パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

義父:秒で泣く

2023-11-28 09:08:14 | 高齢の親
 義母は、
「元気な夫」は好きですが、
「弱った夫」は微妙です。
というか、弱った人を見たくない・・・と言うか、
現実を受け入れる事を、嫌がる傾向にあります。

   幼子と一緒で、怖いんでしょうね

実弟が亡くなったときも、葬儀には一切出ませんでしたし、
引きこもりから脱した今も、もしかしたら、夫のソレにも出ないかもしれません。


 入院してしばらくは義父の状態が分からず、義妹が、
「お爺さん、もう認知が進んで私が誰だかも分からないかもよ?」と言っていたため、
義母は、何度誘っても、
「お爺さんには別に会いたくない」「様子を知らせてくれるだけで良い」
「お見舞いは行かなくても良い」と言っていました。

でも、「コルセットをすれば歩けるようになる」「会話も出来る」と聞いた後に誘うと、
「そうだね~」「行くか~」・・・と。


 そして先日、お見舞いに行ったのですが・・・
いつもメソメソしている義母が泣くかと思いきや、
義父が「秒で」泣いたらしく・・・

お見舞い制限時間の15分の間に、何度も泣いたらしく・・・
 
   これ、超・意外でした
   それまで、お互いを必要にしているようには見えなかったし
   寧ろ、つまらない指摘や言い合いばかりしていたし
   最近では「(我が家が)お婆さんを預かってくれるらしい」と勝手に言い出すなど、
    義父は若干、義母を邪魔にしている様にすら感じられるくらいでしたので


 義妹曰く「お婆さんを見て、お爺さん、安心したみたい~」との事でしたが、
こういう時、人は身体だけでなく、心も弱るんだな~と、感じると共に、
「共依存」になった二人を強く感じました。

でも、そもそもこの二人は「共依存」だった気もします。
それでもここに来て、
お互いが「更に必要」と思い合えるのは、これ以上無い幸せかもしれません。


 義母は、
「おじいさん、早く良くなって、帰っておいでよ~」・・・と。

   ・・・どこへ?

「もう自宅では生活出来ないよ~。」
(お爺さん、自分の事が出来なくなったし)
(お婆さんも自分の事、出来ないでしょ?)
(家は段差が沢山あるし。長年掃除をしてないし、悪臭が漂って、小動物が走っているし)
・・・と思いつつ、お見舞いの場ではみんな黙って居た様子。

   ・・・あ、私はまだ一度もお見舞いには行っていません。
   病院全体で「一日4組 / 定員2名 / 予約制」という規制があるため、
   お呼びで無いので
   

 帰宅後、ご機嫌の義母
おじいさんと暮らすのを、子供の様に楽しみにしていて、
おじいさんも楽しみにしていて、
相思相愛

夫が「あの家で暮らすのもうは無理だよ」と今まで何度も言ってきましたが、
「そんなことは言わないでくれ」・・・と、
半べそをかきながら部屋へ逃げて行っていたのが、
今は、二人一緒ならどこでもOK・・・らしく、
「私が一緒なら、施設に入る事を承諾してくれるかも
「ほら、TVで宣伝している・・・何て言ったっけ? ああいう所」・・・と。

   え・・・?
   CMをしている様な所は、超高級老人ホームで無理だよ?

とにかく義母本人は、
「おじいさんと何不自由なく、一緒に暮らせる」・・・と、夢一杯です。


   夢や希望を持つことは、良い事!


私達は、施設探しと資金繰りを迫られています。
二人の年金だけで入れるところはほぼありません。
特養は待ちだらけ。
しかも二人部屋希望となると限られます。(むしろあるのか?)

   どうなるの~~~


「誰かに何かを決められる人」
「誰かの為に何かを決めないといけない人」
選択や摺り合せなど、課題が一杯です


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

義父:退院後は?

