先日、
小学校で「マッチ売りの少女」の紙芝居の読み聞かせをしてきました。
12月は、やっぱり「マッチ売り・・・」ですよね。
多忙な中、幸福の中、大人も子供も、一度立ち止まって考えさせられる話・・・。
誰もが知っている物語ですが、
知っている話だからこそ、興味を持って聞いてくれる傾向もあります。
安心して聞けるからでしょうね。
あ、でも「マッチ売り・・・」知らない子もいるんですよね。
現代は、日々の忙しさで、本を読んでやれない家庭も多いのだと思います。
子供は子供で、寸暇を惜しんでゲームをしたいですし、
互いの時間調整が出来ず、最低限のことで精一杯・・・な感じで。
どの子も、何かを感じてくれていたら嬉しいな。
さて、マッチ売りの世界はXmasでしたが、
我が家もささやかなXmasの準備をしました。
12/24は、予約してあったケーキを引き取りに行きつつ、買物へ。
長男は療育。次男は買物に同行。
この日は次男だけでしたが、子連れの買物って、大変なのよね・・・。
長男と次男が揃うと、走るわ・喧嘩するわ・我が儘言うわ、本当に嫌。(ウチだけ?)
そんな事を思いながら、
郵便局やガソリンスタンドへ寄りつつ、イオンに到着。
子供の自転車を修理に出し、食材を買い、時間潰しで店内をウロウロしていたのですが、
この日は偶然なのか、妙に高齢者が多くて、歩くのが精一杯な人も何人か見掛けました。
同じ高齢者でも、夫婦や友達と出歩いているなら私も気になりませんが、
お一人でヨタヨタ歩いているおじいちゃん・・・割と多いんですよね。
大丈夫かな・・・と思いつつ、(ジロジロ見ては失礼ですが)つい目で追ってしまいます。
冬休みのイオンは子供連れで溢れているかと思いきや、
この日は、子供なんてほんの少しで、本当に高齢者ばっかりだったのですよ。
20.30日(お客様感謝デー)は、こんな客層ではないので、
もしかしたらXmasという行事が、高齢者の心を灯したのかな・・・。
そういう心理だとしたら、私も同じ様なものなので、凄くよく分かります。
イオンの次はケーキ屋へ。
そのケーキ屋の駐車場が満車だったので、隣のスーパーへ車を停めさせてもらい、
そのスーパーでも買物・・・。(次男:「また買物?」と怒り出す)
行くんだよ! 買物!
アンタを車に残していったら、間違いなく悪戯するでしょーが!
予定外の「はしごスーパー」でしたが、
入ったら入ったで、なんだかんだと買ってしまい、反省しながら袋詰め。
店内のサンタに貰ったペコちゃんの飴を手に「あのサンタは偽物だよ~」と
可愛げの無い事を言っている次男の手を引き、店を出ようとしたら、
「転倒したおじいさん」と「手を引っ張る若い女性の店員さん」の姿が・・・。
高齢者は健常者と違って、手を引っ張っても立ち上がれない。
不妊治療に通っていた神戸(三ノ宮)のバス停で、私も同じ事をした。
あの時、
通りかかった紺色の作業着を着た男の人が、おじいさんの背後から両腕を抱え、
立ち上がらせた後、おじいさんに「大丈夫?」と確認し、
私と顔を合わせる間も無く、サッとどこか仕事へ戻ってしまった。
多くの人が行き交う三ノ宮で、
あの人ひとりだけが、おじいさんに手を貸してくれた。
あの時の、ガッカリしたような悲しい気持ちと、有難かった気持ちは、
今でも忘れられないし、今でも紺色の作業服の男性にお礼が言いたいです。
目の前の光景を見ながら、色んな事を思い出しました。
その間、買物客(ほぼ高齢者)が出口に集まっては「転倒しちゃったのぉ」と囁き、
一通りの様子を眺めて出て行ってしまう・・・というパターンが、2度ほど繰り返されました。
転倒したおじいさんは、「大丈夫。うん。うん。」と言っていましたが、
立ち上がれる様子も気配もなく、倒れ込んでいて・・・。
恥ずかしかったり、焦ったり、ショックだったり、
パニック状態の中、必死だったのだと思います。
店員さんもガッチリした男性を含め、数人出て来られましたが、
立ち上がらせるための知識や経験が無いのでしょう。
手を引っ張ろうとしたり、オロオロするばかりでした。
・・・と、なれば・・・、
やるしかないよね?
