パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

日本列島だった私

2011-04-27 10:32:58 | ちょっと寄り道=独り言=
 東日本大震災から、一か月半ほどが経ちます。

先日の夜、
岩手県のとある町へ支援に入った「山形の友人」が、
現地からメールを送ってくれました。
 
   (・・・・・前略・・・・・)
   外では炊き出しと配給に長蛇の列。
   町はがれきの山と、焼け野原。
   建物の上に船が乗っかっていたり。
   どでかい防波堤が倒れていたり。
   海水の塩臭さと焦げ臭さが入り交じって、気分が滅入るよ。
   微弱な余震はしょっちゅう。

   でもサクラは満開で綺麗。
   海も穏やか。
   なんだかとっても不思議。

テレビを通して、毎日の様に被災地を見ていますが、
360°の被害や、その場の空気や臭いまでは、
なかなか想像が及びません。
穏やかな海とサクラの、被災とは対照的な様子も…。

でも、このメールを読んだ時、
まるでその場に降り立った様な気がしました。


 私は…と言えば、
ずっとブログを書く気にならず…。
何と言うか、身体の一部がダメージを受けた日本列島のごとく、
元気が無くなっていました。

元々私は、結構単純な人間で、
大空を舞うトンビか鷹かハヤブサか…、ああいった鳥を見ると、
「自分も空を飛べるのではないか?」と思ったり、
スパイダーマンを見ると、
「自分も手から糸が出るのではないか?」と手を動かしてみたり、
映画やドラマを見ては、悲鳴を上げたり、…と、
かなり入りこむタイプなので、何かしら影響を受けやすいのです。

でも、あの“さんまさん”も、
「震災から一週間くらいは、(俺)おかしかった」と言っていたので、
私だけに限らず、心理的影響を受けた人は、多いかと思います。


 まぁ、暫く無駄にそんな状態でしたが、
先日、トライアスロンの応援の為、
思い切って石垣島へ行って来ました。

石垣島…
相変わらず海が青くて、珊瑚に囲まれていて、
暖かいし、花粉は飛ばないし、
島の人は、街の人みたいにセカセカアクセクしていないし、
何だか、生き返った気分になりました。


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