2023-11-27 09:54:48 | 高齢の親
 本人から聞いた訳ではないので、どこまで事実か分かりませんが・・・。

咳き込んでバランスを崩したか、はたまた一瞬気を失ったか、
とにかく転倒してしまい、その数時間後、身体が動かせなくなり、
翌朝救急車で搬送され、10/24から入院をしている義父。

病院は、医療行為が終わったら、退院させるのが一般的です。
包括さんの話だと、高齢者のソレの場合は、約2ヶ月で退院となるケースが多いとか。

 最初は「もしかしたらこのまま寝たきりに?」・・・と心配しましたが、
病院から「コルセットをすれば歩ける」と聞き、「=復活」と解釈して喜びました。

ところが、そうではなく、
「コルセットをすれば歩ける」=「移動可能」という話で、
「移動だけ」が可能で、トイレでのズボンの上げ下げや入浴介助が必要という事らしく、
解釈がまるで違っていたため、家族はかなり動揺しました。

今は、トイレへ行く時やベットを離れる時は、ナースコールを鳴らし、
看護師さんの手を借りなくてはいけない段階だそうですが、
自由きままを愛する義父は、勝手にトイレへ立ったり、車椅子に座っていたり、
スタッフの注意を聞かない為、今はセンサーを付けられているそうです。

が・・・
センサーがあっても勝手に動くらしく、
家族は同意書を書かされ、「縛り付けられるのも目前」・・・との事。

夫と義妹は、「治るものも治らないがや」とため息を付きますが、
そもそもこの世代になると、人の言う事を聞かないし、
そんなつもりは無いとしても、約束事を忘れてしまう。
そして、義父の場合は「看護師さんにシモのお世話をしてもらう」
のに抵抗がある様で、ブツブツ言っているとか。

   要するに自分の現状を分かっていないんですよね・・・
   無自覚


 あと1ヶ月の間に、どれくらい回復するのか・・・。
退院後は、どうするのか・・・。

本人がどう考えているのか・・・も大事ですが、
無自覚の人の希望には、なかなか沿いきれるものではありません。

今週は、リハビリの先生のご意見を踏まえながら、
本人と夫と義妹の4人で面談をしてくるそうです。


   妖怪M子(義妹)の
   「施設にする? 山川(我が家の市)にする?」
   ・・・が繰り広げられるのかな?

夫の可愛い妹であろうと、私にとっては「妖怪」よ
「妖怪」以外の何者でも無いわ



 退院まで、残り1ヶ月。
考え考え、あっちへこっちへ。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

義母:履歴と実態

2023-11-27 07:57:29 | 高齢の親
18年前に鬱を発症(引きこもり生活18年)
・外に出られない → 窓やカーテンを閉め切る。
・通院 → 処方薬飲まずにこっそり捨てる生活 → 自分は正常で自分以外が異常という認識 → 引きこもり。
・妄想 → 覗かれる・盗聴されている・警察が私を捕まえに来る・誰かがピストルで自殺した(焼身自殺をした)。
・感情のコントロール不能 → 思う様にならないと(夫に対し)叫び散らし、窓ガラスやテレビを叩き壊す。
・世間体だけは異常に気にする → 家族以外と会わず、嫁や婿には平常を装う(だがやはり普通では無い)。
・通院拒否していたため診断された訳では無いが、統合失調症だと思われる。
・目が見えなくなる→眼科で糖尿病発覚→糖尿病入院&眼科入院 → 拒絶 → 馴れ → 18年ぶりに外出可能に。

最近の様子
<日常生活>・・・自宅での生活をそのまま移行
・万年床。(家族が居ないときは寝室に食事を持ち込む)
・一日中テレビを付けてウツラウツラしたり、布団に入って眠っている。
・「何かをしよう」という言動がほぼ無く、何もしないことを好む。

<身体機能>
・歩行 → 足元がおぼつかず杖を利用。脇に手を添えるなど介助が必要。(歩行可能距離片道150mが限界)
・身体のバランスを崩して転倒することがある。
・排尿排便 → オムツ使用。時々トイレ周辺に失禁跡。
・PETボトルの蓋が開けられない。
・何度も同じ事を聞く。 今さっきしていた話しを覚えていない。 
・気持ちの浮き沈みが激しい時がある。(少し前に癇癪を起こしていても、コロッと忘れてご機嫌・・・など)
・認知力や体力が落ちてパワーが無くなったため、統合失調症による暴力的な事や癇癪は激減している。
・食事の摂取量は、3.・4才程度。

