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シクロクロスの記事が続いても面白くありませんので話題を変えてみます。
学生時代、競技に取り組んでいた頃に乗っていた片倉シルクオーダーメイドフレームのトラックレーサーです。
どこにしまったのか?自分自身も忘れていましたが物置の隅っこから出てきました。
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アラヤが初めて販売したエアロ形状のリムです。中野浩一さんが世界選手権で使用してスプリントのチャンピオンになりましたので、アルカンシェルのシールが貼ってあります。今となっては貴重なパーツでしょうか。
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シマノデュラエースの競輪規格のハブは両側にギアがつけられるように溝が切られています。
ロード練習には便利なもので、片方は軽めのギヤをつけておいて、ポケットに工具を入れておいて、状況に応じて付け替えるので、二段変速になります。
大昔のツールドフランスもこんな感じで走ってたそうで驚きですね。
残念なのはロード練習用のブレーキを処分してしまったことです。
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スギノマイティコンペトラック用です。
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ステムは日東の競輪規格、ハンドルも日東のスチール製です。
物置から出てきたままなので埃だらけで時の流れを感じさせます。
昔使って愛着のあるブランドは日米富士、ミヤタ、そして片倉シルクといったところです。
富士はアメリカ資本で生き残りましたが、片倉はなくなってしまいました。
そしてミヤタは台湾のメリダを輸入しています。
自転車ブームの中、パーツではシマノが世界を席巻していますが、完成車メーカーで頑張っているのはブリジストンぐらいでしょうか。
ジャイアント、メリダといった台湾のメーカーが世界を席巻することは、私が片倉シルクに乗っていた頃には思いもよらないことでした。
しかし、ヨネックスのように他産業から参入してカーボンフレームを製作するという新たな挑戦も見られています。
日本の自転車産業の今後の発展を祈っております。
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