ガッチリしたおじいさんでしたが、後ろから抱えて立ち上がらせました。
下手をしたら、おじいさんを更に転倒させてしまうかもしれませんし、
自分も腰を痛める事案でしたが、不思議な事に失敗のイメージは無く、
「絶対に出来る」という自信しかありませんでした。
そして、無事成功しました。
その後、「ゆっくりで大丈夫ですよ」と声を掛けながら、
直ぐそこにまで乗ってきていた電動バイク?(三輪車みたいなアレ)に座らせ、
ご自宅に家族はいるか確認し、店員さんに引き渡して帰って来ましたが、
怪我(痛いところ)は無いか・・・の確認も必要だったな~とか、
道中なにかあってはいけないし、
家族に迎えに来て貰う事も含め、もう少し配慮が必要だったかもな~と、
一人反省会をしつつ、転倒した人の起こし方や、立ち上がらせ方を動画で調べました。
そういえば、
転倒した人に手を貸すのは、これで3回目です。
神戸の他に、地元の駅で階段を踏み外して転倒したおじいさんに遭遇しました。
考えてみれば、三人ともおじいちゃん(男性)。
転倒した人に遭遇する確立が高いのか、そうでも無いのか・・・。
どちらにしても、ささやかに手助けられるくらいの知識は、私には必要の様です。
誰もがいつか通る道・・・順番順番・・・ですよね?
小学校で「マッチ売りの少女」の紙芝居の読み聞かせをしてきました。
12月は、やっぱり「マッチ売り・・・」ですよね。
多忙な中、幸福の中、大人も子供も、一度立ち止まって考えさせられる話・・・。
誰もが知っている物語ですが、
知っている話だからこそ、興味を持って聞いてくれる傾向もあります。
安心して聞けるからでしょうね。
あ、でも「マッチ売り・・・」知らない子もいるんですよね。
現代は、日々の忙しさで、本を読んでやれない家庭も多いのだと思います。
子供は子供で、寸暇を惜しんでゲームをしたいですし、
互いの時間調整が出来ず、最低限のことで精一杯・・・な感じで。
どの子も、何かを感じてくれていたら嬉しいな。
さて、マッチ売りの世界はXmasでしたが、
我が家もささやかなXmasの準備をしました。
12/24は、予約してあったケーキを引き取りに行きつつ、買物へ。
長男は療育。次男は買物に同行。
この日は次男だけでしたが、子連れの買物って、大変なのよね・・・。
長男と次男が揃うと、走るわ・喧嘩するわ・我が儘言うわ、本当に嫌。(ウチだけ?)
そんな事を思いながら、
郵便局やガソリンスタンドへ寄りつつ、イオンに到着。
子供の自転車を修理に出し、食材を買い、時間潰しで店内をウロウロしていたのですが、
この日は偶然なのか、妙に高齢者が多くて、歩くのが精一杯な人も何人か見掛けました。
同じ高齢者でも、夫婦や友達と出歩いているなら私も気になりませんが、
お一人でヨタヨタ歩いているおじいちゃん・・・割と多いんですよね。
大丈夫かな・・・と思いつつ、(ジロジロ見ては失礼ですが)つい目で追ってしまいます。
冬休みのイオンは子供連れで溢れているかと思いきや、
この日は、子供なんてほんの少しで、本当に高齢者ばっかりだったのですよ。
20.30日(お客様感謝デー)は、こんな客層ではないので、
もしかしたらXmasという行事が、高齢者の心を灯したのかな・・・。
そういう心理だとしたら、私も同じ様なものなので、凄くよく分かります。
イオンの次はケーキ屋へ。
そのケーキ屋の駐車場が満車だったので、隣のスーパーへ車を停めさせてもらい、
そのスーパーでも買物・・・。(次男:「また買物?」と怒り出す)
行くんだよ! 買物!