<視力の問題>
・目が見えなくなる → 恐怖 → 長年拒否していたが病院へ(白内障の治療を受けるつもりで) → 糖尿病発覚。
・白内障手術。(眼球の土台が軟弱な為、右目しか出来ず)
・視力は右目のみ0.1程度は見えるが、左目は見えない。

<自立した生活が不可能>
・自室でテレビを観ながらうつらうつらしたり、布団に入って眠るなどして1日を過す。
・鬱、引きこもり、高齢・・・と年月を重ねる内に家事全般をしなくなり、生活全般を夫に頼る(やらせる)。
・夫は高齢や持病で疲れ、妻に目を治療させて自立させようと眼科受診を勧めたが回復しても取り組む事は無く、全て誰かを頼る。
・全てを他者に頼り、決断や判断が一切出来ない。(例:夫が倒れて動けなくても救急車を一昼夜呼べない→実娘が呼ぶ)
・夫が退院してきたら、また自分の世話をして貰おうと考えていた。(回復の見込みが薄いことを少しは理解?)
・「〇〇にXXをやって貰おう」といった事ばかり口にし、自らが何かをしたり請け負うという発想は全く無い。
・「自宅で一人でやっていける」と主張するが、恒に誰かを頼ることしか考えておらず、
 娘を退職させて自分の世話に従事させようとしたり、夫の妹に世話を為て貰う事が前提で、自力で何とかする気は一切無い。
・他人の前では「出来る!」「やれる!」とやる気を見せるが、実際に取り掛かかると10分が限界で倒れ込んでしまう。
・自宅や個室は掃除が出来ておらず、部屋はゴミや食べ掛けた物が散乱し悪臭 → 暗くなるとネズミ?が走る(実娘の話)。

<トイレに異物を流す>
・数年前から、トイレにタオルや生ゴミ、焼きそばの袋などを流す様に → 詰まって何度も修理。
 (本人は関与を否定するが、実姉が玉ねぎの皮や切りカスを流すのを目撃している)

嫁の解釈と想い(統合失調症と糖尿病を併せ持つ人との同居に戸惑い)
・基本的には、臆病・淋しがり屋・甘えん坊の可愛いお婆ちゃんだが・・・。
・脳が幼児レベルになっている。(自己中心的でありつつ,か弱い)
・18年の引きこもり生活により、体力や生活力など全ての機能を失ったと感じられる。
・介護認定の時「出来ます」「やれます」と応えていた様なので、何もしない(させない)現状を打開して欲しいが、
 嫁がいきなり働きかけるにはハードルが高すぎる。
・「実際は出来る」のか「実は出来ない」のか判断しきれないが、身体的にも精神的にも無理だと見受けられる。
 家事や趣味など、何かに挑戦及び取り組む気力・体力・根気などは皆無。
・現在はこちらでの生活環境に慣れて貰う事を優先している為、自宅での生活パターンをそのまま移行しているが、
 万年床や寝室への食事の持ち込みを含め、寝て暮らすのではなく「人間らしい生活をしてくれたら」といった願いがある。
(デイサービスなどの利用を含め、日常生活のあり方についてアドバイスやご指導を頂きたい)
・何もせずにテレビを見てウツラウツラする生活は、見ているだけで私自身が恐怖と危機を感じる。
・歩行訓練(往復300メートルの散歩)に関しては、時間のある日は継続していきたい。
・小4(発達障害)と小2の男児2名の世話や仕事に忙しく、満足に気を回したり世話が出来ない。

結構酷い事を書いていますが、これが義母の真実の姿で、
こちらの資料を介護認定員さんに提出しました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

義母:再認定を受けました

2023-11-26 06:09:34 | 高齢の親
 11/24(金)~11/26(日)は、次男のお友達家族とキャンプに行く予定でした。

丁度一ヶ月前、義母との同居が始まり、
お友達家族に謝って、泣く泣くキャンセルしたのですが、
キャンプに行くはずだったこの日、義妹は、
「家族揃っての旅行は多分最期だろうから~」「お金払っちゃったから~」と、
ユニバーサルスタジオへ行きました

   冷たい雨でも降れば良いのに (←心の中のささやかな呪い)


