ショッピングモールを含め、買物以外どこにも行かなかった夏…。
私の体調不良のため、
せっかくの休みなのに楽しい予定が立てられなかった気の毒な夫は、
朝から庭で草むしり…。
家に入れば、息子がベッタリ張りついて離して貰えず、休む暇もありませんでした。
息子は、パパと濃密な日々を過ごし、
プールに入れて貰っては、大喜びしていました。
来年の夏は、どこか旅行しようね…。
(行けたら良いね…。)
そうそう。
買い物以外に、唯一、義実家のお盆へ行きました。
義両親に親戚…、みんな元気でした。
甥っ子の一人は中3だそうで、顔立ちが「男」になっていました。
年に2・3回は会っているのに、会う度に顔が変わっています。
それは良いとして。
義母は、元気一杯でした。
「私達が帰った後、リロは泣かなかった?」
「泣くワケ無いだろっ」
「あんなに面倒みてあげたのに、何で泣かないの?」
やんちゃなリロに振り回され、
肝心な場面で“育児放棄”だった事をすっかり忘れ、
ご機嫌な時に遊んだ事だけが記憶に残っている様で、
「~してあげた。」「一緒に~したのに。」…という想いしか無いみたいです。
目の前でバイバイしたならいざ知れず、
リロが就寝してから、闇夜の中を帰って行ったことを踏まえ、
翌朝、祖父母の姿を探して“泣く”…なんて事も無いでしょ…。
(少なくとも、そこまで賢くは無い、我が家の1歳半児)
止せば良いのに、
「よく言うわっ。まともに面倒見れなかった癖にっ。」…と、夫(息子)が言ったら、
「何でそういう事言うの!」…と、夫の背中を力一杯ビシャンと叩いた義母…。
ヒステリーというか、半泣きというか、悔しさを思い切りぶつけていました。
でも、
事実を突き付けられた…とか、
嫌味を言われた…とか、
そんな風には感じていないと思います。
おそらく、
根も葉も無い“意地悪”を言ってくる憎たらしい息子
…としか、思っていない感じです。
この夏の義実家には、
リロの写真が沢山飾ってありました。
申し訳ないけれど、
あまりに多すぎて、どん引き…。
義母さん…、これって何のアピール?
後は、
「太郎(息子)の料理は、プロ級。
鮭の盛り付けなんか、もう凄くって…。」
…と、義母がこちらの覚えのない話しをし始め、
まさに“妄想?”…という状態でしたが、
これがまた、堂々と朗々と話すものだから、
親族は本気にしたと思います。
一緒に暮した事が無い人は、絶対に信じるでしょう…。
…そう考えると、かなり怖いです。
病気か?
ボケか?
今朝、実父と電話で話したのですが、こちらも相当ヤバイです。
この冬、軽自動車を運転して、関東に引越した娘と孫に会いに行くと言いだし…。
愛知から4時間ほどで着くと思っているようです。
「大丈夫だわ~」…って、何を根拠に?
しかも、ナビ無し、ETC無し、スタットレス無し。
ついでに、携帯電話も無し。
「A子(娘)は、『もっと早く来て良いよ』…と言っとった(笑)」…と言いだし、
他の用事のついでに、妹に確認の電話をしたら、
「言ってない。言ってない。
もう少し早い時期に、こっちから行く…って言ったんだって!」…と。
ボケ爺め…
老人笑うな行く道だ…だけど、
笑う以前に「勘弁してくれ」…と思ってしまいます。
老人って、自分に都合の良い様に解釈する傾向が強いんですよね…。
義父も、そう。
夫(息子)が親に対して、あまりにキツイ事を言うから、
「あんな言い方してすみませんね…」とフォローしたら、
「ここは、夫婦で考え方が違う(敵対している)のか?」…って。
いやいや、そうじゃなくてフォローだってば

…なんて事もありましたし。
最近、今までになく“老人”を身近に感じます。
と同時に、老人との交流に不慣れな事を、思い知らされます。