パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

川崎病:入院生活

2019-08-17 04:48:58 | 病気
 次男ルー。
総合病院で診察。
やはり「川崎病と思われる」とのことで、即入院。

掛かりつけでも、総合病院でも、痛い血液検査をされ、
検査室からは、「おか~さ~ん」と泣き声が。

でも、頑張って治療開始。


◆2/18(月)
グロブリンと栄養剤の点滴。

◆2/19(火)
昨夜は汗だく。
熱は下がり、親の気持ちに応えようと、時々ニコッとする。
薬を飲みたくない・・・と、顔を背ける。
パパが持ってきてくれた枕に寄りかかり、一日中ウトウトして過ごす。
グロブリン投与終了。

◆2/20(水)
元気が無い。
食事は、1割程度しか口にしない。
「調子が悪い」と言うが、「痛いところは無い」とも。
TVを視たり、おやつを食べるとき、
「お兄ちゃんは? 全然帰って来ないね」・・・と、何度も言い、哀しそうな顔を。
診察、検温、食事、返事、TV・・・、何もかも怠くて、嫌な様子。
やたらと眠る。
あまりハッキリ喋らず、愚図る。

◆2/21(木)
朝は不調のまま。
おしっこ(便も)がほとんど出ていないので、Drに相談。
川崎病の影に、何か複雑な病気が隠れているのでは無いか・・・と、親として不安に。
浣腸をしてもらい、排尿も沢山で、お腹スッキリ。
元気が出て来て、ジュースも飲んだ。
午前中は、妖怪ウォッチのDVDを2本、嬉しそうに鑑賞。
昼食後はお昼寝。
まだ体力と気力が無く、直ぐに疲れてしまい、枕に寄りかかった体勢。
でも元気になって来たのが分かる。

◆2/22(金)
パパと交代し、私は色んな手続きに。
排尿も順調。
口の中や、手の皮がめくれ、気になり触ってばかり。
回復と共に、好奇心も戻りつつあり、柵に手を掛けて下を覗いたり、
別の意味で心配が。
一週間関わってくれた実習生のお兄ちゃんと、バイバイ。
個室に移る。
オムツ換えが嫌だと、愚図って蹴ってくる。

◆2/23(土)
朝からグズグズ。
お兄ちゃんが来て、大喜び。
ベットの上で、仲良く遊び、楽しそうにおやつを食べる。
随分元気になって、食欲も戻ってきた。

◆2/24(日)
お兄ちゃんとの面会が待ち遠しい。
でも、会ったらケンカ。大声で「もう遊ばない!」と。
ジュースやマックを口にする。
食事は、好き嫌い以外は、口にするように。
眠っている時間は、いつもより長い。

◆2/25(月)
グズグズが酷い。
検査は有難いことに、問題なし。
行動範囲がベットの上に限られていたため、歩行が上手く出来ず、足がもつれる。

◆2/26(火)
朝から「おやつ」を要求。(毎日だけど)
嫌いな物以外は、何でも食べる」。
今日からフロアー内、行動可。
週2で、1時間、「遊びの時間」があり、保育士さんや入院中の子と関わりを。
この日は、新聞やビニール袋でボール遊びを。
久しぶりに外(?)で遊ぶことが出来、大喜び。
二人で、初めてシャワーを。
午後は2時間ほど昼寝。
歩き方が、少し元に戻ってきた。

◆2/27(水)
ここでの生活や人に馴れてきた。
時間があるので、トイレトレーニングに力を。順調。
食欲もあり、米が大好き。おやつもよく食べる。
時々、フロアーを散歩。歩く練習。


 こうして、徐々に回復していきました。

今となっては、「順調な回復」だったと思えますが、
最初の一週間は、ぐったりしており、
回復しないのでは無いか?と、何もかもが不安でした。

同じ「川崎病」で入院していたお友達も出来ました。(1歳の子でしたが)

「川崎病で入院してくる子・・・何故か、多い時は多いんですよね。」・・・と、
保育士さんが仰っていました。

小児科病棟のある病院に勤務されていた方の話しに依れば、
平均、週一人のペースで、川崎病の子が入院する・・・とか。

何が原因なのか・・・。

圧倒的に、日本人に多いというのも、気になるところです。


 退院後は、
1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後・・・と、検査を受けるまでの期間が延びますが、
定期的な検査を受ける事になります。