 義母は現在、「要支援2」。
キャンプを決行するために、ショートステイの利用も考えましたが、
支援だと実費だったり、住民票をこちらに移していない場合は、
色々と面倒があった為、今回は断念しました。


 そして先日、こちらの市で再認定を受けました。
(とは言っても、面談はこちらの担当が行い、判定は住民票のある市が行うそうですが

再認定については、
義実家の居住地の包括さんが相談に乗って下さり、
「そんな状態で要支援2?」・・・と理解を示して下さって、
『夫が倒れて動けないのに、一昼夜救急車を呼べなかった。大問題!』
・・・と、異議申し立ての書類を書いて下さったそうで・・・。

今回は義妹が調査訪問に同席することは無く、こちらで準備する事が出来たので、
「引きこもり期間18年の様子」を包み隠すこと無く書き出しました。

そして、
一日中何もせずにTVを見てウトウトしたり、布団に入って眠る生活に対して、
家族の危機感を伝え、アドバイスや指導を求めていることなどを文章にしました。
 
  さて、認定結果はどうなることやら

数ヶ月先、半年先、一年先、三年先・・・
この先の事を考え、やることが一杯です



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謎の自信に満ちている:義妹

2023-11-26 05:35:41 | 高齢の親
 嫁ぎ先のルーツや義両親の人柄を知るには、
居ないより居てくれた方が良い存在・・・の義妹。

でも、その思考・言い分・価値観には、唖然としたりドン引きする事が多々あり、
「否、やっぱり居てくれなくても良いかな?」と思うこの頃・・・

 義妹は民生委員(子供部門)をしていることもあり、絶対的な自信の持ち主で、
謎な意見や主張を、堂々と突き通して来るので、
「私がおかしい?」・・・とたじろぎますが、冷静になればなるほど、
「やっぱり思考が謎だし、義妹の言い分は道理が通らない」と感じています。


 事例は色々ありますが、例えば・・・

①、「ウチでは(親を)預かれない」・・・と。

   何で?
   
家は大きいく、庭も広大、とても静かな環境。
夫:三男。
本人:パート
長男:成人。
次男:大学生。
三男:高3(大手企業内定)。

   
   もう子育ても一段落しているし、住環境も申し分無いのに・・・

とにかく、「ウチは無理だから」と、
まるで「既に要介護の人が住んでいる」かの様に、断って来ます。   


②、「介護は他人だから出来るけど、親は身内に対してだと甘えが出る」・・・と。

   まぁそうでしょうけれど、「自分の親」でしょ?
   私の親じゃないんですけど?
   自分の親を何とか説き伏せるのが子の役目じゃないの?

とにかく、「私では無い人が、我が家では無い所で看るべき」と、
「それが何よりも懸命な選択」・・・という勢いで主張して来ます。


③、「お婆さんが好きな時に好きな物を飲食できる様に、
   部屋に冷蔵庫と電子レンジを置いてやって」・・・と。

   は?
   そんなの仲間外れ扱いみたいじゃない?
   どういう事?
   そもそも寝室を兼ねた和室に、冷蔵庫と電子レンジって、何?
   寝室で飲食って、どういう事?
   食事は普通、ダイニングでするものじゃないの?
   健常者でもこぼしたり汚したりするのに、そういう心配は無いの?
   そもそも和室に食べ物をこぼして、原状回復が可能なの?
   ゴキブリの住処になろうが、知った凝っちゃ無い・・・って事?

結局、義妹がサッサと電気ポットを購入してきて設置した為、
義母は日中、お茶を飲んだりカップラーメンを食べたり、
私が仕事に出る朝に準備した昼食を、部屋へ持ち込んで食べている様ですが、 
食事だけはどうしても止めて貰いたく、断るタイミングを窺っています。
(パニックを起こして「帰る」と言い出すと困るので、なかなか言えない

冷蔵庫と電子レンジは、
義妹から「安いの買ってあげて」と言われましたが、
意にそぐわないため放置し、今に至ります。


④、義父の退院を見据えて、
  「この先どうするか、
   施設に行くか山川市(我が家)に行くか、お爺さんに聞いてくる」・・・と。

   要介護の人を、もう1人送り込んで来るって事?
   何の相談も無く?
   それって誰の権限?
   あなたのやっている事は普通な訳?

