軽井沢バイシクルライフ

10年以上のブランクの後現役復帰した中年サイクリストの活動と昔話

トラックレース全日本選手権

2020-11-14 13:38:12 | 日記

先週の日曜日前橋市のグリーンドーム前橋で開催された全日本自転車競技選手権大会のトラックレースを観戦に行ってきました。

アジアで初めての世界選手権の会場になった後は競輪場を中心に他目的に使用されてきました。
何と当日もスタンドの裏は競輪の場外車券売り場になっていました。
走路では車券が出ない普通の自転車競技をやっているのに、びっくりでした。

結構遅く家を出たのですが何とかオムニアムレース世界チャンピオンの梶原悠未選手(筑波大学大学院)の個人追い抜きのスタートに間に合いました。

古山稀絵選手(日本体育大学大学院)との決勝戦、古山選手がリードする場面もありましたが、逆転優勝です。

見事な走りでした。

ドーム観客席の最上階からは榛名山と…

赤城山の眺めがなかなかのものです。

パラサイクリングの部もありました。

片脚や義足での走りは実に見事です。

タンデム車のレースは国際的にも今はパラサイクリングの視覚障害者部門しか実施されていません。

タンデムスプリントはかつてオリンピック、世界選手権の種目でした。
国内では現在でも学生の大会では伝統として行われているようですが、私はタンデム種目の経験はありません。

ところで走路とフィールドの仕切りは卓球のフェンスでした…(250mの国際規格の会場ならアクリル板のフェンスです)
選手が落車、コースアウトしてぶつかったらどうなるの?と心配しましたが、日本の競輪場の走路は退避地帯が広いのでまあ大丈夫でしょう。

本日のメイン種目は男女のポイントレース。

梶原選手の走りは圧倒的でした!

逃げに成功、ワンラップして集団に追いつき20ポイント獲得しました。

圧勝です!

強い!
何と出場種目すべて優勝。6冠です。

観客席は密を避ける配慮がされていました。

男子ポイントレースでは競輪選手と二足のわらじの橋本英也選手(チームブリジストンサイクリング)の力が群を抜いていました。

前半はなかなかポイントが取れませんでしたが、中盤以降はチームブリジストンの同僚近谷選手との接戦を制して…

見事優勝です。
ロードレースに人気が集中しがちですが、梶原選手は今年オリンピックが開催されていれば金メダルはほぼ確実だったのではないでしょうか。
今や押しも押されぬ世界チャンピオンです。世界一の選手です。
橋本選手もメダル獲得の可能性が高い有力選手です。
こんなすごい選手が日本にはいるのですよ!
新田祐大選手など短距離陣の活躍も素晴らしい。もっとトラックレースに注目しましょう。
そして、トラック日本ナショナルチームのオリンピックでの活躍に期待しましょう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天空の里・秋 ~八重原地区... | トップ | 碓氷峠・晩秋 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事