希に、二度三度と川崎病にかかる事もある様なので、注意が必要です。



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川崎病:病院へ行くまでの症状

2019-07-22 03:41:12 | 病気
 2019年、
次男ルーが、川崎病になりました。

最初は、「風邪」や「胃腸炎」だと思っていた症状も、
「高熱」「目の赤み」「発疹」・・・と、酷くなる一方で、
週末の休診を挟んで、「まさかね・・・」と思いつつ、鬼気迫る心情でした。

川崎病の症状は、6つあると言われていますが、
それ以外(その症状が現れる以前など)にも、別の症状が見られる事もあるようです。


 記録として、
次男の症状を書きとどめたいと思います。


◆2/12(火)
食事中に「オエッ」という。

◆2/13(水)
食事中に「オエッ」という。

◆2/14(木)
7:15 37.8度 (朝食はドーナツ1個)
15:00 37.9度
16:00 39.3度 (掛かりつけ小児科受診:風邪の引き始めか?)
18:00     (チョコパンを吐く)
19:30 38.9度

◆2/15(金)
2:00     (胃液吐く)
6:30     (胃液吐く)
7:00 38.2度
9:10     (胃液吐く)(目が窪む)
12:00     (下痢便)
14:00 38.4度
18:30 39.0度
19:30 39.4度

◆2/16(土)
8:00 38.6度
12:00     (ラーメンお椀一杯)(お風呂)
13:00 39.6度
17:00 39.6度 (身体の赤い湿疹に気付く)
19:30 40.3度

◆2/17(日)
3:00 39.1度 (口をペチャペチャ)
7:00 38.9度 (きしめんを少し)
8:50 38.4度
14:00 38.8度 (カステラを少し)
17:30 40.1度
19:00 38.7度 (手持ちの坐薬100mgを入れる)

◆2/18(月)
6:40 37.4度
7:30 38.3度 (そうめんとパンを少し)
8:30 37.6度
9:00    (掛かりつけの小児科へ)
11:40    (紹介状を持って、総合病院へ)




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無事退院しました

2019-03-15 22:27:02 | 病気
 1ヶ月の入院生活を覚悟していましたが、
3週間と1日で、無事に退院する事が出来ました。

ルー自身が元気でしたし、ネットによれば、入院期間が2週間の事例が多いので、
家のことが心配ということもあり、Drに「帰りたいアピール」をしてみましたが、
「ここまで来たのですから・・・(経過の話し)」と、やんわりスルーされました。

まぁ、指示通りにしていれば、満点で退院が出来る訳ですからね・・・。

諦めて、窮屈な入院生活を継続しましたが、
ルーが元気すぎて、3週目は、
「どうして入院しているんだろう?」・・・という状態でした。


 さて、
退院&帰宅は嬉しいのですが・・・。
溜まっていた家事や用事、片付けや課題が3週間分山積しており、
現在、パニック状態の私です。

入院中の事やその間の家の事など、
記録としても記憶としても、書いておきたいのですが、ちょっと余裕がありません。

入院生活が長かったルーは、「お家大好き」「買物(親の用事)大嫌い」になってしまい、
「遊ぼう!遊ぼう!」とつきまとい、ストーカー状態で、
私の用事が進まず、いま、困り果てています。

兄のリロは、母と弟の帰りを、喜ぶ訳でもなく、祖父母の帰宅を悲しむ訳でもなく、
喜怒哀楽がなく、無表情で、3日4日は人格が変わってしまったかと思う様な状態でした。

今は、元通りになりつつあるので、「精神的なものだった」と理解為ていますが、
帰宅当初は、「この落ち着き・・・、もしかして、母がいない間に一気に成長した?」・・・と思ったり。
でも、怒りもしないし、笑いもしないリロが、やっぱり心配で、
幼稚園や療育教室の先生に、現状を話したり聞いたりしていました。

   色々、相談したり頼れる所があるというのは、有難いことです。
   その点、私は本当に恵まれているな・・・と、今回つくづく思いました。


 とにかく、今は忙しくて・・・。
なにしろ、家の中がクチャクチャなのです。

私の頭の中もクチャクチャで・・・。
さて、・・・どこから手を付けましょう?