管理される事を嫌う義父は、入院生活に強い拒否感を持っているので、
施設を選択することはあり得ません。
希望としては自宅に帰って「今まで通りの生活」を望んでいる義父ですが、それは無理。
そうすると「我が家一択」になります。



 
 私は困っている高齢者を排除するつもりは、全くありません。
「最期の年月を穏やか過して欲しい」というのが一番の願いで、
出来る限りの事はしてあげたいと思っています。

ですが、要介助者と要介護者の2人は、いくら何でも無理です

義母が増えたことで、
子供達は、親の手が回らないのをいいことに勝手に振る舞う傾向が強くなり、
統制できずに子育てがグチャグチャですし。

食事だって、もう1人分好みを考慮してあげないといけないし。
自分ひとりの時は適当に済ませていた昼食も、
義母だけで無くもう1人増えたら、もっと本気にならないといけないし。

その上、トイレや入浴の介助が必要な義父まで送り込んで来るって、どういう事?

住環境も、
問答無用で2人を6畳一間に押し込めたとしても、
人口密度が高くなったらはじき出されて、居間が要介護者の居場所になり、
「子供が勉強したり遊んだりする場所」であり、「私達の居場所」が、
無くなってしまうのが眼に見えます。

もう、考えるだけで、しんどくて、辛くて、何も手に付かなくなっちゃうんですけど?
これって、ウチの家族はどうなったって良い・・・って事だよね?


 もう本当に追い詰められて、苦しくて苦しくて・・・。
なのに、何の躊躇も相談も無く、当然の事かの様に、ゴリゴリと推し進めて来る義妹・・・。

   こんな人が民生委員・・・って、正気? 
   怖いわ (←心の声) 
   

たまり兼ねて夫に
「Mちゃんこんな事を言っているけれど、無理だから」
「自分は無理無理ばっかり言っているくせに、よく人に言うよね?」
「どちらか1人はMちゃんが受け入れて!・・・と伝えるわ」
・・・と言うと、
「角が立つから止めな」・・・と夫

   そうだよね。夫。
   君は「長男だから」と擦り込まれて生きてきた。
   そして、義妹や義妹の嫁ぎ先の手前
   「立派なお兄さん」「頼れるご子息」でありたいという見栄がある。
   嫁を黙らせるのが一番楽だよね?


 もう、周りは敵だらけよ

だけど、私が周囲の人に現状を話す限り、
「自分の親なのに、どうしてM子さんは一切受け入れないの?」
「親も娘の方が嬉しいよね?」
「娘さん、実家の近所に住んでいるんでしょ?」
「子供も大きくなって、子育ても一段落しているのに?」
・・・と、私とそんなに仲良く無い人までが、全員疑問を口にします。

そうなのです。
マインドコントロールじゃないですが、
おかしな事を、「唯一無二の正論」と主張し、
堂々と推し進め、相手を飲み込んでいく
・・・という。

まるで、鬼舞辻無惨が姿を変えたの手の様な。
有無を言わさず、「自らに」取込んでいく・・・、そんな妖怪的な感じ。


 ①~④以外にも、まだ色々と事例はあるのです、追々書き加えて行こうかな。

 次回は、私なりの試行錯誤と反撃について書きたいと思います。

   
   

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

義母:3日目にしてゴネる

2023-11-25 05:48:06 | 高齢の親
 同居(チョイ介助)が始まり、丁度一ヶ月が経過しました。
やっとお互いのペースが分かるようになり、それぞれ落着いて過ごせるようになりましたが、
同居3日目にして、義母が「●●(自分の家)に帰る」と言い出し、
早速私のメンタルがやられました

