nemo 折々の自然

折に触れて観察した自然などの記録

小 暑(しょうしょ)

2010-07-07 22:18:51 | 日記・エッセイ・コラム
梅雨時の蒸し暑い日が続いています。
今日は二十四節気の一つ『小暑』です。また『七夕』でもありますね。
『暦便覧』によれば、
「大暑来れる前なれば也」と記されています。つまり、これからが夏の本番ということのようです。
 梅雨が明け、本格的な暑さが始まる頃で、一昨日の練馬や昨日の郡山のように、梅雨明け前の集中豪雨が多く発生する時期でもあるようです。
     *
【チョウセンアザミ】
 我が家の前にある団地の自転車置場の一角に、巨大な【アーティチョーク(和名・チョウセンアザミ)】が咲いています。何しろ草丈80~120cm
 もあり、アザミを巨大にしたようなユニークな姿が目立ちます。
 これはキク科チョウセンアザミ属の多年草で、大きくごわごわした葉には、深い切れ込みがあり,直径6~10cmの桃紫色の大きな花が咲いていま
 す。
 主茎の蕾が大きく、一株から3~4本の花茎が分枝しています。
 この若い蕾、または開花直前の蕾は食用になるとのことです。

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【アメリカチョウセンアサガオ】 
 その隣には,ナス科チョウセンアサガオ属の【アメリカチョウセンアサガオ】があります。
 団地の方が毎年育てており、近所の方々の目を楽しませてくれています。
 草丈は1mほどで、茎はよく枝分かれする一年草。大型で卵形の葉を持ち,夏に10~15cmほどの漏斗状の白い花を咲かせます。
 【チョウセンアサガオ】の原産地は南アジアで、日本へは江戸時代・明治時代に薬用植物としてもたらされ、和名のチョウセンは、特定の地域を
 表すものではなく,単に海外から入ってきたものの意味とのことです。
 花はアサガオの名のとおり、朝のうちにしか見ることができず,昼には萎れてしまいます。

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