るるの日記

なんでも書きます

古事記 大国主神 聖なる大刀・弓矢・琴を持ち、妻と逃亡

2020-12-04 09:02:45 | 日記
其の神の髪をとりて、其の室の【橡】毎(たりきごと)に結ひつけて、【五百引(いほびき)の石(いわ)】を其の室の戸に取り塞(さ)へて、其の妻須世理毘売を負ひて、即ち其の大神の【生大刀(いくたち)と生弓矢】と、及(また)其の【天の沼琴(ぬごと)】を取り持ちて逃げ出ます時、其の天の沼琴樹にふれて、地(つち)動(とよ)み鳴りき

★橡(たきり)
たるき
棟から軒にわたした木材

★五百引(いほひき)の石(いわ)
五百人もかかって引く程の大きな岩石

★生大刀・生弓矢
いく→生命、生成
この大刀と弓矢は武力(政治的支配力)を象徴した呪器

★天の沼琴(ぬごと)
ぬ→玉
聖なる玉をちりばめた琴
宗教的権威を象徴した呪器
以上三つの呪器は宮廷の三種の神器に匹敵する

■大穴牟遅神は、須佐之男命の髪を室屋の垂木ごとに結びつけ、大きな岩石で室屋の入口をふさいで、妻の須世理毘売を背負い、その神の生大刀と生弓矢、天の沼琴を持って逃げ出そうとした時、天の沼琴が木に触れて大地が鳴動した


古事記 大国主神 頭にムカデ🐛

2020-12-04 08:33:02 | 日記
其の頭を見れば、【呉公】多に在り。是に其の妻、【むくの木の実】と【赤土(はに)】とを取りて、其の夫に授けき

故、【其の木の実を咋ひ破り、赤土を含(ふふ)みて唾(つば)き出したまへば】、其の大神、呉公を咋ひ破りて唾き出すとおもほして、心に【愛(は)し】く思ほして寝(い)ねたまひき

★呉公
ムカデ

★むくの木の実
落葉高木

★赤土(はに)
粘土

★其の木の実を~
蜈蚣を避けるための呪法

★愛(は)し
愛すべき、いとしい
賛美の気持ちを伴う

■その頭を見ると、ムカデがたくさんいた。するとその妻は椋の木の実と埴とを取って夫に与えた

大穴牟遅神がその椋の木の実を食い破り、埴を口に含んで唾を吐き出すと、須佐之男命はムカデを食い破って唾を吐き出すのだと思い、いとしい奴だと思って安心して眠った





古事記 大国主神 虱(しらみ)→どうゆう意味があるのか?

2020-12-04 08:02:58 | 日記
妻須世理毘売は喪【(はぶり)つ具(もの)】を持ちて哭き来、其の父の大神は、已に死にぬと思ほして、其の野に出で立ちたまひき

ここに其の矢を持ちて奉りし時、家に率て入りて、【八田間(やたま)の大室】によび入れて、その頭の虱(しらみ)を取らしめき

★喪(はぶり)つ具(もの)
葬式の道具

★八田間(やたま)の大室(おおむろ)
※広大な室屋
※八田→八咫の鏡のやあたのやた
※ま→柱と柱の間隔

■妻の須世理毘売は夫が死んだと思いこんで、葬具を持って泣きながら野原に来、またその父の大神も大穴牟遅神は、もう死んでしまったと思いながらその野原に出て立っていた

すると空洞から無事出てきた大穴牟遅神が、矢を持って献上したので、須佐之男命は大穴牟遅神を家の中に連れ込み広々とした室屋に呼び入れて、その頭の虱(しらみ)を取るように命じられた