だって相手は鬱(統合失調症)で、妄想や思い込みの中で18年生きてきた人ですから。
もう「ヤバイの一言。

今でこそ、「あぁ鬱の闇を脱したんだ」と理解していますが、
少し前までは、思う様にならないと暴れるとか、「自殺する」とか、
そんな事が普通にあった人なので。


 でもまぁ、ゴネるのは想定内でした。

そもそも「引きこもり」の人が、ホイホイと今までの環境を棄てる訳は無く、
渋りに渋って、やっとの想いで来た訳ですから。

夫が私に「婆さん、●●に帰るって言い出した」・・・と言ってきた時点で、
あ~来た来た。
原因は私ね。
私が相手をしないから。 ・・・と。


 そうなのです。

同居は義父が入院した事により、本当に「突然」で、
受け入れる環境も、心構えも無いままで、
とにかく義母を不安にさせない様に・・・と、
「歓迎していますよ」という姿勢で受け入れた訳ですが、
私も家事をしないといけないし、小4の発達障害児と小2のやんちゃ坊主の世話もあり、
仕事も3週間前に始めたばかりだし、今後の事も考えないといけないし、
教師じゃ無いけど、「日案、週案、月案」といった予定や反省、
食事のメニューに、捌かないといけない雑用・・・。

もう、頭の中がグチャグチャで、じっくり考える時間と環境が必要な中、
私が日中過している居間で、義母が大音量でTVを付けて見ている・・・という

そんな中では頭が働かず、寧ろ頭がおかしくなりそうで、
ペンとメモを手に2階に移動し、「頭の整理」をしていたのですが、
それが義母にとっては、
「私を避けている」「私を邪魔にしている」「菫さんの機嫌を損ねた」・・・となり、
「帰る~~~」と。

   義母もオロオロでしょうけれど、私もオロオロよ
   めんどくせ~~~ (←心の声)


居間で寛いでくれるのは良いのよ。
TVも義母の部屋に大きいの設置してあげたけれど、
居間で視たいのなら見てくれて、全然構わない。
好きな様に、機嫌良く過してくれれば、私はそれで万々歳

   だけど、変な妄想や思い込みは、勘弁して
   頼むから
   お願いですから


その後、義妹が我が家に一晩泊まり込み、義母を説き伏せて落着いたのですが、
腫れ物に触るかのようなスタートで先が見えず、あの時の私はかなりの緊張していました。

   だって、鬱(統合失調症)で大変だった時を知っているから~


 お陰様で、現在は落着いています。

どこまでも「M子M子」と義妹の話ばかりしていましたが、それも激減しました。
だからと言って「菫さん菫さん」と言う訳では無いですが、
いずれにしても、離れて関わりが無くなり、「用が無くなる」と、
「その対象であった人も徐々にどうでも良くなって(忘れて)行くんだろうな」・・・と、
義母を観察しながらぼんやり「老い」と言うモノを考えてみたり。

そして、
「Mちゃん、良いの? 自分の大切な親を看なくて?」
・・・と、思ってみたり


 そう。
次回は義妹について書きたいと思います。
「は?」・・・な事が多すぎて、
義両親よりも、義妹(小姑)に追い詰められている私です


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

義母:元の世界へ戻りつつある

2023-11-12 06:42:34 | 高齢の親
 そうなのです。
18年引きこもりだった義母が、外出可能になったのです

きっかけは(糖尿病での)入院。

細かく言えば、目が見えなくなり「地元の眼科」へ。
眼科で目の検査から糖尿病が分かり「総合病院」へ。
そして糖尿病(内分泌科)で約2週間の入院。
その後、その総合病院の眼科で短期入院を2回。
そして通院。

家族にとっても青天の霹靂でしたが、
医者から突然「入院!」と言われ、どんどん手続きが進み、
本人の意思など尊重される間も無く、あれよあれよと家から出なくてはならない事態になり、
医師や看護師さんとの関わりや、通院帰りの買物、食事・・・。

そうやって外の世界に触れる内に、外の世界への恐怖が薄れ、
外の世界を「楽しめるようになった」という・・・。

後は、高齢になり脳が萎縮してきたというか、認知力が下がった為、
嫌な事や、あれだけ拘っていたことや怒っていたことも、
すっかり忘れたのか? 瞬間的に忘れているのか? それともどうでも良くなったのか?
統合失調症で妄想に励んでいた過去や、感情のコントロールが出来ず暴れていた過去が嘘かのように、
少しずつ穏やかに・・・というか、我儘で無邪気な幼子の様になっていき・・・。

