(「笑い坂」追分方面へ向かう登り)
宿場町として賑わった追分地区と軽井沢の隣の御代田町(みよた)の間の旧中山道の坂道を「笑坂」といいます。
9/8日曜日、御代田に用事があったので、練習を兼ねてロードで行くことにしました。
笑坂を含むこのルートは、高校生の頃の練習コースの一部でした。
笑坂とは面白い名前ですが、この名前にはいわれがあります。
昔、中山道の宿場町として賑わっていた追分宿(北国街道との分岐でもありました)には、沢山の遊女もいたとのことです。御代田方面から若い衆が追分に遊びに行くため、この坂を歩いて登って行き、宿場が近づくと明かりや賑やかな声が聞こえてきて、うれしくて笑ったため笑坂という名前がついたとのことです。
追分地区には、現在堀辰雄文学記念館や宿場の歴史について学べる追分宿郷土館があります。
写真が暗くて分かりにくいですが、右側に登ると追分1.8㎞、左側に下ると中山道の小田井宿3.4㎞、塩名田(宿)13.5㎞の道標があります。
御代田駅方面への下りです。
しなの鉄道御代田駅の南側に位置するのが、旧中山道の小田井宿です。今も宿場町の面影が残ります。
(軽井沢町上発地地区のぼんぼん坂隧道)
軽井沢の坂と言えば、上発地地区には「ぼんぼん坂」という名称の坂があります。
ぼんぼん坂という名前も面白いのですが、こちらのいわれは私も知りません。
地元の方に聞けば分かるかもしれませんが、昔のことを知る人も少しずつ減ってきている可能性があります。