沖 行 く 船
映画「霧笛が俺を呼んでいる」は、 大ファンだった故赤木圭一の主演でした。
日活のアクション俳優として「タフガイ=石原裕次郎」「マイトガイ=小林旭」に続く「第三の男」と呼ばれた。 その風貌から和製:ジェームズ ディーン(死因も自動車事故)とも云われた。 また、『霧笛が俺を呼んでいる』では、少年時代からの憧れだったという船乗りを演じ 「マドロス姿が最もさまになる日活俳優」とも言わた。
急 死
映画『激流に生きる男』のセット撮影中の昼休憩時に、セールスマンが持ってきたゴーカートを日活撮影所内で運転中、咄嗟にブレーキとアクセルを踏み違え、60 km/h以上のスピードで大道具倉庫の鉄扉に激突し、慈恵医大病院に緊急搬送された。 一時は意識が戻ったものの、2月20日になって再び昏睡状態に陥り、2月21日午前7時50分、前頭骨亀裂骨折に伴う硬膜下出血のため、21歳の若さで死去した。 赤木の家族らと共に長門裕之も臨終に居合わせた。葬儀は杉並区永福にある大円寺にて執り行われ、芸能関係者など4,000人が参列するなど、将来が嘱望されるスターだった。
神奈川県鎌倉市の長勝寺には赤木の胸像が、材木座霊園には記念碑が建立されている。 墓は静岡県富士宮市の大石寺にある。
※先日、 「沖行く船」の撮影動画があったので、パロって見ました。
霧笛が俺を呼んでいる ☆ 赤木圭一郎 芦川いづみ