 とは言え、
通院開始の頃は酷かったんですよ?
義妹が迎えに行っても「病院へは行かない!」「私は行かない!」と出て来なかったし。
時間になってもパジャマのままで、ベットに潜り込み、完全に拒否体勢で。

まぁ、義妹もそれを見越してFさん(義父の妹)に来て貰っていて、
(多少遠慮がある)Fさんの説得によって何とか連れ出し・・・という、
大変な時期を乗り越えて・・・の「今」なのですが。

 今では、通院帰りの食事や買物を楽しみ、
「もうさ、あれだけ振り回しておいて、
『出掛けたくないなんて言ってないよ?』・・・って平然と言い出しそうだよ。」
「まぁ今も言っている事がコロッ変わり、振り回されてばかりだけどね。
 さっき怒っていたのに、5分後に忘れていたり。
 あれだけ楽しみにしていたのに、全く覚えてなかったり。」
・・・という義妹の話を聞いていると、
入院というきっかけと、外出という刺激と、認知力の低下によって、
元の世界に戻って来つつある印象です。

 こう言ってはナンですが、
年老いるって、幸せな事かもしれません。
認知症も然り。

まさかこんなきっかけで闇から抜け出すとは思いもよりませんでしたが、
私が願っていた「穏やかな晩年」になりつつあることは、本当に嬉しい限りです。
失った18年を取り戻すことは出来ないかもしれませんが、
「終わり善ければ全て善し」となる人生であって欲しいと願います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

車椅子はどこに?

2023-11-12 05:35:30 | 高齢の親
 足元のおぼつかない人をどうやって外に連れ出すか?
そろそろしっかり考えなくてはなりません。

・シルバーカー(お婆ちゃんの手押し車みたいな)
・歩行車(歩行困難者が寄りかかって歩くリハビリ的な車)
・車椅子(座らせて自力で走行or介助者が走行)

他にもあるかもしれませんが、ベタなアイテムはこんなところかな。

 色々考えつつ・・・ですが、
日用品の買物など、家族や介助者のペースで動くにはやはり車椅子が必要です。

だけど、車椅子のあるスーパー・・・知ってます?
私はイオンくらいしか思い浮かばなくて・・・。

車椅子が置いてあるとか無いとか、今まで一切関心が無かったので、
近所のスーパーに設置されているのどうか、一切知らない。
ネットで「〇〇スーパー 車椅子」で検索しても出て来ない。
みんな興味無いんですね・・・。
私も無かった。

長年引きこもりだった義母ですが、やっと外出が可能な状態になったわけですし、
少しずつ刺激を与えてあげたいんですよね・・・。

利用するスーパーに車椅子はあるか?
・・・行った時にしっかりチェックしておかないとね!

観光地などを含め、
「車椅子を探す」というゲームを生活に追加


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

義母の現状、蓋を開けたら・・・

2023-11-06 08:48:35 | 高齢の親
 夏に介護認定を受けた義母。
7段階中、軽度から数えて2番目の「要支援2」でしたが・・・

高齢夫婦が揃うと、
良い格好をしたいのか、二人三脚で怖い物ナシなのか、
色々とおぼつかないのに「出来ます」「やれます」と言ってしまう傾向が強いとか。

認定の日、義両親もそんな感じで振る舞い、夫と義妹は認定通知を見てガックリ。
まぁ、自分たちで何とかやっているのであれば、
「要支援2」と判断されるのも理解出来ます。

が・・・、
義母に於いては「まさかこんなに何にも出来ないとは・・・」という現状で、
私もビックリしているところです。

何が?って、
一日中、大音量でテレビを見てウツラウツラしたり、眠ったり、
そんな生活をしているんですよ。 一日中よ?

