(チームブリジストンの徳田選手の果敢な逃げがレースを盛り上げてくれました)
自転車界の話題は、ツール・ド・フランスに移っていますが、今年は新城選手の参加もありません。
フルームも大腿骨骨折の大怪我で欠場、個人総合優勝は誰が獲得するのでしょうか。
もちろん私もツールには興味がありますが、日本の自転車競技の発展にはそれ以上に深い思いを持っています。
もう少し全日本ロードの話題にお付き合いいただきたいと思います。
パラリンピック正式競技のボッチャの体験コーナーです。実は私もボッチャの普及に一役買っています。
障がいのある方だけでなく、若い人から、お年寄りまで楽しめるユニバーサルスポーツです。
パラサイクリング体験コーナーのタンデムのロードです。
かつてはトラックではタンデムのスプリントがオリンピック、世界戦の正式種目でしたが、現在は実施されることはありません。
しかし、インカレ(全日本大学対抗)だけは伝統種目として現在も実施されているようです。
ヨネックスのブースでフレーム単体で展示されていましたが、フレームだけで持ち上げてみますと、やはりカーボンは軽いですね。
とても自転車のフレームとは思えません…
FUJIのブースにはチーム右京が使用していると思われるロードが展示してありました。
現在はアメリカ資本の会社になってしまいました。
私が高校生の頃、初めて乗ったロードレーサーは日米富士のフレームでした。(もちろんクロモリフレームです)
トラック用のアジアチャンピオン、日本チャンピオンジャージーが展示してありました。
雨空の下に日本自転車競技連盟の旗がはためいています。
私が現役選手時代はアマとプロの壁が厳然としておりました。
オリンピックはアマしか参加できず、体協加盟の統括団体は「日本アマチュア自転車競技連盟」でありました。
レース後半になりますと霧が濃くなってきまして、まるでお家に(軽井沢に)いるようでした。
入部選手(シマノ)、新城選手(バーレーンメリダ)、横塚選手(チーム右京)の三名に優勝争いが絞られてきましたが、画面に映る姿も霧にかすんでいます。
最後の坂で入部選手を振り切ることが出来なかった新城選手は惜しくも2位だったのですが、怪我から復帰後の状態でここまでやれたのはやはり立派です。調子が良ければ入部選手を振り切っていたのではないでしょうか。
4位以下のゴール勝負です。
10位までのリザルトです。
150人以上が出走して、完走は25名というサバイバルレースでした。
帰路河口湖で富士山が少しだけ姿をみせてくれました。
二年前に私も参加したエロイカジャパンのコースになっていた富士五湖の西湖です。
昨年からエロイカは群馬県に開催地が変わりましたが近くなったのに参加していません。
高速のサービスエリアから少しだけ南アルプスが姿を現しました。
そして、長野県に入り、やっと西の空が明るくなりました。南牧村、八ヶ岳の裾野に光が差し込みます。
自転車だけでなく、日本のスポーツ界に明るい明日が訪れることを祈っております!