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点滴が取れた

2019-02-26 14:47:44 | 病気
 入院7日目にして、点滴が取れました。

5日目くらいから、食事も五割以上食べられるようになり、
健康な時よりも、好き嫌いを言って残しますが、
炭水化物やお菓子を食べたがるなど、食欲が徐々に戻ってきました。

ただ、点滴で水分を補っていたせいか、
点滴をしていた期間は、ほとんど水分を摂らず、
ジュースですら、複数回に分けて、チョビチョビ飲むのがやっとでした。


 無事に点滴は外れましたが、
長い間、点滴に繋がれ、手をぐるぐる巻きに固定され、
左手を使い方を忘れてしまった様です。

ご飯の茶碗も、「おかーさんが持って!」と言い、
左手は、タラン…としたに下げたままです。

 そして、薬の副作用なのか、今までの分を取り戻しているのか、
健康な時以上に「おなか空いた~!」「おやつ食べたい~!」…と。

元気が無かったと時は、
「何でもいいから…」とお菓子など、好物を薦めていましたが、
今は、そういう訳に行きません。

親子で、我慢と融通の鬩ぎ合い…です。




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小児科病棟

2019-02-25 06:00:16 | 病気
 こればっかりは、
病院の考え方や体制だけでなく、
運不運もあるかもしれませんが…。


 初めに入った病室(4人部屋)は、私の中では「凄かった」です。

 年少~年中の思われる女の子と、その家族は、
「放送してくれているのかな?」…と思うくらい、結構な音量でDVDを見ていて、
携帯電話の利用も禁止なのに、
普通に「あ~どうもどうも。今病院でね~。」なんてやっていて、
しかも声が大きくて。

カーテン越しに聞こえる女の子の様子は、
「退院待ちの元気な可愛い女の子」で、「子供らしい愛らしい子」なのですが、
親やお祖父ちゃんがね…。

子供が煩いのは全然気にならないし、むしろ可愛くて嫌いじゃないのですが、
付き添いが煩いなんて、納得できないし、最悪です。

病室のみんなが「退院待ち:元気」なら良いですが、
こっちは、ぐったりしている患者ですし、
本当に嫌な気分でした。

 他には、カーテン越しに、
知的障碍児と思われる小学5年生くらいの男の子。

この子の場合は、仕方がないのかな。
お母さんのご苦労も伝わってきました。

が…

AKBの「フォーチュンクッキー」を、エンドレスに流していて、
これも音量が「レクリエーション?」…と思うくらいの音で、
おそらく、これを聞いていると、落ち着いているのでしょうね…子供さんが。
子守歌のように流し続ける…ママさん。

 もう一人は、2歳くらいの男の子でした。
静かに生活をされており、
気が付いた時には、ベットの入れ替えが入り、
退院されたのか、部屋を替られたのか、分かりません。


 そして、女の子が退院し、空病床が2つ。

半日後、2人の赤ちゃんが入りました。

赤ちゃんの泣き声は、泣き叫んでいても可愛いです。
どうして、大人の声には、こんなにモヤモヤしてしまうんでしょう…私。

こっちも、一人の赤ちゃん家族の方は、な~~~んか嫌な感じで。

お見舞いのお祖母ちゃん方(両家)がね…。
「こんなに小さいのに…涙が出てくる」と言って泣くのよ。

   泣きたいのは親だわ!
   泣いてる場合じゃないだろ!

…って、思てしまって。

「点滴なんて可哀そう」「私は点滴…って聞いただけで駄目…」って。

可哀そう可哀そう…と言われることにより、
相手が精神的に責められたり、落ち込んでしまう事なんて、お構いなし。

カーテン越しに聞いていると、
なんだか、南部戦争時代(風と共に去りぬ)の映画を観ている様な、
「しらじらしい貴婦人ぶり」が満載で、嫌悪感がありました。


 でもまぁ、
見舞いに来てくれる家族や、サポートしてくれる人が、
圧倒的に少ない我が家(私)にとって、
ただ単に羨ましく、僻んでいるだけなのかもしれません。

 その後直ぐ、
(旦那サンの希望で)予約してあった個室が空き、そちらに移りました。

個室は、静かで自由です。
子供が騒いでも、親が声を荒げて叱っても、多少のことは大丈夫です。

夜中の3時に目が覚めてしまっても、身の置き場に困りません。
ライトだって使えます。
パソコンだって出来ます。

ですが、人の気配がが無いので、少しだけ寂しいです。

入院している次男ルーも、
周囲の騒めきに耳を傾けるなど、世間と関わっていたのに、
ポツンと、母と二人きりになり、退屈で、わがままが増えました。

部屋が広くて開放的になったせいか、
こんなに幼くても、「こっちが良い」…と言います。

 
 医師から「4週間」…と言われている入院生活。
他にも心配はありますが、請求書もね・・・。
でも、保険に入っているので、それでカバー出来るかな。





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もしかしたら…

2019-02-25 04:47:56 | 病気
 入院病棟に入り、
グロブリンの投与が始まりました。

そのお陰で、熱は丸1日掛けて下がりました。
(まず熱を下げることが第一関門だそうです)
とりあえずは治療方針の予定通りに進み、
グロブリンの追加投与はありませんでした。

