タカちゃんの絵日記Ⅱ

日々の何気ない感動を、好きな絵や音楽、写真や動画などで綴ります。

  あっちこちちょこちょこ・・・速足でトットットットッ・・・愛らしいコチドリ

2024-01-20 21:16:14 | コチドリ

小さなチドリが、浜辺の水際をちょこちょこ歩いている。
小走りで、あっち こっちにちょこちょこと。

コチドリ by カメラの散歩 (ID:9494453) - 写真共有サイト:PHOTOHITO

画像お借りしました。

この様に、後ろに伸びる第1趾が無いのです。(不安定) 

 

コチドリの「生態と特徴」

チドリ目 チドリ科 チドリ属

くっきり黄色い アイリング の可愛い子


小さなチドリ:日本で一番小さな千鳥  スズメより少しだけ大きめ。 
一番の特徴はやはり、そのアイリング


黄色でくっきりとしているので、大きなお目めがさらに、大きくはっきりとして見える。

体色は、赤味がかったブラウン、お腹側は白、 お顔周りは白黒の模様で

首の周りをぐるりと囲むように黒が入る。
ちなみに、この首の周りの黒いラインが太いほうがオスです。

日本では 「夏鳥」 チドリ目は主に「旅鳥」として日本にやって来る。
オーストラリアや東南アジアなどの温かい場所と、中国北部やロシアなどの寒い場所を行き来し、
日本には、旅の途中の中継地として立ち寄ります。

少数ですが、日本で越冬するもの、繁殖するものも、そして留まる(留鳥)ものもいます。

コチドリは、西日本以南では、「留鳥」として冬を越すものもいる様・・・基本的には「夏鳥」です。

どこにいる?

コチドリは、水辺を好む。  河川や海岸・干潟をはじめ湖沼付近、田畑などで

も姿を見ます。  よくシギ類と一緒にいるのを見掛けます。

他の水鳥に混じってちょこちょこしている

何を食べてる?

小さな昆虫や水棲生物、干潟の微生物などを食べます。
ちょこまかと走り回りながら、地面をつっつく姿は本当に愛らしい!

チドリ類全般に言えることなのですが、「コチドリ」は

視覚を頼りに餌を探していると言われている。 そんな訳で大きなお目々が特徴的なんです。

 

チドリ類は、嘴はそんなに長くない代わりに、太く力強い形をしている。

「コチドリ」の鳴き声

コチドリの鳴き声は、大きい声ではなく ピゥピゥ と甲高くか細い声で地鳴きをする。

可愛らしい声なので、そっと耳を傾けてみてください ね。

コチドリの子育て

彼らは3月頃に渡ってきて、4月の半ばくらいには

営巣&産卵します。  ちなみに一夫一婦制です。

営巣の場所は、河川敷や海岸や干潟沿いの砂礫の多い地面です。
小さな石を丁寧に卵の周囲に並べますよ。
また、生む卵も石と色がそっくり!

外敵に見つかりにくい保護色のデザイン。

親鳥だって命がけ!擬傷(ぎしょう)行動

コチドリは擬傷行動をすることでも有名。

擬傷行動とは~~~外敵が巣やヒナに近づいた際に、自らが傷ついたフリをして敵の前に現れ、

敵に己を標的にさせ、巣やヒナから引き離すという行動。

まず、親鳥は外敵が近づくと、警戒の鳴き声を上げます。
「敵発見!敵発見!子供たちは身をひそめよ!声を出すな!」と言ってるか??
その鳴き声を聞くとヒナはじっと身をひそめるのです。

そして親鳥は、敵の前に「あたし傷ついて動けないのよ・・・弱っちゃってるのよ・・・」と、

迫真の演技で天敵の前に身を晒す。  さらに、敵につかまらないように距離をとりながら、

徐々に巣やヒナから敵を離していくというわけです。

素晴らしい、、、熱きハートのコチドリ💘💘

見分けが難しいチドリの見分け方

「チドリ」って、イカルチドリ:コチドリ:シロチドリ等いくつも種類がいますが、とっても似ています。

なので・・・その辺は 勉強してください。

※因みに見分けポイントは  3つ※
ポイントは、大きさとアイリングそして胸元の黒いネックレスライン!

体が一番大きいのがイカルチドリ。 一番小さいのがコチドリです。

また、アイリングが黄色く一番目立つのがコチドリ。
そして、アイリングが黄色いけれど細く目立ちにくいのがイカルチドリ。
さらに、アイリングが黒くほとんど見えないのがシロチドリ!

また、首元のネックレスラインがつながっていないのがシロチドリ。

~~千鳥足~~の由来

酔っぱらってふらふらと、足元がおぼつかなく歩く様を~~千鳥足~~と呼びます。

この チドリ足 のチドリは・・・このチドリが由来。

水辺でチドリを観察していると、やや前に のめったように、そして足元がおぼつかないような感じで

ジグザグに進むチドリの姿を見る事が出来ます。

一体、コチドリの足ってどうなってるの??

コチドリには第一趾が無い(退化したのか??

「チドリ」が前のめりにトトトトトと、、、、小走りに走ってちょこまかと動き回りながら捕食します。
後ろ趾がないため、「チドリ」はじっと立ち止まって捕食することが苦手なのかもしれませんね。
もしかしたら、あのちょっとおぼつかない足元も・・・そのせいかも?  

さらに、コチドリの足を観察してみると 水かきが有る。  しかも第三趾と第四趾の間だけ。  
その不思議!

 

「チドリやシギ類」のファンは多く、「シギチ」という言葉で呼ばれ親しまれています。

 

撮影に当たっては、基本的には「なかなか撮らせてくれません」・・・くれぐれも巣の近くなどに近寄らないことです。 

身を低くしてジ~と動かず、シャッターチャンスを待つこと。

ちょうど5月6月はヒナが産まれる季節。

機会があれば、ぜひ河原や海岸で探すと良いでしょう
(くれぐれも巣やヒナに近づきすぎないように、鳥にストレスを与えないよう遠くから観察しましょう)

 

旅をする鳥

チドリ目 チドリ科 チドリ属、その多くは「旅鳥」として春と秋の年二回しか日本に訪れません。

お見逃し無いように

 

 


 


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