nemo 折々の自然

折に触れて観察した自然などの記録

大内宿

2009-11-01 21:35:48 | 旅行記
Img_0241_2 福島県南会津郡下郷町にある宿場町で、日光今市から会津若松に通じる旧会津西街道,別名下
 野街道(享保時代、関東圏に会津の物産を運ぶ重要な街道だった)、南山通りに沿った山間の
 平地にある。
 江戸時代の宿場の雰囲気をよく残しており,全長450mの往還に沿って、道の両側に妻を向け
 た寄棟造,茅葺の民家群がほぼ等間隔に並んでいる。
 その殆どの家では土産店食堂、民宿などを営んでいるので、各家とも多くの観光客で賑わって
 いる。
 1981年4月18日、伝統的建造物群及びその周囲の環境が地域的特色を顕著に示しているものと
 して、重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
 写真はその往還の突き当りにある高台から撮ったもので,多数の観光客の姿が見える。


塔のへつり

2009-11-01 21:27:29 | 旅行記
Img_0246 福島県会津地方の南会津東部を流れる大川が形成する渓谷で、大川ラインにある。1943年、河
 食地形の特異例として国の天然記念物に指定されている。
 「へつり」とは会津方言で、川に迫った険しい断崖のことであり、一帯は第三系凝灰岩、凝灰
 角礫岩、頁岩などが互い違いになっており、その軟岩部が百万年の歳月による浸食と風化の作
 用によって形成された柱状の断崖である。
 全長200mに亘って大規模な奇岩が整列しており,主なものに屏風岩,烏帽子岩,護摩塔岩、
 九輪塔岩などの名が付けられている。
 それら一帯は樹木に覆われており,ちょうど紅葉の時期とあって,一段と景観に色を添えてく
 れている。
 また、大川に架かる吊橋を渡って奇岩を巡ることができるが、足元が不安定な狭い場所もあり
 多くの観光客のために往復するのに時間がかかった。


大内宿・塔のへつり

2009-11-01 21:22:16 | 旅行記

Img_0243_610月29日(木)

 クラブツーリズム社主催の日帰りバスツアー、
 『錦秋の大内宿と天然記念物・塔のへつり浪漫旅情 ! 紅葉の会津ローカル列車 』に参加。
 往路は東北道を白河ICで降り,甲子高原から大内宿へ。
 芦ノ牧温泉駅から会津鉄道に乗り塔のへつり駅で下車。
 塔のへつり観光後,会津西街道から会津東街道、塩原を抜けて,西那須野ICから東北道経由
 で帰京した。
 幸い好天に恵まれましたが、各地とも観光客が多く,落着いた雰囲気での観光はできませんで
 した。
 写真の紅葉は大内宿の駐車場で撮ったものです。