6月30日富士スピードウェイで開催された第88回全日本自転車競技選手権ロードレースの男子エリートの部を観戦に行きました。
着いたところから最悪の天気…
これまでのレースでも落車が相次いだようです。
天候不良だったら行くのを止めようと思いましたが「選手は雨でも走るんだよな」と考えて誰を応援するということではなく、一人の自転車乗りとしての思いからカッパと長靴の完全装備を用意して観戦に行くことにしました。
しかし、今回一番気にかけていたのは骨折から復帰していた新城幸也選手です。
彼がエントリーしていなければ観戦には行かなかったと思います。
更に鎖骨骨折から復帰の別府史之選手と、ツアー・オブ・ジャパンで落車負傷した増田成幸選手にも頑張ってほしいと願っていました。
鈴鹿サーキットは私も走ったことがありますが、FISCOは初めてです。
巨大なグランドスタンドです。戦争のため中断した時期がありましたが、88回の歴史に輝く全日本ロードにふさわしい檜舞台です。
結果については、自転車サイト等で周知のとおり、シマノの入部選手が新城選手との一騎打ちで勝利しました。
しかし、私は大腿骨骨折という重傷からわずか数か月で復帰して、ワールドツアーライダーにふさわしい堂々たる走りを見せてくれた新城選手こそ真のチャンピオンだと思います。
石垣島からご両親が応援に来られていたのに惜しくも2位でした。しかし、きっとご両親も今回の2位という結果に優勝以上の評価をされていたと私は思っています。
不屈の男、新城選手は、真の勇者にして偉大なアスリートです。
この後も数回に分けて全日本ロード関係の記事をあげさせていただきます。
よろしくお願いします!