.40. → 17.10. 函館元町見学
… 18.00. 夕食(沙羅の月)19.00. → 19.10. 函館山 1940. → 20.40. 函館大沼プリンスホテル(119号室)… 21.50. 星空鑑賞 22.50.