るるの日記

なんでも書きます

「センスがない」とは全体感がなく、全体からズレている行為

2021-12-25 14:50:01 | 日記
■【センスがない】とは
【全体感が無い】という意味です
全体から見たら、その行為はズレているのです
全体感がわかれば、個々の場面での適切な動きが分かるのです
それが【センスがある行為】なのです

■「仕事のセンスが無い」とは
自分の狭い領域の仕事をこなすことで精一杯で、会社全体の方針からズレている行為
★会社全体から見たら些細な問題も、極めて重要なことに思えてしまう
会社には予算があり、優先順位があるが、常に自分の抱えている問題(仕事)は重大で、優先されるべきだと考えてしまう。注意されても、何がどう違うのか分からない

■センスが無い源義経
★頼朝は義経を嫌った
嫌った理由はいくつかあるが、有力な説は、義経に【政治的センス】が無く、頼朝の方針に反する言動を繰り返してしまい、排除する必要が生じたからだ

★頼朝の方針は、「朝廷とは異なる、武士による土地支配制度の確立」だった。そのため頼朝は2つを義経に守らせようとした。
1
平家が持ち去った三種の神器を取り戻す(三種の神器を朝廷に返すことの引き換えに、武士による土地支配の権利を獲得する)

2
頼朝の許可を得ずに、朝廷から官位をもらわない(朝廷から官位をもらってしまうと、朝廷の支配下に置かれてしまうから)

★義経は、三種の神器のうち1つを取り戻せず、また、朝廷から官位を得てしまう。さらに何を思ったのか平家の生き残り、平時忠の娘を嫁にもらう。これら義経の行為が
「政治的センスが無い」と評されている

★義経は生涯の目標を「平氏を滅ぼす」ことに置いていた。そんな義経は「武士による土地支配制度確立」ということなど考えていない
義経は、従来通り、武家は朝廷から官位をもらい、土地をあてがわれるという仕組み以外考えていなかった。つまり義朝の言っている「武士による土地支配制度確立」の意味が分からなかった

もちろん、義朝に命じられている以上、それに従おうとしたが、最優先事項ではなかった
義経の頼朝宛の弁明書には
「官位を得たことは、一時は滅亡しかけた源氏が再興したと言えます。喜んでください」と記載している。。これが全体からズレて、センスがない、ということだ






数をこなす=継続は力なり

2021-12-25 13:59:24 | 日記
■人の価値は、駄作の数

★ベートーベンが、生涯で作曲した数は約650曲

★ピカソが、生涯で生み出した作品の数は、1800以上の絵画、1200以上の彫刻、2800以上の陶芸、12000以上のデッサン

★バッハの全作曲数は、約1000曲

この3名の全作品の中で、世間で傑作と認められているのは1%以下。それ以外は駄作。彼らの人生は、ほぼ駄作の製作に埋め尽くされた時間だった。
天才と呼ばれる人は、多くの駄作を生み出し、そのうち傑作が生まれている。

■なぜか?
★世間というのは、時機によって何を評価するかは、誰もわからない。だから、とにかく数多く作って世に問うことが必要

★数をこなすことでアウトプット〈作品を生み出す〉の質が高まるから。数をこなすことでインプット(学んで身につけた知識)したものを、しっかり理解でき(自分の中にしっかりとりこまれ、自分の一部になるかんじ。知るから分かるへ)、アウトプットの質が高まる、という循環に入る

仕事への取り組み方には「本当の自分」が現れているから、「自分の使命は何か」が分かってくる

2021-12-25 13:21:27 | 日記
■その少年は、7歳になると親元を離れ寺へ入れられ、僧をめざすことになった。ある日、一人の山伏がその少年のもとを訪れた。山伏は少年に家系図をとりだし、一つの名前を指して言った。「これがお前だ」。少年は驚いた。なぜなら少年の父を示す名前が、これまで父だと思っていた者の名前と違っていたからだ。その父の名は、先の戦で敗れ命を失った源氏の棟梁「源義朝」だった