アンタを車に残していったら、間違いなく悪戯するでしょーが!
予定外の「はしごスーパー」でしたが、
入ったら入ったで、なんだかんだと買ってしまい、反省しながら袋詰め。
店内のサンタに貰ったペコちゃんの飴を手に「あのサンタは偽物だよ~」と
可愛げの無い事を言っている次男の手を引き、店を出ようとしたら、
「転倒したおじいさん」と「手を引っ張る若い女性の店員さん」の姿が・・・。
高齢者は健常者と違って、手を引っ張っても立ち上がれない。
不妊治療に通っていた神戸(三ノ宮)のバス停で、私も同じ事をした。
あの時、
通りかかった紺色の作業着を着た男の人が、おじいさんの背後から両腕を抱え、
立ち上がらせた後、おじいさんに「大丈夫?」と確認し、
私と顔を合わせる間も無く、サッとどこか仕事へ戻ってしまった。
多くの人が行き交う三ノ宮で、
あの人ひとりだけが、おじいさんに手を貸してくれた。
あの時の、ガッカリしたような悲しい気持ちと、有難かった気持ちは、
今でも忘れられないし、今でも紺色の作業服の男性にお礼が言いたいです。
目の前の光景を見ながら、色んな事を思い出しました。
その間、買物客(ほぼ高齢者)が出口に集まっては「転倒しちゃったのぉ」と囁き、
一通りの様子を眺めて出て行ってしまう・・・というパターンが、2度ほど繰り返されました。
転倒したおじいさんは、「大丈夫。うん。うん。」と言っていましたが、
立ち上がれる様子も気配もなく、倒れ込んでいて・・・。
恥ずかしかったり、焦ったり、ショックだったり、
パニック状態の中、必死だったのだと思います。
店員さんもガッチリした男性を含め、数人出て来られましたが、
立ち上がらせるための知識や経験が無いのでしょう。
手を引っ張ろうとしたり、オロオロするばかりでした。
・・・と、なれば・・・、
やるしかないよね?
ガッチリしたおじいさんでしたが、後ろから抱えて立ち上がらせました。
下手をしたら、おじいさんを更に転倒させてしまうかもしれませんし、
自分も腰を痛める事案でしたが、不思議な事に失敗のイメージは無く、
「絶対に出来る」という自信しかありませんでした。
そして、無事成功しました。
その後、「ゆっくりで大丈夫ですよ」と声を掛けながら、
直ぐそこにまで乗ってきていた電動バイク?(三輪車みたいなアレ)に座らせ、
ご自宅に家族はいるか確認し、店員さんに引き渡して帰って来ましたが、
怪我(痛いところ)は無いか・・・の確認も必要だったな~とか、
道中なにかあってはいけないし、
家族に迎えに来て貰う事も含め、もう少し配慮が必要だったかもな~と、
一人反省会をしつつ、転倒した人の起こし方や、立ち上がらせ方を動画で調べました。
そういえば、
転倒した人に手を貸すのは、これで3回目です。
神戸の他に、地元の駅で階段を踏み外して転倒したおじいさんに遭遇しました。
考えてみれば、三人ともおじいちゃん(男性)。
転倒した人に遭遇する確立が高いのか、そうでも無いのか・・・。
どちらにしても、ささやかに手助けられるくらいの知識は、私には必要の様です。
誰もがいつか通る道・・・順番順番・・・ですよね?