一切の生命は常住の実在
現世は清らかな楽土
永遠の生命を覚知し、絶対の幸福生活を営むことができる
【常】とは無常に対し永遠の意味で、生命は永遠に連続して不滅であること
【楽】とは苦に対し、人生は楽しむためにあり、娑婆世界は楽土であること。また苦を明らかに見つめ、それを涅槃菩提の楽とすること
【我】とは無我に対し、生命の本質をいい、仏が我が宇宙に満ちていること
【浄】とは空(不浄)に対し、清らかの意味。染法を離れ浄法であって、身も国土も清浄な存在をいう
釈尊は当時のインドの社会が現世主義、享楽主義であるのを見て、この世は苦であり、空であり、無常であり、無我であると説いた
そしてこのような苦・空・無常・無我の世を捨て、出家して道を求めよと説いた
しかし釈尊出世の本懐なる法華経には、【常楽我浄】と説いて、この世は、我も人も国土も、常住の実在であり、清く楽しいものであると顕した
諸菩薩は常楽我浄の風にそよめき
娯楽快楽しているよ☺️