山伏は驚いている少年にささやいた
「お前は、源氏の棟梁の血を受けた者だ。いずれ敵を討て」
少年は「自分の使命は、父義朝を含む源氏一族を倒した平氏を滅ぼすことだ」と胸に刻み、源義経として20年後に使命を果たした

■義経が、自分が源氏の血を引いていることを知らないままであれば、平氏を滅ぼすために戦うことはなかった。僧として一生を終えただろう。
また自分の軍事才能を意識することも、伸ばすことも、使う場面もなかっただろう。
義経は、寺に訪れた山伏を介して、「自分はいかに生きるべきか」、つまり「自分の使命」を見つけたといえる

■現代は、親が何者であろうが関係なく、自分の進むべき道は自分で決められる。しかし「自分は、いかなる人間で、いかに生きるべきか」と悩む

■仕事への取り組み方は、自分がいかなる人間であるのかを、言葉以上に周囲に対して雄弁に語っている。仕事を通し「自分とはこういう者だ」と周囲に発信している
当の本人にも発信している
(それまで思っていたのとは違う自分〈本来の自分、能力〉を、仕事を通して見つかる)
★楽に仕事をするつもりだったのに、いつの間にかその仕事に熱心に取り組んでいた

★失敗してもかまわないと思っていたのに、いざ失敗したら悔し涙が出た

★もう会社を辞めようと思っていたのに、つい会社の改善点とその実現方法をノートに殴り書きしていた

■仕事に向き合うと、【自分は本当は何者か】を知る。その結果、【今後何をすべきか】についても意識する
つまり、自分の使命に気づく


「何かになるために生きる」より「何かをするために生きる」方が幸せ

2021-12-25 12:35:58 | 日記
【自分を振り返ったとき
★〇〇になるための人生だった
そして、なれた
★〇〇をした人生だった
どちらの生き方が幸せ?】

自分の前に尊敬する人物が現れたとする。その尊敬する人物が、何かの地位に就くに至った理由などは重要ではない。重要なのは「何をしてきたか」だ。そこに興味がある。

地位に就くためには一定の努力を必要とするし、その努力は評価すべきだ。ただその地位は、それまでの努力へのご褒美として与えられたのではなく、その地位に基づき、今後何かを成し遂げてくれることを期待されてのことだ

地位に就くことはゴールではなく
何かを為すための通過点
重要なのは、その地位に立ち「何をするのか」だ

何かになるための(地位に就くとか)をゴールとする人は、何かになったときが人生のピーク。そしてその地位にいることで感じる喜びは、時間とともに下降し、当たり前となり喜びは消滅する

何かをするための人生は
その何かをしている間は
ずっと幸せ

自分は、何によって人におぼえてもらいたいか?これによって人生は変わる。地位?行動?

できるだけ早く目標一直線に進む人生は、無駄が多くなる

2021-12-25 11:49:58 | 日記
■明確な目標がないなら、ないでいい。
明確な目標を持つことは大事かもしれないが、今、目の前にあることに真摯に取り組んでいくことで、自分でも思いがけないところまで行ける。突き抜けることができる。
ジグザグに進んだっていい。

人生振り返った時に、複数の点が線につながっている。それは結果的に線だと気がつくだけで、今は気がつけないもの。
「過去のあの経験が、ここで生きている。やっておいてよかった」と感じても、過去経験している時点ではその経験の大切さを把握することは簡単ではないもの。

■明確な目標をかかげ、それに一直線に突き進もうとすると、目標に直結すること以外の全てを無駄なものとして排除する生き方になってしまうかもしれません。
足元に咲いてる花にも気づかず
面白そうな脇道にも入らず
できるだけ早く一直線に進むのみの人生。それは、「何かに到達する過程を味わおうとしないもの」になります。それでは人生を短く感じさせることでしょう。