   76にして「老衰?」・・・って

 そもそも、鬱(統合失調)で引きこもりになり、
鬱だから日常生活もままならず、
ままならない状態なので部屋から出ず、
部屋から出ないので歩かず、
歩かないので歩けなくなり。

近年は目が見えなくなり、
目が見えないので家事をせず夫(義父)に全て頼り、
糖尿病の影響で片目しか白内障の手術が出来なかったとはいえ、
視力が少し戻ったのに、それでも家事をすることは無く夫(義父)を頼り続け。

   義母、本当に何にも出来ないの

「何にも出来ない」とは聞いていましたが、
「何にもやらせてないだけでしょ?」と私は冷ややかに思っていて、
でも、やらせていなかった為、「すっかりやれなくなってしまった」という状態で。

   もうね、何もかもが本気でヤバイ
   これ、要支援2レベルじゃないよ

ただ、救いなのは、
ご飯を自分で食べたり、着替えや紙パンツを自分で着脱&管理が出来たり、
トイレや入浴も自分で出来たり、そういう最低限の事は自分で出来るから、
それだけは有難いのですが・・・。

 後はね、
脳がもう完全に「幼子」よ。
認知症というより、思考が幼稚で3才児並。

そして目の前を通った蝶々を追いかける始める幼児の様に、
それまでやっていたことや話していたことを直ぐに忘れる。
・・・らしい。(義妹より)

実感的には、
世の中について責任を持って教えていく必要が無い「大きな子供」を保護している感じ
子供?・・・いや・・・コレって「人間」らしい生活なのかな?
何をするわけでも無く、テレビを見て、食べて飲んでウツラウツラ・・・って

   怖いわ こんな生活 

でもまずはこちらでの生活や環境に慣れる(馴れさせる)のが重要。
一気に色んな事を始めるのは、義母だけで無く、私も無理だから。
さて、どうしていこうか・・・。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

突然始まった義母との同居

2023-11-04 05:58:11 | 高齢の親
 義母との同居が始まりましたが、
「同居が始まった」と認識しているのは健常な家族だけで、
義母本人は「仮住まい」だと思っています。

同居のきっかけは、義父の入院でした。

10/23
義父は咳き込んだ事により一瞬意識が遠のいたか、体勢を崩したか・・・で、転倒し、
その時は立ち上がって動けたそうですが、
しばらくしたら横になったまま立ち上がれなくなったらしく・・・。

その日のうちに、娘(義妹)に電話があったそうですが、夫婦二人そろって
「救急車?イイイイそんな必要ない
「痛く無いし。 立ち上がれないけど痛くないから大丈夫」と、拒否。

そして10/24 7:30頃、
「(あれから一晩経ったが)やっぱり起き上がれない」
「救急車? 呼ばなくて良いって・・・と。

だけど、義父は体重90㎏で、義妹が何とか出来る問題じゃない。
そして7:50頃、義妹から私に
「今から実家に行って救急車を呼ぶからお兄ちゃんに連絡してくれる?」・・・と。

私はこれから仕事場に入るところで、
勤務中は携帯とか私物を持ち込めない職場で、しかも夫は携帯を見ない人だし、
「会社に連絡出来るとしたらお昼休みかも」と返事をしました。

その後、少し手が空いた時にリーダーに許可を得て夫の会社に連絡。
夫は即、義妹に連絡をとり、搬送先の病院へ向かいました。
(夫には、会社の連絡先を義妹に知らせておくよう言いました

   義父・・・そのまま検査&入院。
   義母をどうするか・・・。
   話し合いと長時間の説得をし、我が家に連れ帰った長男(夫)。

ま、「いつかは・・・」と覚悟はしていましたので動揺はありませんでしたが、
それでもさすがにパニックで・・・。
だって、ただの高齢者じゃなく、
統合失調症(18年の引き籠り生活)&糖尿病患者な訳で、
「どうするの?・・・という

しかも、私(他人)の前ではイイ恰好をする人なので、
義母の健康状態や精神状態を実質的に把握しきれていませんでしたし、
そもそも他人同士なので、
距離感が分からない。
何が琴線に触れるか分からない

   もう、ビクビクよ

だって、感情のコントロールが出来ず、
泣き叫んだり家電破壊をしていた過去を知っているから。

だけど幸い、私には「覚悟」が出来ていた。
気持ちよく受け入れる事は出来なくても、「覚悟」はある。

   「覚悟」って大事だよね。
   「覚悟」があるから、自分が崩壊しなくて済む。
   「限界」が来たら、「その時はその時」・・・という「居直る覚悟」も必須。

そんな感じで同居が始まりました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする