我が家の裏は、急勾配の土手。
急勾配の土手のくせに、逞しい木やツタが生えている。
この土手は、足場が悪く、人が立ち入るのは、ちょっと困難なところ。
でも、ちょっと前までは、子供達が頻繁に探検をしていました。
ところが、土手を登りきった所に、とある施設があって、
その施設から警察に、
「子供が入って来て困る」…と通報があったそうで、
地元の警察署から自治会に、立ち入らない様…御達しがありました。
それ以来、
子供の作った“獣道”の入口には、「立入禁止」の看板が立ち、
さすがに、誰も入って行かなくなりました。
(ついでに、我が家の裏にも来なくなりました)
まぁ、子供の安全の為にも
「立入禁止」になったのは、良い事でした。
だって、ココに住んで丸3年…。
偶然だったけど2回も“マムシ”を見た事がありますし、
あの“スズメバチ”の巣だって、ありましたから。
でも、子供って冒険心でいっぱいで、
何度注意しても「大丈夫だよ♪」でスルーだし、
私も、毎回“小煩いオバサン”するのもしんどいし、
痛い目に遭わないと分からないだろうな…と思って、
最終的には、そのままにしていました。
今年…
我が家の裏の土手からは、ブンブンと不気味な音が鳴り響いていました。
そして、その音の中心からは、スズメバチが行ったり来たり…。
正直、怖いけれど、
駆除をしたり、プロに頼んだりするほどの被害も無いし…
と、そのままにしておいたら、
先日、家の裏から、ガサゴソ・ワイワイ、人の気配がしました。
窓から覗くと、おじいちゃんが二人。
「あったか?」「うんあった。」「ここだったか~。」…って。
私もこの際、ガラッと窓を開けて、唐突に聞いてみました。
「スズメバチの巣ですか?」
「うん。巣があるって知ってた?」
「はい。気付いてはいましたが…。業者の方ですか?」
「いや、趣味でね。
この団地の向こうの池から、ず~~っと追い掛けてきたら、
ここにたどり着いて…。 結構(距離)あったなぁ。」
「え? コヨリの付いた鶏肉でも食べさせて、追って来たんですか?」
「いや、はちみつを薄めたやつで、追って来たんだけどね」
「へぇ~~~。(興味深々)」
「明日は日曜日で、子供がいるから、月曜日に捕りに来ますわ」
「え~捕って貰えるんですか? 助かります~。」
そして、今日、
先日のおじいちゃん二人が、スズメバチの巣を捕りに来てくれました。
こちらが捕ったスズメバチの巣。(7.8層くらい…は、ありました)

生け捕りにしたスズメバチの入った籠。

…おじいちゃん達…、一体何者?
“蜂の子(この場合「スズメバチの子」だけど)”は、「炒って食べる」そうで、
“生け捕りのスズメバチ”は、「焼酎漬けにする」そうです。
いや~~~。
凄い人たちに、凄いものを見せて貰い、
聞いた事のない、食文化を教えて貰いました。 かんどー
普通の蜂の子(「ヘボ」とも言う)は、確かに美味しい。
高価だし、なかなか手に入らないし、
人生で数回しか食べた事無いけど、本当に美味しい。
(特に生食は最高!)
でも、スズメバチの子…って…
。
おじいちゃん達には、
ペットボトルのお茶とミカンとおまんじゅうを用意していたので、
袋に入れて渡したら、とても喜んで下さいました。
「駆除して貰いウチも助かりました。有難うございました。」
なんだか、とっても楽しい出会いでした
。
急勾配の土手のくせに、逞しい木やツタが生えている。
この土手は、足場が悪く、人が立ち入るのは、ちょっと困難なところ。
でも、ちょっと前までは、子供達が頻繁に探検をしていました。
ところが、土手を登りきった所に、とある施設があって、
その施設から警察に、
「子供が入って来て困る」…と通報があったそうで、
地元の警察署から自治会に、立ち入らない様…御達しがありました。
それ以来、
子供の作った“獣道”の入口には、「立入禁止」の看板が立ち、
さすがに、誰も入って行かなくなりました。
(ついでに、我が家の裏にも来なくなりました)
まぁ、子供の安全の為にも
「立入禁止」になったのは、良い事でした。
だって、ココに住んで丸3年…。
偶然だったけど2回も“マムシ”を見た事がありますし、
あの“スズメバチ”の巣だって、ありましたから。
でも、子供って冒険心でいっぱいで、
何度注意しても「大丈夫だよ♪」でスルーだし、
私も、毎回“小煩いオバサン”するのもしんどいし、
痛い目に遭わないと分からないだろうな…と思って、
最終的には、そのままにしていました。
今年…
我が家の裏の土手からは、ブンブンと不気味な音が鳴り響いていました。
そして、その音の中心からは、スズメバチが行ったり来たり…。
正直、怖いけれど、
駆除をしたり、プロに頼んだりするほどの被害も無いし…
と、そのままにしておいたら、
先日、家の裏から、ガサゴソ・ワイワイ、人の気配がしました。
窓から覗くと、おじいちゃんが二人。
「あったか?」「うんあった。」「ここだったか~。」…って。
私もこの際、ガラッと窓を開けて、唐突に聞いてみました。
「スズメバチの巣ですか?」
「うん。巣があるって知ってた?」
「はい。気付いてはいましたが…。業者の方ですか?」
「いや、趣味でね。
この団地の向こうの池から、ず~~っと追い掛けてきたら、
ここにたどり着いて…。 結構(距離)あったなぁ。」
「え? コヨリの付いた鶏肉でも食べさせて、追って来たんですか?」
「いや、はちみつを薄めたやつで、追って来たんだけどね」
「へぇ~~~。(興味深々)」
「明日は日曜日で、子供がいるから、月曜日に捕りに来ますわ」
「え~捕って貰えるんですか? 助かります~。」
そして、今日、
先日のおじいちゃん二人が、スズメバチの巣を捕りに来てくれました。
こちらが捕ったスズメバチの巣。(7.8層くらい…は、ありました)

生け捕りにしたスズメバチの入った籠。

…おじいちゃん達…、一体何者?

“蜂の子(この場合「スズメバチの子」だけど)”は、「炒って食べる」そうで、
“生け捕りのスズメバチ”は、「焼酎漬けにする」そうです。
いや~~~。
凄い人たちに、凄いものを見せて貰い、
聞いた事のない、食文化を教えて貰いました。 かんどー

普通の蜂の子(「ヘボ」とも言う)は、確かに美味しい。
高価だし、なかなか手に入らないし、
人生で数回しか食べた事無いけど、本当に美味しい。
(特に生食は最高!)
でも、スズメバチの子…って…

おじいちゃん達には、
ペットボトルのお茶とミカンとおまんじゅうを用意していたので、
袋に入れて渡したら、とても喜んで下さいました。
「駆除して貰いウチも助かりました。有難うございました。」
なんだか、とっても楽しい出会いでした
