以前スポーツサイクルは金食い虫だという記事を上げさせていただきました。
自転車1台購入すればそれでよいというものではないと…
当然ですが身を守るためのヘルメットやウェア、シューズ、グローブ等の衣類や用具、そしてタイヤは消耗品なので減ったり、劣化したら交換、ポンプや工具、潤滑剤等のメンテナンス用品、ボトルやサドルバッグ、パンク修理セット等の小物、サイクルコンピューター、ローラー台等きりがないと…
(30年以上前に使用していたパールイズミのトラック用ワンピースウェア。さすがにもう使用する事はできません。生地はへたり、ファスナーも動かなくなっています)
(パールイズミのPのロゴもかすれてしまいました)
(もはや使用できる状態ではございません…)
(現在は内外様々ななブランドのウェア類が市場に出ておりますが、70年代まではパールイズミが国内市場を独占していました。80年になりますと、デサントが製造したトラック用ウェアがナショナルチームで使用され、中野さんが世界戦で大活躍しました。そしてル・コックブランドも発売され、イタリアからはサソリのロゴのカステリも輸入販売されるようになりました)
(かつて使用していたトラック用の前輪、頑固ですが先進的でもあったサイクルショップのおじさんの勧めで、当時としては少数派のラジアル組です。もちろん手組です)
グレードアップのために新品のカーボンホイールを購入したら30万円という時代です。
30万円といったらそれなりの完成車が一台購入できる金額です。しかも穴にでもはまって破損して、一発で終わりということにもなりかねません。金銭感覚がおかしくなってまいります。
(昔のタイヤがそのまま付いていました。ソーヨー40A信頼できるタイヤでした)
少しずつ必要な物から揃える、また中古品を活用することや100円屋で売っているアームカバーやパンク修理セットなどを活用して、節約していくことが自転車を良き趣味として、長~く続けるために大切ではないかという趣旨の記事を以前上げさせていただきました。
この度、マスターズ枠でのトラック種目への復帰を決めたため、また物入りになってまいりました。
(30年以上前のシマノデュラエース競輪規格のハブです。私にとっては大変愛着のあるパーツです)
ワンピースのトラック用ウェアも購入が必要です。ホイールも中古品か中国製でもよいので、何とかグレードアップが必要です。
来期のレースシーズンを目指してお財布のことを考えながら準備を進めて参ります。
出場種目は500mTTなので、今の私の体力でも40秒少々で終わってしまいます。
おまけで個人追い抜きに出ても、たった2000mの勝負に過ぎませんが、そこに至るまでの準備は、機材や用具の調達とトレーニングも含めて、長距離で勝負するロードレースとなんら変わりはありません。
えっ、もし落車したらあんたが痛い目に遭うだけじゃなくて、せっかく買ったワンピースウェアもだめになってしまうって?
まあ、ケイリンやスプリントには出走しませんので、TTや個人追い抜きでの落車は見た事はありませんので大丈夫かと思います。
ただし練習では十分注意して、生涯スポーツとしての自転車競技に取り組みたいと考えています。
ちなみに80年代製造のデサント製レーサーパンツはもちろん安くはありませんでしたが、現在も使用可能です。たまに練習に使っています!
良い品質のものはやはり持ちも違いますね。