法華経・勧持品第十三 2020-10-13 14:09:36 | 日記 宝塔品で、「付属の時至る」という命に応じて、二万の菩薩はこの地に、五百の阿羅漢と八千の学無学と六千の比丘尼などは他の地に弘経することを誓願するしかし釈尊は黙然として、八十億那由佗の菩薩に弘経を勧めた。これらの菩薩は十方世界の弘通を誓い、釈尊の守護を乞い、我不愛身命、但じゃく無上道の誓いをおこした
法華経・提婆達多品第十二 2020-10-13 13:54:17 | 日記 かつての提婆達多の弘経と、釈尊の成道の両方を兼ね、益した前例を引いて、功徳の深重を証し流通を勧めるまず国王と阿私仙人の昔話をあげ釈尊が「木の実を採り、水を汲み、薪を拾い、食を設けて千年間給仕した」苦行のありさまを説いているこの阿私仙人がいまの提婆達多。この大権の聖者が、業因感果の理を示すために、自ら五逆の姿を示し、地獄に落ちたが、妙法の功力によって、天王如来の記別を受けた次に文殊菩薩の海中の弘経のありさまを説く。これによって八歳の竜女の成仏を説き、さらに即身成仏を示すこの品では、地獄の提婆達多と、畜生である竜女の成仏を説いたのであるから、即身成仏を説かれたのである
法華経・見宝塔品第十一 2020-10-13 13:36:36 | 日記 七宝の塔が大地から涌出して虚空に存在し、宝塔の中から「これ皆真実」と大音声で称賛したことに人々は驚き、大楽説菩薩は「何の因縁によって塔が大地から涌出し、音声を発するのか?」と三度問えば、釈尊から三度答えがあった続いて、十方分身を召し、二仏が並んで座り、仏は神通力で人々を虚空に置き、大音声で「付属の時至る」と言った
法華経・法師品第十 2020-10-13 13:22:53 | 日記 現世の人々のみでなく、来世の人々をも利益する説法釈尊みずから弘経の功徳深重を説いて流通を勧めている法師とは、妙法を弘通する大師受持、読、誦、解脱、書写の五種をもって妙法蓮華経を弘通する。続いて十の供養を説かれている「末法において、一人のためにも妙法蓮華経を説く者は如来の使いなり、如来の派遣として、如来の事を行ずるなり」と示されている「如来の滅後に衆生のためにこの法華経を説こうと欲すれば、まさに説くべき。そうすれば如来の室に入り、如来の衣を着、如来の座に坐して、衆生のために広くこの経を説くべし」「如来の室とは一切衆生の大慈悲心如来の衣とは柔和忍辱の心如来の座とは一切法空これなりこの中に安住して、後に不懈怠の心をもって、諸の菩薩及び衆生のために、広くこの法華経を説くべし」と説かれている
法華経・授学無学人記品第九 2020-10-13 12:58:42 | 日記 下根の阿難、羅睺羅をはじめとして学無学の二千の授記を明かす学とはまだ惑を断じ尽くさず、これから勉強すべき無智の者無学とは惑を断じ尽くして学問の修行が終了した者