●大国主神が
宗像の冲津宮に鎮座する神の
多紀理毘売命(たきりびめのみこと)と結婚して生まれた子は
●阿遅鋤高日子根神
(あじすきたかひこねのかみ)
今は●迦毛大御神(かものおおみかみ)という
そして妹の●高比売命
(たかひめのみこと)
別名・●下光比売命
(したてるひめのみこと)
神屋楯比売命(かむやたてひめのみこと)と結婚して生まれた子は
●事代主神(ことしろぬしのかみ)
八島牟遅能神(やしまむぢのかみ)の娘、鳥取神(ととりのかみ)と結婚して生まれた子は
●鳥鳴海神(とりなるみのかみ)
この神が
日名照額田毘道男伊許知邇神
(ひなてりぬかたびちおいこちにのかみ)と結婚して生まれた子は
●国忍富神(くにおしとみのかみ)
この神が葦那陀迦神(あしなだかのかみ)、別名・八河江比売神(やがわえひめ)と結婚して生まれた子は
●速甕之多気佐波夜遅奴美神
(はやみかのたけさはやじぬみのかみ)
この神が
天之甕主神(あめのみかぬしのかみ)の娘、前玉比売(さきたまひめ)と結婚して生まれた子は
●甕主日子神(みかぬしひこのかみ)
この神が唹加美神(おかみのかみ)の娘、比那良志毘売(ひならしびめ)と結婚して生まれた子は
●多比理岐志麻流美神
(たひりきしまるみのかみ)
この神が比比羅木之其花麻豆美神
(ひひらきのそのはなまずみのかみ)の娘、活玉前玉比売神(いくたまさきたまひめのかみ)と結婚して生まれた子は
●美呂浪神(みろなみのかみ)
この神が敷山主神(しきやまぬしのかみ)の娘の青沼馬沼押比売(あおぬまぬおしひめ)と結婚して生まれた子は
●布忍富鳥鳴海神
(ぬのおしとみとりなるみのかみ)
この神が若尽女神(わかつくしめのかみ)と結婚して生まれた子は
●天日腹大科度美神
(あめのひばらおおしなどみのかみ)
この神が天狭霧神(あめのさぎりのかみ)の娘、遠津待根神(とおつまちねのかみ)と結婚して生まれた子は●遠津山岬多良斯神
(とおつやまさきたらしのかみ)
これら八島士奴美神(やしまじぬみのかみ)【須佐之男命の子】から、遠津山岬多良斯神までを十七世の神という
♦️大国主神の系譜を述べる
須佐之男命の系譜に続く性質
この系譜の最初に北九州の宗像氏の祭が神や、大和の鴨氏の祭神の名前が見えるのは、古代の出雲が両氏と密接な関係にあったのを示唆する。神名には意義不明なものが多い
須佐之男命の子から数えているので、大国主神の系譜が、須佐之男命の系譜と一連
実数は15世なので、この数には問題がある