目の赤み
体の発疹
手足の赤みや浮腫み
唇の赤み
首のリンパの腫れ

日に日に、症状が無くなっていっている…という事は確かでした。

ただ、
おしっこが出ない
胴回りが膨れ上がるように丸々している。
当然、排便も無い(6日間)。

そして、一日中、
背中にクッションを充てて、言葉少なにドテッともたれ、
うつらうつらしている。

こういった症状に、親としては、
「何か、更に別の病気が隠れているのではないだろうか…」と、不安になりました。

結局、入院3日めにして、浣腸をしてもらい、
その影響では無い…と、今になっては思うのですが、
その後、おしっこが出る様になり、
日を追うごとに、排尿の量が増え、
息子の身体が機能し始めた事に、やっと回復の兆しを感じ、安心しました。




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次男の危機

2019-02-24 06:02:37 | 病気
   優しい旦那様が、パソコンを持って来てくれました!

   どこへ?…って?

   病院へ。


 今日は日曜日なので、ちょうど一週間になるのでしょうか…。

次男ルーが、14日(木)から発熱をしまして、
まぁ病院にも行ったのですが、その時の症状は、熱以外は出ておらず、
「数日後に風邪の症状が出るかもしれないので、風邪薬を出しておきます。
 でも、熱が下がらないとか、ぐったりしているとか、
 様子がおかしかったら直ぐに病院へ来る様に。」…と言われ帰宅。

翌15日(金)も熱が下がらず…。
夜中に、「気持ちが悪い」と言って起きてきて、
グレープフルーツの皮を絞ったような胃液を、3回吐きました。


   この時点で、もう少し危機感を持てば良かったのですが…。


いつもは、2日くらい経過すると熱も下がって来ますし、
食欲はありませんが、吐いた後はスッキリ元気になったように見えました。

そして、16日(土)。
この日は午前中に、幼稚園の行事があり、家族4人で行きました。

この時も、次男は熱があり、
でも、子供だからか、そこそこ動きもあり、
「今日明日には熱も下がるだろう…」と思ってみていましたが…。

この日は、発熱3日目の体調不良で、
目が少し窪んだ様に見え、
そして、その眼は徐々に赤みを増して行きました。


   この時点で、更に危機感を持つべきでしたが…。


16日は、この後も用事が続きました。
次男もラーメンを食べるなど、食欲が回復して来ましたので、
「このまま、回復していく」…と、当然のように思っていました。

そして、この夜、胴体に赤い発疹を見つけました。


   この時点で、もっと危機感を持つべきでしたが…。


「熱による発疹」というのは、よく聞きます。
痙攣もしていなかったので、「熱発疹」だと思っていました。


17日(日)。
この日は、掛かりつけ病院も大きな病院も休診。

今思えば、素直に「休診」と思わずに、
急患とか、何らかの方法があったのだろうな…と思います。

この日の朝は、少し元気を回復したのか、きしめんを食べました。
昼には、カステラを少し食べ…。

だけど、やっぱり40℃前後の熱を出し続けている状態で、
この夜、初めて座薬を入れ、朝が来るのを待ちました。


18日(月)。
掛かりつけの小児科へ。

病状を告げ、「否定して欲しい」と思いつつ、
気になっている病気を口にしてみました。

「川崎病も気になるところです。
 まずは検査をしてみましょう。」

「白血球の数値が20600と高いです。
 炎症反応CRPも、6.6と高いです。
 よく似た症状のアデノウイルスは、検査反応が出ませんでした。
 川崎病の疑いがあるので、今から直ぐ、KK病院へ行って下さい。
 病床の確認と紹介状の準備をしますので、お待ち下さい。」


   まさか、本当に川崎病だったとは…。

きちんと治療をすれば、治る病気だとは分かってますが、
そうは言いつつ、謎に満ちた深刻な病気でもあることも知っています。


 辛かったであろう、息子の事を想いながら、
後悔ばかりの入院生活が始まりました。




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