令和3年6月1日(火)晴
現在、我が家の小さな庭に咲く花を、少しづつ紹介することにしました。最初は「ガクアジサイ」です。
改築のため庭の右手にあったものを、左手の一番奥に移植して大分大きくなっています。
アジサイ科に属する日本固有の落葉低木。太平洋沿いの限られた暖地(伊豆半島、三浦半島、房総半島、足摺岬、伊豆諸島、硫黄列島、和歌山県の神島)で稀に自生する。
初夏に咲く清楚な花が美しく、観賞用の庭木としては全国に広く普及している。いわゆる普通のアジサイも本種を原種としており、かつては本種をアジサイと呼んでいた。
花びらのように見える白いものは、萼(がく)という器官が花びら状に変化したもので、装飾花と呼ばれる。
花はごく小さな花が密集してできており、装飾花を額縁に見立ててガクアジサイと呼ばれる。ちなみに普通のアジサイは、ほぼ全てが装飾花になっている。
開花時期は5~7月。中心にある本当の花の色は、藍色が基本だが、ピンク、白、紫のバリエーションがあり、いずれも色の濃淡には個体差がある。
花は両性花で10本の雄しべと3~4本の花柱があり、小さいながらも花弁の5片ある。花の期間はアジサイより長い。
アジサイと同様に酸性土壌では花が青系に、アルカリ土壌では赤系になりやすいといわれる。
花の後には小さな果実がたくさんできて、秋になると褐色に熟す。ガクアジサイが庭に一株あれば、種子がこぼれて自然に繁殖するほど、その繁殖力は高い。
葉は直径10~15センチの卵形で縁にギザギザがある。葉の表面は濃い緑色で光沢があり、両面とも毛は生じない。 【Wikipedia】より
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次は「ダンスパーティ」です。
一昨年の「母の日」に、長女からのプレゼントに鉢植えの「ダンスパーティ」が送られてきました。
この名前の花があるとは全く知りませんでしたが、調べてみると、日本に分布するガクアジサイとアメリカの園芸種を掛け合わせて作られた
園芸品種と分かりました。ピンク色の星形の花が八重になって折り重なり、その華やかさから「ダンスパーティ」と名付けられたそうです。
花期は6月から7月で、分岐した枝の先に10〜20cmの花序ができ、多数の花を咲かせますが、花のように見えるのはガクが発達した
「装飾花」と呼ばれる部分で、雄蕊と雌蕊が退化しているそうです。花言葉は「強い愛情」とのことでした。
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花が終わり、そのまま捨てるのも勿体ないと、妻が庭に挿木すると、幸いにも根付きして2年目になり、庭の一角に華やかに咲き誇り、
我々の目を楽しませてくれています。
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